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省エネ改修を巡る市場動向/テナントの意識
省エネ改修にあたってのテナントの意識
1. 省エネ改修への関心
テナントビルの省エネ、省CO2に対する取り組みに対して、約7割のテナントが関心を寄せています。しかし、実際に環境性能が高いビルに入居していると回答したテナントは約3割にとどまりました。
図.ビルとしての省エネ、省CO2に対する取り組みへの関心度合い

図.現在入居しているビルの環境性能

2. 省エネ改修に対する意識
環境性能の高いビルに入居したいと思う理由について、「光熱費の低減」(88.0%)、「節電・電力ピークカットへの貢献」(56.7%)と多くのテナントが回答しています。一方、思わない理由としては、「賃料の増分を負担できない」(50.0%)が最も多く、賃料増への影響に対する懸念がうかがえます。一方で、「環境の高いビルに手頃な物件がない」(30.0%)という回答も多くあり、物件の提供を求める声もありました。
環境性能の高いビルに入居したいと思う条件を尋ねたところ、「光熱水費の「見える化」が進みテナントのコストメリットが明らかになる」(44.1%)、「法人税等の優遇を受けられる」(33.6%)が多くあげられました。
左図.環境性能の高いビルに入居したいと思う理由
右図.環境性能の高いビルに入居したいと思わない理由

図.環境性能の高いビルに入居を検討するに必要な条件

省エネ改修を巡る市場動向
- 省エネ改修にあたってのオーナーの意識
- 省エネ改修にあたってのテナントの意識
- 省エネ改修に対するオーナーとテナントの認識