放射線教育支援

放射線教育支援の様子

住民セミナーの一環として、幼稚園・小学生・中学生・高校生・大学生を対象とし、福島第一原発事故に伴う放射線の健康影響に関する情報や福島に関する情報をもとに、放射線について正しく理解していただくための授業をお手伝いいたします。ご利用にあたっては、以下の実績例をご参考ください。

令和3年度 実績例

目的 紙芝居や霧箱観察を通して、放射線は身の回りにあることを分かりやすく学習する。
参加者 平田村立蓬田小学校1年生 計20名
講義時間 令和3年9月8日(水) 9:20~10:05
開催場所 平田村立蓬田小学校
講義内容 紙芝居「ほうしゃせんってしってる?」では、東日本大震災で起こったこと、放射線は身の回りにあること、多すぎると危ないこと等を学んだ。実習「霧箱観察」では放射線の飛跡を確認し、その後クイズを通じて、紙芝居で学んだことを復習した。

オンライン講義の様子

霧箱観察の様子

〇×クイズの様子


目的 放射線に関する基礎的な知識を身に付けるため、紙芝居や放射線の測定実習を通して放射線の特徴や放射線は測ることができること等を学習する。
参加者 川俣町立福田小学校2・3年生 計13名
時間 令和3年6月10日(木)10:30~11:15
場所 川俣町立福田小学校
内容 紙芝居「もっとしりたい、ほうしゃせん」では、放射線は宇宙が誕生した時から身の回りにあること、人間の体には治す力があること、放射線から身を守る方法等について学習した。実習「放射線量の測定」では、校内5箇所の放射線量を各班で測定した後、気づいた点や感想を発表した。

紙芝居の様子

放射線量測定実習の様子

講義の様子


目的 放射線に関する講義、放射線量測定を通して、放射線に関する基礎知識や福島県の放射線に関する現状について学び、放射線についての理解を深める。
参加者 田村市立大越小学校6年生 計23名
時間 令和3年7月6日(火) 13:45~15:20 (45分2コマ)
場所 田村市立大越小学校
内容 講義「放射線について学ぼう」では、放射線に関する基礎知識、放射線の単位、各地の放射線量、ALPS処理水について学び、実習「身の回りのものの放射線量測定」では、赤御影石や校庭の土、昆布等の測定を行った。授業のまとめとして、講義の内容、各試料や各班の測定結果について話し合い、気づいたこと分かったことの発表を行った。

講義の様子

放射線量測定実習の様子

測定結果についての話し合いの様子

目的 放射線の正しい知識を身につけるため、放射線の基礎と健康影響について学び、測定キットを用いて放射線の外部被ばく低減三原則について学ぶ。
参加者 会津若松市立河東学園 8年1組 計22名
時間 令和3年9月14日(火) 講義 10:45~11:35 / 実習 15:10~16:00
場所 会津若松市立河東学園
内容 講義「放射線について学んでみよう」では、福島第一原子力発電所事故の概要と、放射線は身近にあること、放射線は量が多すぎると危ないこと、放射線による影響は遺伝しないこと、会津若松市の風評被害などを学習した。実習「放射線から身を守る方法について学んでみよう」では、外部被ばくの低減三原則「時間・距離・遮へい」について、放射線の測定キットを用いて調べ、放射線から身を守る方法を学習した。

講義の様子

放射線量測定実習の様子

放射線量測定実習の様子

目的 東日本大震災における原発事故から10年が経過し、福島県が直面する課題が何か等、生徒にとって福島県の現状に目を向ける機会にするため、見学前に放射線に関する基礎知識を学ぶ「事前学習」と、見学後に今回の学習内容の振り返りをする「事後学習」を「見学」とセットで実施。「事前学習」の知識を踏まえ、「施設見学」では実際に中間貯蔵施設や東日本大震災・原子力災害伝承館と浪江町請戸地区等を見学し、福島の現状を体感する。「事後学習」では、「事前学習」と「施設見学」における一連の学習の総括として、福島の未来へ続く課題を考察。
  • 事前学習
参加者 福島県立橘高等学校 1年生18名 2年生4名
日時 令和3年7月26日(月) 13:30~15:00
場所 福島県立橘高等学校
内容 講義「放射線の基礎と健康影響について―東日本大震災福島第一原子力発電所事故の概要と課題」では、放射線は身近にあること、子どもへは遺伝しないこと、福島の現在の放射線量と除染等について学んだ。また、講義「中間貯蔵施設について」では、震災当時の福島の状況から、除染作業を経て現在の中間貯蔵施設が整備された一連の流れを、現在の中間貯蔵施設の様子や除去土壌の再生利用実証事業等に触れながら説明を行った。

講義の様子
「放射線の基礎と健康影響につて」

講義の様子
「放射線の基礎と健康影響につて」

講義の様子
「中間貯蔵施設について」

  • 施設見学
参加者 福島県立橘高等学校 1年生18名 2年生4名
日時 令和3年8月4日(水) 8:00~17:30 (昼食・バス移動時間等を含む)
場所 中間貯蔵工事情報センター・中間貯蔵施設・東日本大震災・原子力災害伝承館・浪江町請戸地区 等
内容 中間貯蔵施設内見学では、バスから降車して高台から土壌を埋め立てている様子を見学した他、遠くに見える福島第一原子力発電所を見ながら、熱心に説明に耳を傾けた。次に双葉町産業交流センターで意見交換をし、東日本大震災・原子力災害伝承館を見学した後は、語り部講話で、震災当時浪江町請戸小学校6年生だった語り部の、津波から避難した体験談を聴いた。その後車窓見学で浪江町請戸地区や国道6号線沿いの風景、富岡町内の様子を見学し、帰路についた。

中間貯蔵施設内見学の様子

語り部講話の様子

バスの車窓風景

  • 事後学習
参加者 福島県立橘高等学校 1年生15名 2年生4名
日時 令和3年8月6日(金) 13:30~15:00
場所 福島県立橘高等学校
内容 「事前学習」で学んだこと、「施設見学」で感じたことを振り返り、福島のこれからの課題等について班ごとにテーマを設けグループディスカッションを行い、福島県民としてこれから自分たちに何ができるのかを考える。グループディスカッションでは、共通テーマと班ごとにテーマを設け、「将来どんな福島になっていてほしいか」、「未来の福島のために自分たちに何ができるのか」を話し合い、会場内にある参考資料も活用しながら、シートにまとめて発表した。

グループディスカッションの様子

意見をまとめたシート

発表の様子


目的 川内村・長崎大学・原子力安全研究協会 共同復興推進センターにおいて、放射線測定器を使用した測定実習、Ge半導体検出器の見学、放射線における健康影響やリスクコミュニケーションに関する講義を通し、放射線に対する理解を深める。
参加者 福島県立須賀川桐陽高等学校の生徒 計14名
日時 令和3年7月11日(日) 8:20~18:20 (昼食・バス移動時間等を含む)
場所 川内村・長崎大学・原子力安全研究協会 共同復興推進センター
内容 測定実習では測定キットを用いて放射線量を測定し「外部被ばくの低減三原則」について学んだ。Ge半導体検出器の見学では土壌試料の採取、土壌や食品の前処理、検出器の見学を行った。講義「放射線被ばくとリスクコミュニケーション」では放射線被ばくによる人体への健康影響や福島県内における放射線のリスクコミュニケーションについて説明があり、その後、意見交換を行った。

土壌試料採取の様子

放射線量測定実習の様子

講義の様子


目的 意見交換を通して、放射性物質による農作物への影響や県内の農業の現状等、震災後の福島県の農業への取り組みについて理解を深める。また、学校の探求活動の中で見つけた個々の課題や疑問を解決する。
参加者 福島県立安達高等学校の生徒 4名
日時 令和3年8月12日(木) 14:00~16:00
場所 福島大学
内容 はじめに、震災後の福島県における農業の現状及び課題について講話を聞き、その後、福島県の農業に関して一人一人が感じていること、疑問に思っていることの意見交換を行った。加えて、福島の復興に向けた風評被害払拭に関する取り組みとして、農産物や処理水の海洋放出に対する効果的な情報発信の方法等についても話し合いを行った。

意見交換の様子

講義の様子

意見交換の様子

令和2年度 実績例

目的 紙芝居、実習を通して、福島第一原子力発電所事故について知り、放射線がどのようなものかを学習する。
参加者 川俣町立川俣小学校1年生 計22名
時間 令和2年9月24日(木)8:25~9:10
場所 川俣町立川俣小学校
内容 紙芝居「ほうしゃせんってなぁに?」では、福島第一原子力発電所の事故で放射線が外にでてしまったこと、放射線は多すぎると危ないこと、放射線は体を傷つけるけれど、人間には傷を治す力があること等について学んだ。実習では、電子霧箱で放射線が通った跡を観察し、最後に紙芝居と実習の振り返りとして、○×クイズを行った。

紙芝居の様子

霧箱観察の様子

〇×クイズの様子


目的 昨年度に続いて放射線の基礎について学び、放射線教育の繰り返しによる知識定着を図る。今年度は食品や肥料等を測定し、放射線は身の回りにあるものからも出ていることを理解する。
参加者 田村市立滝根小学校4年生 計28名
時間 令和2年7月15日(水) 10:25~11:10
場所 田村市立滝根小学校
内容 講義「ほうしゃせんってどんなもの?」では、放射線は宇宙が生まれたときからあることや、放射線も量が多すぎると危ないということ、放射線は測ることができること等を学んだ。実習「身の回りの放射線量の測定」では、グループに分かれて肥料や昆布等、身の回りにあるものの放射線量測定を行い、身近なものからも放射線が出ていることをかくにんした。その後、電子霧箱で放射線の飛跡を観察し、気付いたことや分かったことの発表を行った。

放射線量測定実習の様子

放射線量測定実習の様子

講義の様子


目的 放射線に関する講義、霧箱観察、測定実習を通して、放射線の正しい知識を身に付ける。
参加者 郡山市立薫小学校5年2組 計35名
日時 令和3年3月17日(水) 10:35~11:20
場所 郡山市立薫小学校
内容 講義「放射線って知ってる?」では、福島第一原子力発電所事故が起きたこと、放射線は身の回りにあること、多すぎると危ないこと等を学んだ。霧箱観察や実習「空間線量の測定」では、グループに分かれて放射線の飛跡を確認し、校庭や昇降口などの空間線量の測定を行い、測定結果について講師から説明した。

講義の様子

霧箱観察の様子

空間線量測定実習の様子

目的 放射線の正しい知識を身につけるため、放射線の基礎、内部被ばくと外部被ばく、放射線の利用等について学び、測定キットを用いて外部被ばくの低減三原則を確認する。
参加者 田村市立大越中学校2年生 計29名
日時 令和2年12月16日(水) 10:30~12:20 (45分2コマ)
場所 田村市立大越中学校
内容 講義「放射線が人体に与える影響について学ぼう」では、放射線の基礎、内部被ばくと外部被ばく、放射線の利用を学び、また、田村市の放射線に関する取り組みについても確認した。実習「被ばくの低減三原則を確認しよう」では、外部被ばくの低減三原則「時間、距離、遮へい」について、測定キットを用いてグループごとに測定し、放射線から身を守る方法を学習した。

講義の様子

GMサーベイメータ

放射線量測定実習の様子

目的 高校の生徒がドイツ・フランスの海外研修に参加して飯舘村内の復興状況及び除去土壌の再生利用実証事業や福島第一原子力発電所の処理水等をテーマとして発信するに当たり、実際に飯舘村内や事業の状況を見学し、専門家と意見交換を行い、生徒の知見を広げる。
参加者 福島県立安積高等学校の生徒 計6名
日時 令和2年11月28日(土) 8:20~17:00 (昼食・バス移動時間等を含む)
場所 飯舘村村内
内容 飯舘村内の復興状況及び除去土壌の再生利用実証事業の状況を、飯舘村住民の方に案内してもらいながら実際に見学し、飯舘村の復興に係る現状や除去土壌の再生利用による放射線の健康影響、福島第一原子力発電所の処理水に含まれる放射性物質の今後の取り扱い等について専門家と意見交換を行った。又、帰りのバスで飯舘村内の山林資源活用事業エリア内を経由し見学した。

飯舘村見学の様子

再生利用実証事業見学の様子

意見交換会の様子


目的 放射線教育の手始めとして、施設見学型の放射線教育を実施する。バスでの移動の際に、震災当時の様子が伺える場所を巡り、地域の状況への理解を深めながら、講演受講や意見交換を行い生徒の知見を広げる。
参加者 福島県立須賀川桐陽高等学校の生徒 計21名
日時 令和3年3月28日(日) 8:30 ~19:15 (昼食・バス移動時間等を含む)
場所 東日本大震災・原子力災害伝承館、請戸漁港
内容 行きのバスでは、川内村から大熊町役場周辺、富岡町の夜ノ森桜並木、廃炉環境国際共同研究センターや富岡駅前を経由し、福島第一原子力発電所や中間貯蔵施設を車窓に見ながら、東日本大震災・原子力災害伝承館に移動。伝承館を見学し、講演及び意見交換を行いました。帰りのバスでは、浪江町の請戸漁港を経由した。

夜ノ森桜並木見学の様子

伝承館見学の様子

講演及び意見交換の様子

目的 放射線の基礎、人体への影響、福島第一原子力発電所事故による放射性物質の飛散状況、食品中の放射性物質等について学び、放射線の正しい知識を身につける。
参加者 会津大学短期大学部食物栄養学科2年生 13名
日時 令和2年12月25日(金) 10:10~11:40
場所 会津大学短期大学部
内容 講義「放射線の基礎知識と健康影響」では、放射線の基礎、放射線の健康影響、福島第一原子力発電所事故直後から現在までの福島県および近隣県の空間線量の変化等を学習した。また、講義「食品に関するリスクコミュニケーション」では、食品中の放射性物質について、基準値の成り立ちや食品安全のリスク評価と管理の考え方等を学習した。

講義の様子
「放射線の基礎知識と健康影響」

講義の様子
「食品に関するリスクコミュニケーション」

講義の資料
「食品に関するリスク コミュニケーション」

放射線教育支援の流れ

対象者や授業内容、時期等、ご要望をお知らせください ご要望に沿ったプログラムをご提案します 授業の準備や、講師、会場等を手配します 授業の運営は、弊センターが行います 授業のアンケートを行い、結果をご報告します

授業支援に関する 以下の準備や手配等は弊センターにお任せください。授業支援に関する費用負担は一切ありません。

  • 授業対象者や内容に適した講師の選定と、授業内容の打合せ
  • 授業に必要な資料の作成と、資料の印刷
  • 授業で使用する紙芝居や、放射線測定機器、霧箱等の手配
  • 会場の状況に合わせたスクリーンや映写機等の手配
  • 施設見学の段取りやバスの手配
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<ご要望に応じて、内容、講師、時間等の調整をいたします。お気軽にお問い合わせください。>

ご連絡先

放射線リスクコミュニケーション相談員支援センター

0120-478-100

フリーダイヤル

9:00~17:00(土日・祝日を除く)

F-sodan@nsra.or.jp

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