環日本海環境協力会議(NEAC)
環日本海環境協力会議 (NEAC)
北東アジアに位置する日本、中国、韓国、モンゴル、ロシアの五カ国の環境専門家による情報交換・政策対話の場として、環境協力の在り方等について議論を深めるために、1992年より開催されてきました。本会議は、何かを決定することよりも、各国の環境情報を共有し、参加者間の相互理解を深め、もって自国の環境政策の推進や、二国間・多国間の公式な協力関係の促進に貢献することを目指しています。
本会議には、五カ国から中央政府の環境担当機関、地方自治体、研究機関等の環境専門家が、またオブザーバーとして国連環境計画(UNEP)、国連開発計画(UNDP)、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)等の国際機関が参加してきました。
[背景]
昭和63年以降、韓国の提案に基づき日韓環境シンポジウムが開催されてきた。この会議にUNEPの協力を得て中国が参加し、更にはソ連 (当時)とモンゴルがオブザーバーとして出席したことから、北東アジア各国による情報交換及び地域協力の発展の可能性が検討されることとなった。 平成4年から平成19年までは、「環日本海環境協力会議」という新たな枠組みとして開催している。
開催回数 | 開催日時 | 開催地 |
---|---|---|
第1回 | 平成4年10月 | 新潟・日本 |
第2回 | 平成5年9月 | ソウル・韓国 |
第3回 | 平成6年9月 | 兵庫・日本 |
第4回 | 平成7年9月 | 釜山・韓国 |
第5回 | 平成8年10月 | 北京・中国 |
第6回 | 平成9年10月 | 新潟・日本 |
第7回 | 平成10年10月 | 済州島・韓国 |
第8回 | 平成11年11月 | 京都・日本 |
第9回 | 平成12年7月 | ウランバートル・モンゴル |
第10回 | 平成13年10月 | 仁川市・韓国 |
第11回 | 平成14年12月 | 海南省・中国 |
第12回 | 平成15年11月 | 富山・日本 |
第13回 | 平成16年12月 | ソウル・韓国 |
第14回 | 平成18年2月 | 東京・日本 |
第15回 | 平成19年3月 | 蔚山市・韓国 |