放射線教育 高校

講義・実習

福島県立二本松実業高等学校 1年1組、1年4組 計54名

令和5年10月24日(火) 13:15~14:05

福島第一原子力発電所事故が起きた福島県の住民として地域理解を深め、正しい情報を発信できるよう放射線の基礎知識を学ぶため、講師による講義を行った。講義「暮らしの放射線 自分で説明が出来るために」では、福島第一原子力発電所事故後の福島県の状況、日常に使われている放射線、自然放射線等について学んだ。また、県外の住民との放射線に関する認識の違いについて説明を受け、放射線について学ぶ大切さについて理解を深めた。

  • 講義の様子
  • 講義の様子

福島県立福島東高等学校 3年生28名

令和4年9月14日(水) 14:00~16:15

講義「放射線とは?身の回りの放射線と医療で使われる放射線」では、放射線の基礎知識や健康影響、また、医療及び看護分野の進路を希望する学生が多いことから放射線治療、医療従事者の職業被ばく等について学習した。講義「除去土壌の再生利用・県外最終処分について」では、除染の取組みや県外最終処分に関する説明、飯舘村長泥地区で行われている除去土壌の再生利用の概要や状況について理解を深めた。

  • 講義の様子
  • 講義の様子

福島県立須賀川桐陽高等学校 2年生7名

令和4年7月30日(土) 9:00~12:30

講義「放射線の基礎知識」では、福島第一原子力発電所事故の概要、放射線の基礎知識や健康影響等について学習した。実習「放射線測定実習」では、食塩や昆布等の身の回りの物の測定を行うとともに、測定キットと遮へい板を使い外部被ばく低減三原則について学習した。講義と実習それぞれの終了時に、生徒一人一人が疑問点や気になることをまとめ、授業の最後に質疑応答を行った。

  • 講義の様子
  • 実習の様子
  • 実習の様子

意見交換

福島県立安達高等学校の生徒4名

令和3年8月12日(木) 14:00~16:00

福島大学において、震災後の福島県における農業の現状及び課題について講話を聞き、その後、福島県の農業に関して一人一人が感じていること、疑問に思っていることの意見交換を行った。加えて、福島の復興に向けた風評被害払拭に関する取り組みとして、農産物や処理水の海洋放出に対する効果的な情報発信の方法等についても話し合いを行った。

  • 意見交換の様子
  • 講義の様子
  • 意見交換の様子

福島県立須賀川桐陽高等学校の生徒14名

令和3年7月11日(日) 8:20~18:20(昼食・バス移動時間等を含む)

川内村・長崎大学・原子力安全研究協会 共同復興推進センターにおいて、実習や講義、意見交換を行った。測定実習では測定キットを用いて放射線量を測定し「外部被ばくの低減三原則」について学んだ。Ge半導体検出器の見学では土壌試料の採取、土壌や食品の前処理、検出器の見学を行った。講義「放射線被ばくとリスクコミュニケーション」では放射線被ばくによる人体への健康影響や福島県内における放射線のリスクコミュニケーションについて説明があり、その後、意見交換を行った。

  • 土壌試料採取の様子
  • 放射線量測定実習の様子
  • 講義の様子

福島県立安積高等学校の生徒6名

令和2年11月28日(土) 8:20~17:00(昼食・バス移動時間等を含む)

飯舘村内の復興状況及び除去土壌の再生利用実証事業の状況を、飯舘村住民の方に案内してもらいながら実際に見学し、飯舘村の復興に係る現状や除去土壌の再生利用による放射線の健康影響、福島第一原子力発電所の処理水に含まれる放射性物質の今後の取り扱い等について専門家と意見交換を行った。又、帰りのバスで飯舘村内の山林資源活用事業エリア内を経由し見学した。

  • 飯舘村見学の様子
  • 再生利用実証事業見学の様子

施設見学・事前・事後学習

【施設見学】
福島県立安達高等学校 3年生16名

令和5年7月24日(月) 7:30~17:10

福島第一原子力発電所、及び東日本大震災・原子力災害伝承館の見学を行った。福島第一原子力発電所では、構内の原子炉建屋やALPS処理水の貯蔵タンク等の見学を通して事故の概要を学び、廃炉の現状や取り組み、ALPS処理水の処分方法、震災から学ぶ教訓等について理解を深めた。また、東日本大震災・原子力災害伝承館では、展示見学や語り部講話を通じて、原子力災害の記録や震災発生当時の状況等について学んだ。

  • 福島第一原発見学の様子
  • 伝承館見学の様子
  • 語り部講話の様子

【事前学習】
福島県立白河高等学校 震災復興しらかわゼミに所属する生徒21名

令和5年8月1日(火) 13:00~17:10

東日本大震災・原子力災害伝承館や福島第一原子力発電所の見学に向けて、講義、実習を通して放射線に関する理解を深めた。講師による講義「放射線の基礎知識」では、放射線の基礎知識、健康影響、ALPS処理水等について学んだ。実習「放射線の測定実習」では、食塩や昆布等、身の回りの物の測定を行い、その後、測定器キットと遮へい板を使用し、外部被ばく低減三原則について学んだ。また、将来、進学や就職をして出会う県外の方たちに福島の現状を正しく伝える知識を身に付けるために、グループワーク「福島県のことや放射線のことを正しく伝えるには」を行った。テーマを設けてどのように説明すると福島県や放射線について県外の人に正しく伝えることができるのかを話し合い、発表を行った。

  • 講義の様子
  • 測定実習の様子
  • グループワークの様子

【施設見学】
福島県立白河高等学校 震災復興しらかわゼミに所属する生徒22名、卒業生2名、福島県立須賀川桐陽高等学校の生徒2名 計26名

令和6年1月4日(木) 8:00~18:30

廃炉資料館、福島第一原発の見学を通じて、福島第一原発事故の概要や教訓、廃炉事業の全容等について理解を深める。廃炉資料館では、展示等の見学を通じて事故当時の状況や廃炉に向けた取り組み等について学んだ。福島第一原発では、原子炉建屋やALPS処理水の貯蔵タンク等の見学を通して廃炉の現状について理解を深めた。その後、福島第一原発の取り組み等に関する質疑応答を行った。

  • 廃炉資料館見学の様子
  • 福島第一原発の周辺海域見学の様子
  • 質疑応答の様子

【事前学習】
福島県立橘高等学校 1年生18名、2年生4名 計22名

令和3年7月26日(月) 13:30~15:00

講義「放射線の基礎と健康影響について―東日本大震災福島第一原子力発電所事故の概要と課題」では、放射線は身近にあること、子どもへは遺伝しないこと、福島の現在の放射線量と除染等について学んだ。また、講義「中間貯蔵施設について」では、震災当時の福島の状況から、除染作業を経て現在の中間貯蔵施設が整備された一連の流れを、現在の中間貯蔵施設の様子や除去土壌の再生利用実証事業等に触れながら説明を行った。

  • 講義の様子
    「放射線の基礎と健康影響について」
  • 講義の様子
    「放射線の基礎と健康影響について」
  • 講義の様子
    「中間貯蔵施設について」

【施設見学】
福島県立橘高等学校 1年生18名、2年生4名 計22名

令和3年8月4日(水) 8:00~17:30(昼食・バス移動時間等を含む)

中間貯蔵施設内見学では、バスから降車して高台から土壌を埋め立てている様子を見学した他、遠くに見える福島第一原子力発電所を見ながら、熱心に説明に耳を傾けた。次に双葉町産業交流センターで意見交換をし、東日本大震災・原子力災害伝承館を見学した後は、語り部講話で、震災当時浪江町請戸小学校6年生だった語り部の、津波から避難した体験談を聴いた。その後車窓見学で浪江町請戸地区や国道6号線沿いの風景、富岡町内の様子を見学し、帰路についた。

  • 中間貯蔵施設内見学の様子
  • 語り部講話の様子
  • バスの車窓風景

【事後学習】
福島県立橘高等学校 1年生15名、2年生4名 計19名

令和3年8月6日(金) 13:30~15:00

「事前学習」で学んだこと、「施設見学」で感じたことを振り返り、福島のこれからの課題等について班ごとにテーマを設けグループディスカッションを行い、福島県民としてこれから自分たちに何ができるのかを考える。グループディスカッションでは、共通テーマと班ごとにテーマを設け、「将来どんな福島になっていてほしいか」、「未来の福島のために自分たちに何ができるのか」を話し合い、会場内にある参考資料も活用しながら、シートにまとめて発表した。

  • グループディスカッションの様子
  • 意見をまとめたシート
  • 発表の様子

修学旅行の事前学習

森村学園高等部 1年生163名、生徒の保護者4名 計167名

令和5年6月20日(火) 14:20~15:10

研修旅行で福島県浜通り地域を訪問するにあたり、事前学習として放射線の基礎や健康影響、浜通り地域の復興状況について説明を行い、放射線の正しい知識を身につけることで放射線や福島の現状に対する理解を深めるため、講師による講義を行った。講義「放射線による健康影響と福島県浜通り地域の復興状況について」では、放射線の基礎知識や放射線は身の回りにあること、遺伝性影響等の説明を通して放射線による健康影響について学習した。また、福島県浜通り地域(楢葉町・双葉町等)を訪問することから、浜通り地域の空間線量率や避難区域の変遷及び復興状況等についての説明を行った。

  • 生徒と保護者が一緒に
    講義を受けている様子
  • 講義の様子
  • 生徒と保護者が一緒に
    講義を受けている様子

福岡県立福岡高等学校 2年生378名

令和4年10月13日(木) 14:40~15:20(オンラインで開催)

講義「放射線による健康影響と福島県浜通り地域の復興状況」では、放射線の基礎知識や被ばくの経路、人体影響の発生機構等の放射線による健康影響について学習した。また、福島県浜通り地域を訪問することから、福島第一原子力発電所における廃炉に向けた取組と進捗、事故当時から現在に至るまでの避難区域の変遷、避難者数の推移といった、浜通り地域の復興状況と今後の課題についての説明を行った。

  • 講義の様子
  • 講義の資料
  • 講義の資料

放射線教育 支援の流れ

01 対象者や授業内容、時期等、ご要望をお知らせください。 02 ご要望に沿ったプログラムを、ご提案します。 03 授業の準備や、講師、会場等を手配します。 04 授業のアンケート結果と開催概要をまとめ、ご報告します。

支援に関する 以下の準備や手配等は弊センターにお任せください。支援に関する費用負担は一切ありません。

  • 授業対象者や内容に適した講師の選定と、授業内容の打合せ
  • 授業に必要な資料の作成と、資料の印刷
  • 授業で使用する紙芝居や、放射線測定機器、霧箱等の手配
  • 会場の状況に合わせたスクリーンや映写機等の手配
  • 施設見学の段取りやバスの手配

※支援の内容により、準備や調整に、1ヶ月程のお時間をいただきます。余裕をもってお問い合わせください。

ご連絡先

放射線リスクコミュニケーション相談員支援センター

0120-478-100

フリーダイヤル

9:00~17:00(土日・祝日を除く)

F-sodan@nsra.or.jp

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