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省エネ改修とは

省エネ改修の概要

省エネ改修は、照明や空調設備等の更新や外壁や開口部の断熱強化、チューニング等による運用改善等、改修部位によって多岐にわたります。
省エネ目的で改修工事が実施されるというよりも、耐用年数超過や故障等により改修工事を実施し、その際に省エネ設備等が導入される場合が大半を占めております。ただし、近年はLED照明等の費用対効果に優れた省エネ設備が登場したことにより、省エネ・コスト削減目的での改修工事も増加しつつあります。

省エネ改修のパターン分類

頻度 部位 改修等の動機
10~15年に一度 設備更新工事
(照明等)
  • 設備の故障、老朽化や耐用年数超過
  • 照明のLED化は、省エネ・コスト削減目的で、計画よりも前倒しで工事が実施される場合がある
約20年に一度 設備更新工事
(空調等)
  • 設備の故障、老朽化や耐用年数超過
  • テナントからの要請、クレーム(特に、空調を中央制御方式から個別制御方式に変更するニーズが高い)
20年に一度~建替えまで実施しない 大規模改修工事
(外皮等含む)
  • ビル全体の老朽化、各設備等の耐用年数超過
  • 耐震性能等へのニーズの高まりに伴い資産価値が相対的に低下
  • 所有者の変更(大手資本による買収等)
随時 運用改善
(チューニング等)
  • 節電対応等の社会的要請 等
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