自然・開花情報
379件の記事があります。
2011年04月19日カモのお花見
京都御苑自然・開花情報
2011年04月18日遅咲きのサクラとサクラの仲間
京都御苑自然・開花情報
彼岸のシダレザクラに始まった御苑のサクラ便りも、
ヤマザクラからサトザクラへと替わり、
終わりを告げる時が近づいてきました。
中立売御門内では、サトザクラの品種「御所御車還」と「芝山」が
見頃をむかえています。
「芝山」は「御所御車還」の北側にあり、
咲き始めの白色から咲き終わりの赤色へと
花色の変化が著しく見事です。

手前「御所御車還」、奥「芝山」
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先週の「芝山」の花の色
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今日の「芝山」の花の色
これから、さらに赤味をおびてきます
この他苑内では、出水の小川周辺と有栖川宮邸跡周辺などに、サトザクラがまとまって植えてあります。
見頃のものや、つぼみが膨らみ始めているものなどがあり、
全体に見頃はこれからです。
緑の花の「御衣黄」も、まだつぼみです。

中立売駐車場東側では、サクラの仲間のウワミズザクラが開花中です。

ウワミズザクラ
名残を惜しむ八重紅枝垂れも、
今日はまだ見られる状況でした。

(その他の開花状況)
カリン ー 白雲神社北側
菊桃・源平桃(遅咲きの桃) ー 桃林
コバノミツバツツジ ー 母と子の森、京都迎賓館東側
シデザクラ(ザイフリボク) ー 出水小川東側、児童公園

シャガ ー 京都迎賓館東側
ハナカイドウ ー 白雲神社北側、児童公園
ヤマブキ ー 縣井周辺、出水小川周辺、京都迎賓館東側
ヤマザクラからサトザクラへと替わり、
終わりを告げる時が近づいてきました。
中立売御門内では、サトザクラの品種「御所御車還」と「芝山」が
見頃をむかえています。
「芝山」は「御所御車還」の北側にあり、
咲き始めの白色から咲き終わりの赤色へと
花色の変化が著しく見事です。

手前「御所御車還」、奥「芝山」
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先週の「芝山」の花の色
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今日の「芝山」の花の色
これから、さらに赤味をおびてきます
この他苑内では、出水の小川周辺と有栖川宮邸跡周辺などに、サトザクラがまとまって植えてあります。
見頃のものや、つぼみが膨らみ始めているものなどがあり、
全体に見頃はこれからです。
緑の花の「御衣黄」も、まだつぼみです。

中立売駐車場東側では、サクラの仲間のウワミズザクラが開花中です。

ウワミズザクラ
名残を惜しむ八重紅枝垂れも、
今日はまだ見られる状況でした。

(その他の開花状況)
カリン ー 白雲神社北側
菊桃・源平桃(遅咲きの桃) ー 桃林
コバノミツバツツジ ー 母と子の森、京都迎賓館東側
シデザクラ(ザイフリボク) ー 出水小川東側、児童公園

シャガ ー 京都迎賓館東側
ハナカイドウ ー 白雲神社北側、児童公園
ヤマブキ ー 縣井周辺、出水小川周辺、京都迎賓館東側
2011年04月11日車還桜
京都御苑自然・開花情報
京都御苑の名木の一つ「車還桜」が開花しました。
場所は、中立売御門をはいったところです。
後水尾天皇が、あまりの美しさに
御車を引き戻され御覧になられたとの逸話から
名付けられたようです。
花びらは5枚以上ある八重咲きの一品種で、
これから見頃をむかえます。
この他、出水の小川周辺にも数種類の八重桜があり、
これから見頃をむかえます。

近衞邸跡の一重の枝垂れ桜は、
ほとんどが散りましたが、
続いて八重の紅枝垂れが見頃となっています。


近くの児童公園では、桃、桜、新緑の取り合わせが華やかです。

桜松は見頃です。

近衞邸跡南側にある螺旋桜も咲き始めました。


この他、中立売駐車場東側の芝生地には、
幹が空洞になっていて、
向こう側の景色が見られる桜などもあります。

縣井では山吹が咲き始めました。
昔、この井戸のそばに縣宮(あがたのみや)と呼ばれる社があって、
地方官吏として出世を願う人々が、
井戸で身を清め祈願してから宮中に参内したといわれています。
古くから名水とされ、
昔から井戸のまわりには多くの山吹が咲いていたようで、
後鳥羽院などの歌にも詠まれています。

場所は、中立売御門をはいったところです。
後水尾天皇が、あまりの美しさに
御車を引き戻され御覧になられたとの逸話から
名付けられたようです。
花びらは5枚以上ある八重咲きの一品種で、
これから見頃をむかえます。
この他、出水の小川周辺にも数種類の八重桜があり、
これから見頃をむかえます。
近衞邸跡の一重の枝垂れ桜は、
ほとんどが散りましたが、
続いて八重の紅枝垂れが見頃となっています。
近くの児童公園では、桃、桜、新緑の取り合わせが華やかです。
桜松は見頃です。
近衞邸跡南側にある螺旋桜も咲き始めました。
この他、中立売駐車場東側の芝生地には、
幹が空洞になっていて、
向こう側の景色が見られる桜などもあります。
縣井では山吹が咲き始めました。
昔、この井戸のそばに縣宮(あがたのみや)と呼ばれる社があって、
地方官吏として出世を願う人々が、
井戸で身を清め祈願してから宮中に参内したといわれています。
古くから名水とされ、
昔から井戸のまわりには多くの山吹が咲いていたようで、
後鳥羽院などの歌にも詠まれています。
2011年04月06日「桜松」が咲き始めました
京都御苑自然・開花情報
2011年04月04日「近衞邸跡の糸桜」見頃です
京都御苑自然・開花情報
近衞邸跡の糸桜が見頃をむかえています
中には、花が紅色の紅枝垂れもあります
八重の紅枝垂れは遅咲きなので、まだ蕾です
胎範碑東側の山桜
御苑の桜は、ほとんどがこの山桜です
山桜は、葉と同時に花が咲きます
苑内の所々で見頃のものがあります
近衞邸跡周辺
葉桜(手前)の橙色と糸桜(奥)の白色の
コントラストも
春らしい御苑の風景の一つです
石薬師御門内に「一本桜」と呼ぶにふさわしい、
一際目をひく桜が一本あります
江戸彼岸が交配している桜とのことです
京都迎賓館南側のハクモクレン
並んで、花が紫色のシモクレンも開花間近です
中立売周辺のモクレンの仲間は、
今が見頃ですが、
こちらはこれからです
同じ御苑内でも、これだけ開花に差があります
2011年03月31日近衞邸跡の糸桜
京都御苑自然・開花情報
近衞邸跡の糸桜について、孝明天皇が多くの歌を宸筆されていることから、安政の頃には、この周辺に糸桜があったことが推測されます。現在、近衞邸跡周辺には約60本の糸桜があり、10本ほどが見頃となっています。
また、近衞忠熙公が茶道に堪能であったといわれていることから、池周辺には茶花の椿も多く植えられており見頃になっています。


近衞邸跡周辺の糸桜の状況

近衞池周辺のヤブツバキ
今年は花の数が多いようです
(その他の開花状況)

モモ
蛤御門内や児童公園内にあります

ハクモクレン
中立売西駐車場東側は見頃
その他、シモクレンが中立売御門内で見頃となっています
京都迎賓館南側には、ハクモクレンとシモクレンがありますが、こちらはまだ咲き始めです

ヤマザクラも児童公園などで咲きだしています

トサミズキ
中立売北休憩所北側

ウグイスカグラ
母と子の森

ユキヤナギ
閑院宮邸跡北側、宗像神社南側

ジンチョウゲ
中立売北休憩所前
また、近衞忠熙公が茶道に堪能であったといわれていることから、池周辺には茶花の椿も多く植えられており見頃になっています。
近衞邸跡周辺の糸桜の状況
近衞池周辺のヤブツバキ
今年は花の数が多いようです
(その他の開花状況)
モモ
蛤御門内や児童公園内にあります
ハクモクレン
中立売西駐車場東側は見頃
その他、シモクレンが中立売御門内で見頃となっています
京都迎賓館南側には、ハクモクレンとシモクレンがありますが、こちらはまだ咲き始めです
ヤマザクラも児童公園などで咲きだしています
トサミズキ
中立売北休憩所北側
ウグイスカグラ
母と子の森
ユキヤナギ
閑院宮邸跡北側、宗像神社南側
ジンチョウゲ
中立売北休憩所前
2011年03月15日「思いのまま」
京都御苑自然・開花情報
開花が遅れていた梅も、ようやく見頃をむかえています。
蛤御門を入りはじめの苑路を南に行くと約200本の梅の木が植栽されている梅林に着きます。そこには、様々な品種の梅がありますが、その中の幾つかをご紹介します。
まずは、「輪違い」または「思いのまま」と呼ばれる品種です。一本の木に紅や白、紅白の絞りの花が咲き、その品種名に納得します。梅林の北東部、南東部、真ん中あたりにあります。次は、九條池北側芝生地には、その濃い紅色が一際映える九條家ゆかりの「黒木の梅」も見頃をむかえています。
是非、御覧下さい。

梅林全体

「思いのまま」 紅白の絞り咲き

「思いのまま」
白花と紅花が、それぞれ別の枝から咲いています。

「黒木の梅」
松の緑のキャンバスにその濃い紅色が一際映えます。


ツバキも咲き始め
近衞池東側では、白花が見頃です。
今年は、蕾が多いようです。

ジンチョウゲも咲き始めました。中立売北休憩所付近に植栽されており、ほのかな香りが漂ってきます。
近くには、カンツバキや咲き始めのアセビの花、開花近いトサミズキ、シモクレンもあります。

ハクモクレン
昨年は、花つきが良くなかったですが、今年は蕾がたくさんついているので、開花が楽しみです。
その他、近衞邸跡の枝垂れ桜も枝先の赤みが増してきたので、開花近しです。
以前、梅、桃、桜の共演が見られた年がありましたが、今年も再来の様相です。
蛤御門を入りはじめの苑路を南に行くと約200本の梅の木が植栽されている梅林に着きます。そこには、様々な品種の梅がありますが、その中の幾つかをご紹介します。
まずは、「輪違い」または「思いのまま」と呼ばれる品種です。一本の木に紅や白、紅白の絞りの花が咲き、その品種名に納得します。梅林の北東部、南東部、真ん中あたりにあります。次は、九條池北側芝生地には、その濃い紅色が一際映える九條家ゆかりの「黒木の梅」も見頃をむかえています。
是非、御覧下さい。
梅林全体
「思いのまま」 紅白の絞り咲き
「思いのまま」
白花と紅花が、それぞれ別の枝から咲いています。
「黒木の梅」
松の緑のキャンバスにその濃い紅色が一際映えます。
ツバキも咲き始め
近衞池東側では、白花が見頃です。
今年は、蕾が多いようです。
ジンチョウゲも咲き始めました。中立売北休憩所付近に植栽されており、ほのかな香りが漂ってきます。
近くには、カンツバキや咲き始めのアセビの花、開花近いトサミズキ、シモクレンもあります。
ハクモクレン
昨年は、花つきが良くなかったですが、今年は蕾がたくさんついているので、開花が楽しみです。
その他、近衞邸跡の枝垂れ桜も枝先の赤みが増してきたので、開花近しです。
以前、梅、桃、桜の共演が見られた年がありましたが、今年も再来の様相です。
2011年02月17日日光浴
京都御苑自然・開花情報
今日は久しぶりに暖かくなりました。
苑内を巡回していると、生垣の上を何やらヒラヒラ舞うものを見つけました。紫色が鮮やかなチョウの仲間ムラサキシジミです。
成虫で越冬していたようですが、暖かさに誘われて日光浴に出てきたようです。
この他、ちらほら咲き始めたウメや見頃の児童公園のロウバイ、母と子の森の片隅で咲き始めたマンサクや出水広場北側の白色のツバキなど、春がもうそこまでやってきているようです。


ムラサキジジミ
表は鮮やかな紫色ですが、裏は目立たない灰色です

ウメの花の状況は、全体では咲き始めですが、写真のように見頃のものもあります

児童公園のロウバイ
近づいて見ると蝋細工のような花です
遠くからは目立たないですが、香りでその存在がわかります。


マンサク
早春に咲く花です
小さな黄色の花が密集しています

シロツバキ
ツバキの見頃は、もう少し先です
苑内を巡回していると、生垣の上を何やらヒラヒラ舞うものを見つけました。紫色が鮮やかなチョウの仲間ムラサキシジミです。
成虫で越冬していたようですが、暖かさに誘われて日光浴に出てきたようです。
この他、ちらほら咲き始めたウメや見頃の児童公園のロウバイ、母と子の森の片隅で咲き始めたマンサクや出水広場北側の白色のツバキなど、春がもうそこまでやってきているようです。
ムラサキジジミ
表は鮮やかな紫色ですが、裏は目立たない灰色です
ウメの花の状況は、全体では咲き始めですが、写真のように見頃のものもあります
児童公園のロウバイ
近づいて見ると蝋細工のような花です
遠くからは目立たないですが、香りでその存在がわかります。
マンサク
早春に咲く花です
小さな黄色の花が密集しています
シロツバキ
ツバキの見頃は、もう少し先です
2011年01月27日ロウバイ(蝋梅)が咲き始めました
京都御苑自然・開花情報
昨年の咲き始めは1月8日頃でしたので、今年の開花は2週間程度遅いようです。
名前の由来は種々あるようです。
花弁がロウ細工のように半透明であることや花弁の色が蜜蝋に似ていること、また、臘月に咲く花が梅に似ていることなどからロウバイと言われています。場所は、児童公園内舟橋家跡のイチョウの切り株付近で、付近を通るとほのかな香りがただよってきます。
例年ですと、2月下旬頃まで花と香りを楽しむことができます。

まだまだ咲き始めです

全体の木の様子
花が小さく、香りでそれと気づきます

ミノムシではありません
果実です
その他の開花状況
(ウメ)宗像神社北側 白梅咲き始め、出水小川北側 紅梅咲き始め
(カンツバキ)中立売北休憩所周辺 見頃
(サザンカ)児童公園北側散策道周辺、西園寺邸跡周辺、迎賓館南側周辺 見頃
(ソシンロウバイ)宗像神社北側 見頃 ロウバイより先に見頃をむかえます
名前の由来は種々あるようです。
花弁がロウ細工のように半透明であることや花弁の色が蜜蝋に似ていること、また、臘月に咲く花が梅に似ていることなどからロウバイと言われています。場所は、児童公園内舟橋家跡のイチョウの切り株付近で、付近を通るとほのかな香りがただよってきます。
例年ですと、2月下旬頃まで花と香りを楽しむことができます。
まだまだ咲き始めです
全体の木の様子
花が小さく、香りでそれと気づきます
ミノムシではありません
果実です
その他の開花状況
(ウメ)宗像神社北側 白梅咲き始め、出水小川北側 紅梅咲き始め
(カンツバキ)中立売北休憩所周辺 見頃
(サザンカ)児童公園北側散策道周辺、西園寺邸跡周辺、迎賓館南側周辺 見頃
(ソシンロウバイ)宗像神社北側 見頃 ロウバイより先に見頃をむかえます
また、苑内では白い花を咲かせているカスミザクラが新緑の中で一際映えています。その中でも八重咲きのものは、ナラヤエザクラ(奈良八重桜)と言われ、古くから歌にも読まれているサクラです。京都御所建礼門南東の芝生と出水の小川南側で観賞できます。咲き始めの白から、散り初めの赤への花の変化は見事です。是非、御覧になってください。
拾翠亭のフジ
新緑の中の奈良八重桜
奈良八重桜
花は、まだ白色です