自然・開花情報
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2009年03月05日花便り(梅の状況:散り初め)
京都御苑自然・開花情報
今日は、部屋の中より外の方が暖かく感じる一日と
なりました。
満開をむかえていた梅も、宗像神社北側や出水苑地など
1月中旬に咲き始めた梅は、
すでに散り始めているものもありますが、
これから咲こうとしているものもあり、まだ、
梅林全体では見頃となっています。
堺町御門を入った北西芝生地にある霊元天皇の
御愛樹であったとも言われている「黒木の梅」が
見頃となっています。
20年くらい前は3月下旬が見頃となることが
多かったのですが、最近は見頃が早まっているようです。
【その他の花】
◆ジンチョウゲ:咲き始め
(見られる場所)中立売北休憩所前
◆ユキヤナギ:咲き始め
(見られる場所)宗像神社西側水路沿い、乾御門内南側
◆オガタマノキ:咲き始め
(見られる場所)宗像神社西側、白雲神社入り口付近、
建礼門前芝生地西側、児童公園休憩所西側、
富小路口内西側
宗像神社西側以外は大木で木が高いため、
花は見えにくいですが、宗像神社西側のものは、
若木で樹高も低く見やすいです。今年は花つきが良いようです。
木の大きさから想像出来ないくらい小さな花なので良くみないと
わかりません。五感を働かせていると、あまい香りがただよって
きます。
本日は職員による「見どころ案内」も実施されました。
次回は3月19日(木)です。
参加をお待ちしております。

黒木の梅周辺での職員による「見どころ案内」

ユキヤナギの花芽

ユキヤナギの花

オガタマノキの花芽

オガタマノキの花
なりました。
満開をむかえていた梅も、宗像神社北側や出水苑地など
1月中旬に咲き始めた梅は、
すでに散り始めているものもありますが、
これから咲こうとしているものもあり、まだ、
梅林全体では見頃となっています。
堺町御門を入った北西芝生地にある霊元天皇の
御愛樹であったとも言われている「黒木の梅」が
見頃となっています。
20年くらい前は3月下旬が見頃となることが
多かったのですが、最近は見頃が早まっているようです。
【その他の花】
◆ジンチョウゲ:咲き始め
(見られる場所)中立売北休憩所前
◆ユキヤナギ:咲き始め
(見られる場所)宗像神社西側水路沿い、乾御門内南側
◆オガタマノキ:咲き始め
(見られる場所)宗像神社西側、白雲神社入り口付近、
建礼門前芝生地西側、児童公園休憩所西側、
富小路口内西側
宗像神社西側以外は大木で木が高いため、
花は見えにくいですが、宗像神社西側のものは、
若木で樹高も低く見やすいです。今年は花つきが良いようです。
木の大きさから想像出来ないくらい小さな花なので良くみないと
わかりません。五感を働かせていると、あまい香りがただよって
きます。
本日は職員による「見どころ案内」も実施されました。
次回は3月19日(木)です。
参加をお待ちしております。
黒木の梅周辺での職員による「見どころ案内」
ユキヤナギの花芽
ユキヤナギの花
オガタマノキの花芽
オガタマノキの花
2009年02月28日咲き始めた「おもいのまま」(梅開花状況:満開)
京都御苑自然・開花情報
2009年02月23日苑内花便り(梅開花状況:七部咲き)
京都御苑自然・開花情報
一雨ごとに春が近づいてきている感じがする今日この頃です。
梅のつぼみも急にふくらんできたようで、
先に咲いていたものの中には、
もう散り始めているものもありますが、
全体で七部咲き程度といった感じです。
この時期の風物詩、メジロが梅の花を吸蜜する姿を
見る機会も多くなりました。
よく見ると、メジロにつられて、シジュウカラやヤマガラなど
他の野鳥もやってきています。
梅の観賞と併せて、バードウォッチングも楽しんでみては如何でしょう。
その他の苑内の開花状況
・児童公園のロウバイ
まだ、見られますが、色褪せてきたようです。
香りもよわくなった感じがします。
・児童公園と母と子の森のマンサク
見頃です。
・中立売北休憩所前のジンチョウゲ
開花まであと少しのようです。

梅林のシンボルツリー「エノキ」周辺の梅の状況

吸蜜にやってきたメジロ。静かに見ていると、近くで観察することができます。

メジロとともにやってきたシジュウカラ

ヤマガラ

児童公園のロウバイ。
一時より色が褪せてきた感じがします。

母と子の森のマンサク。
梅のつぼみも急にふくらんできたようで、
先に咲いていたものの中には、
もう散り始めているものもありますが、
全体で七部咲き程度といった感じです。
この時期の風物詩、メジロが梅の花を吸蜜する姿を
見る機会も多くなりました。
よく見ると、メジロにつられて、シジュウカラやヤマガラなど
他の野鳥もやってきています。
梅の観賞と併せて、バードウォッチングも楽しんでみては如何でしょう。
その他の苑内の開花状況
・児童公園のロウバイ
まだ、見られますが、色褪せてきたようです。
香りもよわくなった感じがします。
・児童公園と母と子の森のマンサク
見頃です。
・中立売北休憩所前のジンチョウゲ
開花まであと少しのようです。
梅林のシンボルツリー「エノキ」周辺の梅の状況
吸蜜にやってきたメジロ。静かに見ていると、近くで観察することができます。
メジロとともにやってきたシジュウカラ
ヤマガラ
児童公園のロウバイ。
一時より色が褪せてきた感じがします。
母と子の森のマンサク。
2009年02月18日梅の状況
京都御苑自然・開花情報
2009年02月16日『森の哲学者』
京都御苑自然・開花情報
御苑では、アオバズクとフクロウの二種のフクロウの仲間が確認されています。京都府レッドデータブック(2002年)によると、両種とも準絶滅危惧種に指定されています。
アオバズクは、初夏、繁殖のため東南アジア方面から日本にやってきて、
秋には再び東南アジア方面に移動する夏鳥です。
一方、フクロウは、御苑では秋から冬にかけて稀に確認される冬鳥、
または漂鳥です。
樹上にじっととまっている姿が
目を閉じて物思いにふけっているような感じが
することから「森の哲学者」とも言われます。
先日、そのフクロウがカラスに襲われているとの通報があり、
現場を確認に行くと、すでに樹上の茂みに逃れていて一安心でした。
その後が心配でしたが、聞いたところによると、
夕方近くカラスが飛び去るとともに、
フクロウも飛び去ったとのことでした。
現在は御苑外に飛び去ったのか、
御苑にいるのか定かではありませんが、
無事にいることを願うばかりです。

カラスに追われ、やや疲れ気味のフクロウ
アオバズクは、初夏、繁殖のため東南アジア方面から日本にやってきて、
秋には再び東南アジア方面に移動する夏鳥です。
一方、フクロウは、御苑では秋から冬にかけて稀に確認される冬鳥、
または漂鳥です。
樹上にじっととまっている姿が
目を閉じて物思いにふけっているような感じが
することから「森の哲学者」とも言われます。
先日、そのフクロウがカラスに襲われているとの通報があり、
現場を確認に行くと、すでに樹上の茂みに逃れていて一安心でした。
その後が心配でしたが、聞いたところによると、
夕方近くカラスが飛び去るとともに、
フクロウも飛び去ったとのことでした。
現在は御苑外に飛び去ったのか、
御苑にいるのか定かではありませんが、
無事にいることを願うばかりです。
カラスに追われ、やや疲れ気味のフクロウ
2009年02月10日梅の状況
京都御苑自然・開花情報
2009年02月06日お腹いっぱい
京都御苑自然・開花情報
昨日今日と暖かいためか、野鳥も何となく活動的です。
近衛池には数十羽のイカルの群れが
落ちているエノキやモミジの果実を
落ち葉をひっくり返して探していました。
その他近衛池周辺には、モズやカワセミなどが見られました。
近衛池周辺はバードウォッチングポイントの一つです。
圧巻は、シロハラでした。
大きなミミズを探し当て、飲み込むのに一苦労していました。
閑院宮邸跡の芝生では、暖かさのため小さな昆虫が
出てきているようです。
ジョウビタキのメスが芝生のうえで跳ねていました。

通行する人に驚き、木の上にのったところです。落ち葉をひっくり返すため、クチバシが土で汚れていました。

モズが地面にいる獲物をねらっていました。

シロハラ。ミミズを見つけましたが大きすぎて、なかなかノドをとおりません。

ジョウビタキのメス。冬越しのため、北国からやってきています。
近衛池には数十羽のイカルの群れが
落ちているエノキやモミジの果実を
落ち葉をひっくり返して探していました。
その他近衛池周辺には、モズやカワセミなどが見られました。
近衛池周辺はバードウォッチングポイントの一つです。
圧巻は、シロハラでした。
大きなミミズを探し当て、飲み込むのに一苦労していました。
閑院宮邸跡の芝生では、暖かさのため小さな昆虫が
出てきているようです。
ジョウビタキのメスが芝生のうえで跳ねていました。
通行する人に驚き、木の上にのったところです。落ち葉をひっくり返すため、クチバシが土で汚れていました。
モズが地面にいる獲物をねらっていました。
シロハラ。ミミズを見つけましたが大きすぎて、なかなかノドをとおりません。
ジョウビタキのメス。冬越しのため、北国からやってきています。
2009年02月02日春を告げる花(梅その他)
京都御苑自然・開花情報
梅が咲き始めて約2週間が経ちました。
全体ではつぼみ膨らむ~咲き始め程度ですが、
出水小川周辺や宗像神社北側、
梅林で数本見頃のものが見られます。
2月4日は立春。春のはじまりです。
御苑でも、梅以外に種々の花が春を告げ始めました。
その一部をご紹介します。

梅林状況。全体は、まだ、つぼみ膨らむ~咲き始め程度です。

数本見頃のものもありますが、これは早咲きのものです。

ロウバイ。見頃です。周辺に良い香がただよっています。
昨年は2月下旬ごろまで見られましたが、今年はいつまで楽しませてくれるでしょう。

「まず咲く」が転訛して、「まんさく」となったとの一説があります。
黄色の花のような萼が目立ちます。
まだ、咲き始めです。
苑内では、児童公園と母と子の森にあります。

ウグイスカグラ。
母と子の森周辺で見られます。
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ハクモクレン。
まだ、毛糸の服をまとっています。
花が見られるのは3月になってからです。
中立売駐車場東側草地に大きな木が見られます。
全体ではつぼみ膨らむ~咲き始め程度ですが、
出水小川周辺や宗像神社北側、
梅林で数本見頃のものが見られます。
2月4日は立春。春のはじまりです。
御苑でも、梅以外に種々の花が春を告げ始めました。
その一部をご紹介します。
梅林状況。全体は、まだ、つぼみ膨らむ~咲き始め程度です。
数本見頃のものもありますが、これは早咲きのものです。
ロウバイ。見頃です。周辺に良い香がただよっています。
昨年は2月下旬ごろまで見られましたが、今年はいつまで楽しませてくれるでしょう。
「まず咲く」が転訛して、「まんさく」となったとの一説があります。
黄色の花のような萼が目立ちます。
まだ、咲き始めです。
苑内では、児童公園と母と子の森にあります。
ウグイスカグラ。
母と子の森周辺で見られます。
ハクモクレン。
まだ、毛糸の服をまとっています。
花が見られるのは3月になってからです。
中立売駐車場東側草地に大きな木が見られます。
2009年01月18日京都御苑自然教室“冬の御苑にふれよう”が開催されました
京都御苑自然・開花情報
1月18日午前、京都御苑自然教室“冬の御苑にふれよう”が開催されました。今日は、糸桜で有名な近衛邸跡周辺が観察コースです。約76名の参加者は、植物、野鳥、きのこ、昆虫の各専門家の話を聞きながら、御苑の森の中を歩きました。
エノキの落ち葉にへばりついているゴマダラチョウの幼虫やカマキリの卵塊など昆虫の冬越しの方法や、咲き始めたロウバイやコブシなどの冬芽、マツボックリを分解するきのこ、シメやシロハラなど越冬に訪れている野鳥などを観察しました。
次回、京都御苑自然教室“春の御苑にふれよう”は、平成21年4月12日(日)午前9時30分より午後12時を予定しています。
皆様の参加をお待ちしております。

開会状況。

気の早いタンポポが、観察者の足下に顔をだしていました。
エノキの落ち葉にへばりついているゴマダラチョウの幼虫やカマキリの卵塊など昆虫の冬越しの方法や、咲き始めたロウバイやコブシなどの冬芽、マツボックリを分解するきのこ、シメやシロハラなど越冬に訪れている野鳥などを観察しました。
次回、京都御苑自然教室“春の御苑にふれよう”は、平成21年4月12日(日)午前9時30分より午後12時を予定しています。
皆様の参加をお待ちしております。
開会状況。
気の早いタンポポが、観察者の足下に顔をだしていました。
ソメイヨシノではありません。
ヤマザクラです。
児童公園内南東部にあるヤマザクラが咲き始めました。
このヤマザクラ、御苑で最も早く咲きますが、
二十数年来記録している中で最も早い記録だと思われます。
このヤマザクラが咲き始めると、近衞邸のイトザクラも開花間近です。
花芽がかなり膨らんでいますので、このままの気温が続けば、
今週末には開花しそうです。
今日はかぜの強い一日で、ウメの花びらが
吹雪きのように舞っていました。
ウメは散り初めですが、つぼみを開きはじめた品種もあり、
まだ観賞できそうです。
その隣では、御苑で約100本あるモモが咲き始め、
中山邸跡西側や白雲神社周辺、近衞池周辺ではツバキが咲き始めています。
数輪咲いていたヤマザクラ。
花と葉が同時にでてきます。
御苑のサクラは、ほとんどが、このヤマザクラです。
咲き始めたモモ。
蛤御門を入った南側に約90本、児童公園に数本あります。
白花の関白、赤花の寒緋桃、桃花の矢口などの品種があります。
ヤブツバキ。
花びらに黄色の花粉がついていました。
ヒヨドリが吸蜜にきていたようです。
その他の開花状況
ロウバイ:花は残っていますが、もう終わりといった様子です。
ジンチョウゲ:見頃となってきました。中立売北休憩所付近
トサミズキ:開花間近。中立売北休憩所北側散策道沿い
その他、オガタマノキも開花中です。