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2018年9月28日

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2018年09月28日秋の実り

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北の丸公園ではドングリが落ち始め、様々な実が色付いています。

(管理事務所前四阿 大量のマテバシイの実 2018.9.7撮影)

今回は、北の丸公園でよく地面に落ちている実を紹介します。

ご紹介した樹木の場所は、一番下に地図の画像を用意しましたのでそちらをご覧ください。

クヌギ 

細長い葉の形にはっきりとした鋸歯(きょし:葉の縁の周りにあるノコギリの刃のような部分)があります。

ドングリは丸く、殻斗(かくと:花芽を包む葉が集まったもの)と呼ばれるカバー部分はたてがみのようにとても荒々しいです。

地図の白色点周辺にあります。

コナラ 

丸みを帯びた葉の形で、クヌギほどではないですが鋸歯があります。

ドングリは楕円形で、お椀のような殻斗をかぶっています。

樹木位置図の赤点周辺にあります。

マテバシイ 

ツヤツヤで厚い楕円形の葉で、先端に一本角が出たような形の葉をしています。

ドングリも細長い楕円形で、どんぶり型の深い殻斗をしています。

樹木位置図の紫色点周辺にあります。

スダジイ  

こちらも葉がツヤツヤで厚いですが、波形の鋸歯があるタイプとないタイプがあります。

ドングリは殻斗に全体が包まれていて、熟してくると殻斗が三つに割れてドングリが顔を覗かせます。

樹木位置図のオレンジ色点の周辺にあります。

ヤマボウシ

ミズキの仲間なので葉がよく似ています。

サクランボのように長い柄が特徴の実で、上を向いて付いています。

樹木位置図の黒い点周辺で見ることができます。

樹木位置図