国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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自然・開花情報

379件の記事があります。

2008年09月17日秋の訪れ

京都御苑自然・開花情報

日中は屋内でもまだ30度を超すことがありますが朝夕は少し涼しく過ごしやすくなってきました。
苑内では秋らしい花が咲き始めています。


ツルボ
ツクシのような形をしていて、総状花序に小さな薄紫色の花が咲くユリ科の多年草。


ヒガンバナ
名前の通り秋のお彼岸の頃に咲くヒガンバナ。輪状の花が咲き終わってから線状の葉が現れます。


ナラタケモドキ
ナラタケの仲間で、ツバがないのでナラタケモドキ。枯れ木の幹から大量発生しています。

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2008年09月16日花より目立つ果実

京都御苑自然・開花情報

初夏に白く小さくひっそり咲いていた花に、花より濃く目立つ色に熟した実たち。


6月に咲いていたヨウシュヤマゴボウの花

赤紫色に熟したヨウシュヤマゴボウの実
ブドウのように実がなっています。実をつぶすと果汁がでますが食用ではありません。


5月に咲いていたウメモドキ雌株

ウメモドキの実
雄株より目立たなかった雌株の花。赤く熟した実は落葉しても残ります。

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2008年09月12日花から実へ 

京都御苑自然・開花情報

7月末頃に白い花が咲いていたクサギ。
萼は赤紫色になり星状に開き、碧の果実が付き、遠くから見ると花が咲いているように見えます。


クサギの花


クサギの実


ガマズミ
5月に咲いていた花

ガマズミの実

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2008年09月11日紫色の小さな花

京都御苑自然・開花情報

朝夕は涼しくなったものの、日中はまだ暑い日が続いています。

芝地や藪のなかでは、秋らしい草花が咲いてきました。

ヤブラン(リリオペ)
ユリ科の植物。名前の通り藪の中で、蘭の葉に似た葉に、細長い茎に薄紫色の小さな花を連ねています。


ヤブラン
1本ずつでは目立たないですが群生して咲いています。


ゲンノショウコ
芝地など藪の中に3~40㎝くらい伸びた茎に直径1㎝程の5弁の小さな花が咲いています。
白や紫色の花があり、タンニンを含み古くから薬草として用いられています。

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2008年09月04日季節はずれの花

京都御苑自然・開花情報

中立売駐車場と御所の間の苑地に、花とドングリが同時になっている樹があります。
春に花が咲き、同年もしくは翌年の秋に堅果(ドングリ)になる他の仲間と異なり、秋に放射線状に花が咲き、翌年に堅果になるシリブカガシです。葉は細長く両端がまるく尖っていて、実はたくさん連なって付き、細長く底が凹んでいることから、これが名前の由来となっているそうです。
シリブカガシのドングリは、落ちたばかりは白っぽい粉上のものに覆われていますが、磨くと綺麗に輝くことから、子どもたちに人気です。


シリブカガシの樹

シリブカガシの花と実

7月に花が咲いていた頃のコムラサキシキブ

現在は小さい緑→紫色の実に変わってきています。

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2008年08月26日甘い香りと若い実

京都御苑自然・開花情報

コオロギの里を通っていると、カツラの木からは、はちみつのような、砂糖が溶けたような甘~い香りが、どこからともなくしてきます。
処暑が過ぎ、染殿井の南には早くもハート型の黄葉がちらほら落ちています。


カツラ
カツラ科の落葉高木。月の神が降臨する神聖なる木として神話にもでてきます。


ナツツバキ 6月・花が咲いている様子


ナツツバキの若い実 卵型で先がとがっています。


トサミズキ 4月・花が咲いている様子


トサミズキの若い実 黄緑色→乾燥してさらに茶色へ変化して2つに割れ黒い種子をだします。

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2008年08月20日寺町御門付近の野草

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寺町御門付近にオシロイバナやキツネノマゴが咲いていました。

オシロイバナ:午前の様子


オシロイバナ:夕方の様子
別名「ゆうげしょう」花弁にみえるのは萼で、中に花を包んでいます。



キツネノマゴにとまっていたアオモンイトトンボのメスの未熟
アオモンイトトンボのメスの未熟:オスは腹部第八節が淡青色をしていて、メスは橙色から褐色をしています。
キツネノマゴ:茎はバラバラに枝分かれしていて、枝の先穂状花序をつけ小さな薄紫色の花を咲かせています。

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2008年08月19日花から実へ

京都御苑自然・開花情報

冬の寒い時期に真っ赤な花が咲いていたツバキが、4㎝くらいの紅くて丸い果実を付け始めました。
熟すと中からはツバキ油となる種子がでます。
サザンカの実は表面に毛がありますがツバキの実は表面がツルツルとしています。


ツバキの花

ツバキの果実


ウツギの果実
5月頃に小さな白い花が咲いていたウツギ。
1㎝にも満たない小さな薄緑色の球形の実の中央にトゲのように花柱が残っています。

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2008年08月18日サルスベリの状況

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緑の樹々のあちらこちらに遠目からでも紅紫色をしたサルスベリの花が咲いているのが確認できます。
九條池では、西側の拾翠亭前は例年より少し遅い開花のようでしたが、北側・厳島神社、東側にも咲いています。
児童公園南側芝地や、出水の小川の桜の葉の間からは白色のサルスベリも見られます。


拾翠亭

九條池北側 大通りに面したサルスベリ

児童公園南側白色のサルスベリ

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2008年08月11日花から実へ 

京都御苑自然・開花情報

6月下旬にかけて咲き始めていたヤブミョウガやサンゴジュの白い花がそれぞれ実をつけ始めています。

ヤブミョウガの花 7月上旬は花が満開

ヤブミョウガの実 薄緑→褐色→青藍色に変化しています

サンゴジュの花 6月下旬の状況 

赤く色づいていきています

サルスベリの状況・厳島神社


サルスベリの状況・寺町御門前

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