2009年01月25日

自然教室の"ほだ木"からシイタケが出ました

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昨年の冬から1年、母と子の森自然教室で、参加者のみなさんと菌打ちした「ほだ木」にシイタケがなりました。


自然教室の「キノコのほだ木づくり」は、雑木林(ぞうきばやし)の管理作業の一つを、自然体験プログラムにしたものです。この時のテーマは、「雑木林は適切に利用をすれば、人に自然の恵みを尽きることなく与えてくれる」という里地里山の文化や自然の仕組みを体験するということでした。

キノコのほだ木つくりの実施した模様は、こちらをクリックすると見ることができます。

雑木林は、キノコの「ほだ木」としても活用できるクヌギ等の広葉樹を萌芽更新させる方法で管理をしています。これは、伐採しても切り株を残せば、その切り株からまた芽が出て林が再生されるという林の再生産のサイクルのことで、資源を持続的に利用できるようしてくれます。




雑木林の林床に置いた「ほだ木」から出たシイタケ。




また来年もシイタケがほだ木から出るように、菌床を痛めないように気をつけながらシイタケをとりました。


今年の冬の自然教室は、「虫のすみか」づくりを行います。
この企画も、キノコのほだ木づくり同様に、つくった数ヶ月後に結果がでてくるので、その間ワクワクとした気持ちになれるものです。
ただいま参加者を募集しておりますので、みなさまのご応募お待ちしております。
自然教室への参加申し込みは、こちらをクリックすると見ることができます。


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新宿御苑からのお願いです。母と子の森の「ほだ木」は、自然環境学習のため実施しているものであり、シイタケが出ていても、とったりしないようお願いします。
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