国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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自然・開花情報

379件の記事があります。

2009年01月14日凍てつく寒さ

京都御苑自然・開花情報

月曜日に続き、昨夕は大粒のみぞれが降り、寒さ厳しい今日この頃。
今朝、梅林を観察に行き、雨露かと触ってみると、雫が凍っていました。明日は一段と寒くなるそうです。

ロウバイは先週よりツボミがふくらみ、梅は、出水口の寒紅梅に続き、宗像神社北側の白梅が数輪咲き始めています。



宗像神社北側の白梅

ベンチもこの通り白く霜がついていました

そんな中、元気に苑内を走る小学生

日向ぼっこ

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2009年01月05日寒の入り

京都御苑自然・開花情報

本日は、「寒の入り」。天候が本格的に寒くなり始める時期にあたる小寒です。小寒から立春前日の節分が一番寒い時期であるといわれます。寒さに向かう候の中、「ウメ」や「ロウバイ」が咲き始めています。


宗像神社北側では、花全体がロウソクのように透き通った淡黄色した「ソシンロウバイ」や児童公園では内側が暗紫色をした「ロウバイ」が咲き始めています。「ロウバイ」は漢字で「蝋梅」と書きますが、バラ科のウメではなく、ロウバイ科の花です。


出水口を入った芝地では、早咲きの梅「寒紅梅」が数綸咲いていました。

「ムラサキシキブ」母と子の森の中で地味にまばらに小さい紫色の実をつけています。

沈丁花 まだかたいツボミでした。

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2008年12月16日置物?

京都御苑自然・開花情報

秋以降、閑院宮邸跡周辺には、様々な野鳥がやってきています。
冬を越すためにやってきたツグミやシメ、この周辺を「なわばり」にしているジョウビタキのメス、群れでやってきている漂鳥のイカル、一年中いるヒヨドリやシジュウカラなどです。

このように様々な野鳥が見られる閑院宮邸跡周辺ですが、最近、建物の屋根に大きな野鳥がとまっているのを見ることがあります。

大型のサギの仲間アオサギです。御苑では、ほぼ一年中観察することができます。微動だにしないので置物と間違えられたり、首や足が長く、その大きさからツルに間違えられることもあります。



イカル

シメ。イカルとよく似ています。違いをよく観察してみましょう。(注意:このシメの写真は、春に撮影したもののため、クチバシが鉛色をしていますが、冬は肌色をしています)


閑院宮邸跡建物にとまっているアオサギ

アオサギ。近くでみると、こんな顔をしています。

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2008年12月09日御苑終盤の黄葉

京都御苑自然・開花情報

今週に入り、御苑北西部にある、児童公園周辺の雑木林の落ち葉の絨毯が見頃になってきました。
多くの車が行き交う今出川通り・烏丸通りから入ってすぐの場所とは思えないような雰囲気です。


児童公園周辺の雑木林

母と子の森 南側は落ち葉となっていますが北側は見頃

コオロギの里のメタセコイア

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2008年12月03日見頃の紅葉とこれからの紅葉

京都御苑自然・開花情報

京都御苑には平安時代から現在までの歴史があったとされる地が各所に点在し、駒札型の歴史解説板を設置しています。今年は、京都御所の周りの公園部分が“京都御苑”と名付けられ130年になること、また源氏物語千年紀にあたる年でもあり、これらの歴史をたずねる「京都御苑歴史散策の集い」を催します。
12月7日13時から閑院宮邸跡集合(京都御苑南西部)、各解説板周辺ではNPO法人“都草”会員の歴史解説があります。
苑内は、紅葉も黄色~橙色と色づいている木あり、真っ赤に紅葉している木ありと、歴史散策と紅葉も併せてお楽しみ下さい。


凝華洞跡のイチョウ(建礼門前)落ち葉が黄色い絨毯のようになっています

近衞邸跡(北西部)橙色に紅葉しはじめています

蛤御門・中立売駐車場付近(西側)

母と子の森(北東部) 黄色~橙色に紅葉しかけています。これからさらに色濃くなります。

ニシキギ 石薬師御門(東北側)トイレ西側 真っ赤に紅葉しています

ニシキギ 5月の花の様子

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2008年11月25日色とりどりの紅葉とメタセコイア

京都御苑自然・開花情報

急に大雨が降ったり青空になったりとめまぐるしい天気の一日でした。
苑内の紅葉も随分と濃くなってきました。


一條邸跡 烏丸通乾御門から入ったすぐに目に付く一條邸跡の大イチョウ・ケヤキ・モミジ。

母と子の森 京都迎賓館北側からみたモミジ・ケヤキ・イチョウ。母と子の森全体の紅葉は全回と同じくまだ青いようです。

九條池 

コオロギの里のメタセコイアが色づいてきました。化石の一種として発見された後中国で現存が確認されたため「生きた化石」とも呼ばれます。

赤茶色に紅葉した葉は枝の両側に規則正しくつき、落葉するときは一枚ずつ落ちず、小さな枝ごとに落ちます。

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2008年11月23日京都御苑自然教室“秋の御苑にふれよう”が開催されました

京都御苑自然・開花情報

 11月23日午前、京都御苑自然教室“秋の御苑にふれよう”が開催されました。今日は、京都近郊の雑木林をモデルとして親子が自然にふれあえる場所として整備された「母と子の森」が観察コースです。約100名の参加者は、植物、野鳥、きのこ、昆虫の各専門家の話を聞きながら、森の中を歩きました。

 御苑には5種類のモミジがあることや、クヌギとアベマキなど似た植物の見分け方、甘い香りがただようカツラの木、マツボックリから発生するきのこなどの解説を実物を観察しながら聞きました。また、「チャッチャッ」というウグイスの地鳴きが聞こえ、さえずりとは全然違う鳴き声に参加者は不思議そうに姿を探しました。

 次回、京都御苑自然教室“冬の御苑にふれよう”は、平成21年1月18日(日)午前9時30分より午後12時まで、中立売北休憩所前集合で予定しています。皆様の参加をお待ちしております。



「母と子の森」のシンボル的樹木 エノキ周辺での観察状況

紅葉スポットの一つにもなっている「母と子の森」。日当たりの良いところは紅葉がはじまりましたが、森の中は、まだ青い葉のままです。これから、さらに見頃となってきそうです。森には、モミジの仲間にタカオカエデ、ヤマモミジ、オオモミジ、ウリカエデが見られますので、それらの違いを観察しながら紅葉を楽しむのも、楽しみ方の一つです。
 御苑には、「母と子の森」以外にも紅葉スポットがあります。
 この秋、自分だけの紅葉スポットを見つけに御苑を訪れませんか!

イチョウの黄葉。一条邸跡や中山邸跡、学習院跡周辺がなどがイチョウの黄葉スポットとなっています。

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2008年11月14日学習院跡辺りの紅葉の様子

京都御苑自然・開花情報

「学習院跡」・・・京都御所東側、大宮・仙洞御所北側の芝地辺り。
江戸時代末期、公家や御所に勤める役人や子弟たちに、国学や歴史を教える学習所がありました。

この辺りの、サクラマツやケヤキ、イチョウが紅葉しはじめています。
サクラマツとは、学習院跡にあるマツの木から生えているサクラの木で、
マツの空洞にサクラが地中まで根をはり毎年花を咲かせ、「サクラマツ」と呼ばれるようになりました。平成8年にマツが倒れた後も、春には花が咲き、秋には紅葉し続けています。

学習院跡のサクラマツとケヤキの紅葉



サクラマツのある森の中のイチョウ
もう少し黄葉が進むと、辺り一面黄色の絨毯のようになります

京都御所北側の中山邸跡のイチョウとモミジ。
カリンも実をつけています

「秋みつけ」

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2008年11月13日サザンカと黄葉

京都御苑自然・開花情報

ぽかぽかとした陽差しの日が続いています。
今週は京都御所一般公開があり、苑内は多くの参観者の方で賑わっています。
京都御苑でも丸太町通の間ノ町入り口から近い、九條家縁の茶室「拾翠亭」と「閑院宮邸跡」を一般公開しており、その庭園などでは赤やピンク、白などサザンカの花がたくさん咲いています。

閑院宮邸正面 御苑内の自然や歴史を展示
(年末年始・月曜休館、無料)





閑院宮邸跡 庭園のサザンカ


拾翠亭 サザンカ

迎賓館南門付近


京都御所北側の芝地 満開のサザンカ よい芳りが漂っています

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2008年11月05日紅葉の様子

京都御苑自然・開花情報

先週よりさらに葉の色が深みをましてきています。


サルスベリ 
現在の紅葉の中で特に赤く紅葉しています。

これは出水の小川東側芝地のトチノキ
コオロギの里のトチノキも黄葉しています。

迎賓館北側 サクラの紅葉

少し濃いピンクの迎賓館南側生垣のサザンカ

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