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東日本大震災における巨大津波は、藻場、干潟等の湾内に生息する生物の産卵・生息場を壊滅的に破壊し、さらに海底地形・底質が大きく変化することで、生物の増殖にとって重要な湾内の栄養塩の循環機構も震災前と大きく変貌している。
特に閉鎖性海域では、高い水質浄化機能を持つとされるアマモ場の大規模な消失・密度低下も報告されるなど、その地形的特徴も相まって水質をはじめとした海域環境への大きな影響が考えられる。
このため、「藻場・干潟・浅場の再生」等の里海づくり(人の手による環境再生)の手法を用いた復興の取り組みについて、学識者や行政関係者、関係団体代表者による委員会で検討のうえ、検討過程やノウハウ等を整理し、豊かな海の再生を図ることを目的として「里海復興プラン策定の手引き」を策定した。
ここでは、里海復興についてまとめた。
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