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 山陰海岸国立公園竹野地区パークボランティアは、優れた海岸自然環境と文化を有する山陰海岸国立公園竹野地区において、海中を含めた自然の仕組みや特徴を公園利用者に紹介する事を目的として、環境省が設立したボランティア組織です。

 本組織は、以前は「竹野スノーケルセンターボランティア」として、スノーケル指導者の育成を目的に兵庫県が養成したボランティアでしたが、スノーケル以外にも幅広い活動を行うための組織として、「竹野スノーケルセンターボランティア」から移行する形で平成8年度に設立しています。

 主な活動は、環境省の設置施設である竹野スノーケルセンター(ブルーミュージアム)で実施しているスノーケル教室・磯観察を主とした自然観察会への協力などの「自然解説活動」です。これ以外にも海岸清掃などの「環境保全活動」、自然情報収集及び生物生息状況調査などの「自然環境調査活動」を行っています。

 京都市、神戸市の方々から地元竹野町民まで広範な地域からの登録があり、また年齢層も20代から60代までと幅広く、住んでいる地域や老若男女を問わず、お互い情報交換をしあいながら一体となって熱心に活動していただいています。

 ボランティア活動の運営は、環境省の他、兵庫県、豊岡市、(財)休暇村協会(休暇村竹野海岸)で組織する「竹野スノーケルセンター運営協議会」により行なわれています。活動計画の作成をはじめ、連絡調整など円滑な活動の推進を図っています。