イベント・自然教室
87件の記事があります。
2019年07月10日瓦版のお知らせ(ヤブミョウガ開花状況)
京都御苑イベント・自然教室
京都御苑では、開花状況やイベント情報等を『瓦版』として、苑内の情報掲示板等から発信しています。
今回は、ヤブミョウガのご紹介です。
京都御苑だより20190709.pdf[598 KB]
苑内各所でヤブミョウガが開花しています。
白い花をつけて群生する様子は見応えがあります。
おすすめの場所は、母と子の森や閑院宮邸跡です。
~イベントのお知らせ~
○夏の自然教室
生き物の幅広い分野にふれて頂きたいという主旨で、初心者の方を対象に開催します。
植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の専門家の解説を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。
日 時:令和元年7月21日(日) 午前9時30分~12時00分
※受付 9時00分~9時20分
場 所:京都御苑内「清和院御門」集合
詳 細:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_133.html
○夏のトンボ池一般公開
「トンボ池」は、京都御苑にある自然豊かなビオトープです。
モリアオガエル、オオシオカラトンボなどの生きものを観察することができます。
盛夏の中、午前中のみ3日間公開します。(無料、出入り自由)
日 時:令和元年8月2日(金)~8月4日(日) 午前9時30分~12時00分
※12時00分施錠。荒天時は閉鎖。
場 所:京都御苑南東部(テニスコートとゲートボール場の間)
富小路口から北東へ徒歩約5分
詳 細:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_135.html
2019年01月31日冬の自然教室(開催報告)とフィールドスケッチ教室(ご案内)
京都御苑イベント・自然教室
1月20日(日)に「冬の自然教室」を開催しました。
当日は雨天でしたが、京都御苑の北西部にある「児童公園」の周辺で冬の生きものたちを観察しました。
詳細は、下記ページに掲載しています。
冬の自然教室(一般財団法人国民公園協会 京都御苑)
また、親子向けのイベントとして、子ども「フィールドスケッチ」教室を開催します。
- *日 時:平成31年2月24日(日)
13:00~15:30 (受付12:45~)
※当日10:00時点で、大雨、暴風等警報発令の場合は中止。 - *集合場所:京都御苑 閑院宮邸跡収納展示館内 レクチャーホール
- *参加対象:小・中学生と保護者、合計40人(先着順)
※小学生は大人と一緒にご参加下さい。
※対象年齢以外のお子様は参加できません。
※家族単位でお申込み下さい。 - *参 加 費 :ひとり 100円(保険代)
- *申 込 み :(一財)国民公園協会京都御苑
TEL 075-211-6364(月曜日を除く) - *持 ち 物 :鉛筆、絵の具等のお絵かき道具一式、ものさし
(用紙は準備しております)
詳細・申込みは、下記ページにてご確認をお願いします。
子ども「フィールドスケッチ」教室のご案内(一般財団法人国民公園協会 京都御苑)
2018年05月25日「新緑のトンボ池一般公開」を開催中です
京都御苑イベント・自然教室
本日、5月25日(金)から5月27日(日)までの3日間、各日9:30~12:00、京都御苑のビオトープ「トンボ池」を公開しています。
※詳細はこちら → http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_72.html
今日は、モノサシトンボやクロイトトンボ、モンシロチョウ、ホシミスジ、クビキリギリス、モリアオガエル、ツチガエル、マンネンタケなどの生きものを観察することができました。
水槽では、カワニナやヤゴ、ケラ、オタマジャクシなどを展示しています。
閉門時間が迫った頃、話題になったのが、この竹筒の中にいたカエルです。
トンボ池には、主にモリアオガエルとツチガエルが生息していますが、このカエルはどっちなのでしょうか・・・!?
ちなみに、よく見るモリアオガエルの様子はこちらです。
一方、ツチガエルの様子はこちらです。(写真は河合氏提供)
竹筒のカエルは鼻先が尖っており、体色は褐色、瞳孔はオレンジ色、肌はザラザラしているように見えます。
来場者やスタッフの中でも「モリアオガエルだと思う!」「いや、ツチガエルだと思う!」と両方の意見があり、トンボ池の閉鎖後に改めて確認してみることにしました。
竹筒から出てきて、約30分経過後の写真がこちらです
体色が、次第に緑色に変化してきました。
正体は、モリアオガエル・・・?
竹筒の中が暗かったので、褐色になっていたのでしょうか。
腹側は、ほぼ白色。ツチガエルの腹側にはまだら状の模様があるので、やはりモリアオガエルのようです。
足先の吸盤もよく発達しており、これも樹上で生活をするモリアオガエルの特徴のひとつです。
・・・ということで、正体はモリアオガエルで間違いないようでした。
新緑のトンボ池一般公開は、明後日(5月27日)12時までです。 ぜひお越し下さい。
2018年05月01日春の自然教室を開催しました
京都御苑イベント・自然教室
4月22日(日)に春の自然教室を開催しました。
今回の観察場所は、京都御苑の北東部にある「母と子の森」の周辺です。
初夏のような陽気のなか、290名もの方にご参加を頂きました。
植物の片山講師からは、ムラサキケマン(ケシ科)について解説頂きました。
ムラサキケマンは日陰のやや湿った場所が好きなようで、京都御苑でも、木陰や木の根元に多く生育しています。
こちらがムラサキケマンの花。特徴的な形をしています。
葉は、一見、美味しそうにも見えますが、有毒とのことです。
きのこの佐野講師からは、オオミヤマトンビマイの解説を頂きました。
シイの木に生育していたもので、約40年も観察が続けてこられた京都御苑で、初めて発見されたものだそうです。
和名を漢字で表記すると「大深山鳶舞」。手の大きさと比較すると、鳶(トビ)のように巨大なことが分かります。
すでに乾燥していましたが、ほのかな香りを感じました。
~自然教室~
自然教室は、生き物の幅広い分野にふれて頂きたいという主旨で、主に初心者の方を対象に春夏秋冬の季節毎に年4回開催しています。
植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の専門家の解説を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。
次回、「夏の自然教室」は平成30年7月22日(日)、集合場所は閑院宮邸跡前の予定です。詳細は追ってホームページなどでお知らせします。
~お知らせ~
○新緑のトンボ池一般公開
平成30年5月25日(金)~5月27日(日) 9:30~12:00
京都御苑の「トンボ池」は、自然豊かなビオトープです。
モノサシトンボ、ナミアゲハなどの生きものを観察することができます。
新緑の中、3日間公開します。(無料、出入り自由)
詳細はこちら:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_72.html
2018年01月24日冬の自然教室を開催しました
京都御苑イベント・自然教室
1月22日(日)に冬の自然教室を開催しました。今回の観察場所は、京都御苑の南にある「鷹司邸跡」の周辺です。当日は暖かなお日様に恵まれ、冬の自然教室としては例年よりも多い、81名の方にご参加を頂きました。
佐野講師の解説のテーマは「キノコはどこから発生しているのかな?」でした。サクラの幹から発生したカワウソタケや松毬(まつかさ)から発生したキノコなどを観察しました。
地面から発生しているように見えますが、掘ってみると下から松毬が出てきました。
片山講師による解説では、ツバキとサザンカの違いを観察しました。
サザンカの花
ツバキの花
違いを簡単にまとめると・・・
ツバキの花は、カップのような形、香りはなく、花は2月に入っても咲き続ける。
サザンカの花は、お皿のように開いた形、香りがあり、花はそろそろ終わりの時期。
・・・とのことです。
塚本講師による解説では、エノキの葉めくりで盛り上がりました。
菌糸が生えた葉や、
虫こぶ(ゴール)ができた葉を発見しました。
なかには...
越冬中のゴマダラチョウ(幼虫)を見つけた方もいらっしゃいました!
寒い冬の季節、生き物たちがたくましく生きる姿を観察することができました。
次回、「春の自然教室」は平成30年4月22日(日)、集合場所は石薬師御門の予定です。詳細は追ってホームページなどでお知らせします。
~自然教室~
自然教室は、生き物の幅広い分野にふれて頂きたいという主旨で、主に初心者の方を対象に春夏秋冬の季節毎に年4回開催しています。
植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の専門家の解説を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。
2017年10月17日秋の自然教室を開催しました
京都御苑イベント・自然教室
10月15日(日)に秋の自然教室を開催しました。今回のフィールドは、京都御苑の北東にある「母と子の森」の周辺です。あいにくの雨でしたが、参加者からは多くの質問がよせられ、充実した教室となりました。
河合講師からは、自然教室の開催直前に飛んでいた小鳥や、ちょうど近くに飛んできたキジバトについて教えてもらいました。
アトリ、ヒヨドリ、スズメ、カワラヒワの混群が、ケヤキの果実を食べていたとの解説。
アトリは冬鳥で、この時期の飛来は例年よりも少し早いとのことです。
谷講師からの解説では、この時期に見られるアカトンボのなかまの見分け方や生態について教えてもらいました。中には、シベリアやユーラシア大陸から海を渡ってくる種類もいるそうです。
オナガアカネとタイリクアキアカネは、海を渡って秋に日本に飛来するそうです。
塚本講師からの解説では、京都御苑で繁殖しているアオバズクの「食べ残し(食跡)」について教えてもらいました。食べ残しを丹念に調べることにより、御苑に生息する昆虫を知ることができます。
食べ残しは標本として整理されていて、それぞれに、採取者や日付、採取場所などを記載した小さなラベルが添えてありました。この記録を残すことが大切なのだそうです。
他にも、イヌビワやシキミの果実、ハシブトガラスとハシボソガラスの生態の違いなどについて学びました。
~自然教室~
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に、年4回開催しています。
植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の先生のお話を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。
次回、「冬の自然教室」は平成30年1月21日(日)、集合場所は堺町御門の予定です。詳細は追ってHP等でお知らせします。
~お知らせ~
○講演会「京都を取り巻く自然と生物多様性」
平成29年11月3日(金・祝) 13:30~15:30(受付 13:00~)
私たちが暮らすまちの自然や生物多様性を、どのように守り、将来世代に残していけばいいのでしょうか。今回の講演会では、宗教学、植物分類学、造園学などを極められた講師にお話しいただき、私たちが日常の中で、取り組んでいくためのヒントを得たいと思います。(無料、事前申込み制)
詳細はこちら:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_60.html
どうぞお気軽にご参加ください。
2017年08月07日夏のトンボ池一般公開を行いました
京都御苑イベント・自然教室
8月6日(日)の午前中、「トンボ池」の一般公開を行いました。
5月23日に開催された一般公開ではモリアオガエルの卵塊が見られましたが、今回は幼体(オタマジャクシ)や上陸してまもない個体を観察することができました。
上陸してまもないモリアオガエル。
他にも、ハスの花やリスアカネ、クロアゲハ、クマゼミ、マメゲンゴロウ、マンネンタケ、モツゴなど様々な生き物が見られました。
ハスの花が1つ開いていました。
クサギの葉には、クサギハコブフシ(フシダニのなかま)の虫こぶができていました。
蒸し暑い中での観察でしたが、昆虫、野鳥、キノコの先生方による解説もあり、来場者の方々は熱心にメモをとったり、写真を撮ったりと楽しんで頂けた様子でした。
~お知らせ~
○講演会「京都の自然を歩く ~深草トレイルが出来るまで~」
平成29年8月13日(日) 10:00~12:00
京都市深草の里山、大岩山のゴミ問題に取り組み、「深草トレイル」の整備に尽力した方々のお話を中心に、「京都一周トレイル」や「長距離自然歩道」の魅力についてもご紹介します。(無料)
詳細はこちら:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_49.html
○秋の自然教室
平成29年10月15日(日) 9:30~12:00(受付9:00~9:20)
集合場所は石薬師御門の予定です。詳細は追ってHP等でお知らせします。
どうぞお気軽にご参加ください。
2017年07月25日夏の自然教室を開催しました
京都御苑イベント・自然教室
7月23日(日)に、夏の自然教室を開催しました。今回は、京都御苑の北西にある「児童公園」や「近衞邸跡」がフィールドです。
塚本講師からは、スズメバチやヒラズゲンセイ、日本各地で発見が相次いでいるヒアリなど、野外の危険な生き物とその対策について教えてもらいました。
本物の虫の標本に、子どもたちも興味津々。
佐野講師からの解説では、カワウソタケやヒラフスベ、コウジタケなどを観察しました。キノコは秋に多いイメージですが、この季節にも色々なキノコが見られるそうです。
桜の枯れ枝に生えていたカワウソタケ。
西台講師、河合講師からは、京都御苑で繁殖しているアオバズクについて教えてもらいました。アオバズクの趾(足のつま先の部分)には、固い毛が生えています。餌の昆虫をしっかりと掴むためだと考えられているそうです。
アオバズクを驚かせてしまうことがないよう、遠くから望遠鏡や双眼鏡を使って観察。
他にも、エゴノキの果実やガクアジサイの花、セミの抜け殻の雌雄の見分け方などについて学びました。
~自然教室~
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に、年4回開催しています。
植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の先生のお話を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。
次回、「秋の自然教室」は平成29年10月15日(日)、集合場所は石薬師御門の予定です。詳細は追ってHP等でお知らせします。
~お知らせ~
○夏のトンボ池一般公開
8月6日(日) 9:30~12:00
京都御苑の「トンボ池」を期間限定で公開します。
カエルやトンボ等の生き物をぜひ観察しに来てください。(無料、出入り自由)
詳細はこちら:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_48.html
○講演会「京都の自然を歩く ~深草トレイルが出来るまで~」
平成29年8月13日(日) 10:00~12:00
京都市深草の里山、大岩山のゴミ問題に取り組み、「深草トレイル」の整備に尽力した方々のお話を中心に、「京都一周トレイル」や「長距離自然歩道」の魅力についてもご紹介します。(無料、事前申込み制)
詳細はこちら:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_49.html
どうぞお気軽にご参加ください。
2017年06月01日新緑のトンボ池一般公開を行いました
京都御苑イベント・自然教室
5月22日(火)、23日(水)の午前中、トンボ池の一般公開を行いました。
2日間ともに、モノサシトンボやモリアオガエル(卵塊は3つ)、ホシミスジ、ナミアゲハ、モツゴなど、多くの生き物を観察することが出来ました。
テントでは、ツチガエルの幼体やヤゴの展示も行いました。
講師の解説を聞いたり、写真をじっくり撮ったり、生き物探しを楽しんだりする参加者の方が多いようでした。
モノサシトンボ(イトトンボのなかまです。)
モリアオガエル(ハンゲショウの葉の上に、見つけました。)
~お知らせ~
次回の「夏のトンボ池一般公開」は8月6日(日)、9:30~12:00を予定しています。
また、7月23日(日)には「夏の自然教室」を開催予定です。
是非ご参加ください。
京都御苑では、開花状況やイベント情報等を『瓦版』として、苑内の情報掲示板等から発信しています。
今回は、サルスベリとムクゲのご紹介です。
京都御苑だより20190805.pdf[818 KB]
苑内各所でサルスベリが咲き始めています。
京都市営地下鉄 丸太町駅のほど近く、間之町口では見頃を迎えています。
その西側に位置する「閑院宮邸跡」では、ムクゲの花もご覧いただけます。