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里海創生支援モデル事業の紹介 豊前海・中津干潟のササヒビを活かした里海づくり

このページは、里海創生支援モデル事業における活動内容の紹介を行い、これから里海創生活動に取り組もうとされている方々や、取り組んでいる方々との情報交流を行うことを目的としています。

クリックすると、各里海創生活動を見ることができます。
里海創生支援モデル事業名
豊前海・中津干潟のササヒビを活かした里海づくり
事業年度
平成20年度
里海創生支援モデル事業海域の概要

大分県と福岡県の境界線地先及び中津市と宇佐市の境界線地先の中津干潟。 中津干潟は、大分県国東半島から北九州市へと連続する広大な豊前海の干潟の一部をなし、岸沖方向の幅は約3km、広さは1,347haを有している。

中津市と宇佐市の地図
類型区分
体験型
活動の目的

中津市地先に現存する干潟では採貝漁業やノリ養殖が盛んであったが、近年においては、アサリをはじめとした二枚貝の資源量は減少し、ノリ養殖業も衰退している。このため、ササヒビを復活させることによりアサリ等の不漁対策につなげ、物質循環・再生を進めることにより、中津干潟の海域環境の保全・再生を図ることを目的とする。

主な活動内容
  • (1)底質調査に実施
  • (2)海とのふれあい活動の実施
  • (3)干潟の勉強会の開催
  • (4)海の環境学習のための手引書の作成
主な成果や課題

【成果】
大分県における里海創生支援事業を進める上での、先導的プロジェクトとして位置づけられた。また、本事業で作成した手引書「海辺の環境学習の手引き」は、大分県下における里海づくりをすすめるためのツールとして役立つことが確認出来た。 なお、里海創生支援事業を通じ、生物多様性への関心の高まりから、平成21年度から河川、湖沼及び海域の「水生生物による水質環境基準の設定」を行うこととなった。

【課題】
「里海」の概念がまだまだ難しく、一般県民に認知されるに至っていないため、今後その重要性を広めていく必要がある。
なお、事業を進めていくなかで、漁業関係者との意思疎通が重要である。

活動団体
大分県環境保全課(外部リンク) 印は実施主体を示す