総合環境政策

ESG 金融懇談会

1.開催趣旨

 世界でESG投資が一大潮流となる中、我が国でも、2015年9月、世界最大の年金資産規模をもつ年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、国連が支持する、投資決定にESGの要素を組み込むこと等を求める責任投資原則(PRI)へ署名したことを機に、ESG投資が広がりつつあります。投資家と企業の間の対話をさらに充実させていくことなどを通じ、その裾野を広げ、投資先企業における環境行動を一層促していくことが期待されています。また、間接金融市場においては、経営として環境金融に取り組んでいる銀行は一部にとどまっているのが現状です。今後、特に地域において環境金融が広がることにより、環境と経済の両方の観点から地域の持続可能性が高まっていくことが期待されます。
 年金資産や預金といった国民のお金を、環境課題と経済・社会的課題の同時解決に向けた取組へと導くためには、長期的視点からお金の流れを変えて持続可能な社会を築いていこうという関係者の強い意思が必要です。このため、金融市場の主要なプレーヤーが持続可能な未来の創造に向けた強い意思を共有するとともに、それぞれが今後期待される役割について自由闊達なご議論をいただくため、ESG金融懇談会を開催します。
 会合でのご議論については、今後の環境省における環境金融施策に、可能な限り反映させていく予定です。

2.ESG金融懇談会からの提言について

ESG金融懇談会提言[PDF 377KB].pdf

参考資料集[PDF 10.9MB].pdf

ESG金融懇談会委員等名簿[PDF 125KB].pdf

(参考)ESG金融懇談会提言概要[PDF 1.30MB].pdf

[English]

Recommendation(full)[PDF 190KB].pdf

Member[PDF 50.9KB].pdf

Summary[PDF 573KB].pdf

※平成30年7月27日(金)報道発表:http://www.env.go.jp/press/105755.html

3.関連リンク

【ESG金融懇談会の開催について】

平成29年12月8日付報道発表

【TCFD(金融安定理事会が設置した気候関連財務情報開示タスクフォース)への環境省の賛同について】

平成30年7月27日付報道発表

【環境金融施策】

環境情報開示基盤整備事業

 募集について:平成30年7月2日付報道発表

        平成29年8月1日付報道発表

持続可能性を巡る課題を考慮した投資に関する検討会(ESG検討会)

●グリーンボンド

 グリーンボンドガイドライン2017年版

 グリーンボンドガイドラインのポイント[PDF 922KB]

懇談会開催状況

連絡先
環境省大臣官房環境経済課
通:03-5521-8240
表:03-3581-3351
長:西村 治彦(内:6260)
長:芝川  正(内:6278)
室長補佐:田辺 敬章(内:6268)
当:松田 幸子(内:6275)