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国別・地域別協力

日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)

 

日本・中国・韓国の三カ国は、地理的にも、歴史的にも緊密な関係を有しています。また、大気、海洋等を通じて環境問題も共有しています。この三カ国が、地域内のみならず地球規模の環境問題について、率直な意見交換を行い、協力を強化していくため、 1999年以来毎年日中韓三カ国環境大臣会合を行っています。

2013年5月5〜6日に福岡県・北九州市で開催された第15回会合では、石原大臣が議長を務め、三カ国の国内環境政策の進捗状況の紹介を行うとともに、大気汚染、グリーン経済、気候変動、生物多様性等について率直な意見交換を行い、これらの結果は共同コミュニケとして採択されました。また、韓国、中国とそれぞれ二国間会談が行われました。

日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)日本オフィシャルサイト
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開催年 開催地 会議概要
第1回
(1999年)
ソウル 北東アジア地域及び地球規模の環境問題に関する協力関係を強化するために率直な意見交換を行った。
第2回
(2000年)
北京 三大臣は、TEMMが、地域環境協力及び持続可能な開発を促進するための重要なフォーラムであることを再確認した。
第4回アジア太平洋地域の環境と開発に関する閣僚会議(MCED)、2002年に予定されているアジェンダ21の包括的レビュー会合(リオ+10)をはじめとした、今後開催される重要な地域及び地球規模の環境会議の成功に三大臣が積極的に貢献すべきとの意見で一致した。
第3回
(2001年)
東京 最近の各国及び北東アジア地域における環境への取組の進展について意見交換を行った。
2000年11月に行われた日中韓首脳会合において、TEMMの進展に高い評価が示されたことを歓迎した。
第4回
(2002年)
ソウル 三大臣は、環境保全は21世紀の方向を形づくる中心的な推進力となると認識した。この意味で、国際社会が持続可能な開発を達成するために、多大な努力をすることへ期待を示した。
三大臣は、これに貢献する意思を共有し、TEMMに関する情報を他の地域的、世界的な環境会議に提供することは、国際的な環境への取組努力にとり、十分価値があるものであるということに同意した。
第5回
(2003年)
北京 三大臣は、2003年10月バリにおいて三カ国の首脳によって調印された、三カ国間協力の促進に関する共同宣言に勇気づけられた。また、2001年の三カ国首脳会議において、地域的環境協力の分野でTEMMが果たす主導的役割が重視されたことを想起した。
三大臣は、宣言の内容を実現するために地域的及び地球的な環境協力を強化する上で、TEMMがより重要な役割を果たすべきであることに合意した。
第6回
(2004年)
東京 三大臣は、TEMMが、地域環境協力及び持続可能な開発を促進するための重要な会合であるとの共通の見解を改めて強調した。
最近の各国及び北東アジア地域における環境への取組の進展について意見交換を行った。
第7回
(2005年)
ソウル 三大臣は、科学的発展観に基づく環境に優しい社会を構築するとの意思を明確に盛り込んだ中国の次期五カ年計画の骨子を歓迎した。
三大臣は、TEMMが北東アジア地域における地域環境協力の推進と持続可能な開発の達成に重要な役割を果たしていると認識し、三カ国が様々な地域の課題に対して、引き続き共同して対処していくことを確認した。
第8回
(2006年)
北京 三大臣は、中国の「三つの転換(three transformation)」、日本の「環境・経済・社会の統合的向上」、韓国の「国家総合環境計画」について、明確に環境保護を経済と社会の発展に統合していくものとして歓迎した。
各国の環境政策の進展の紹介、気候変動問題等の地球環境問題や、黄砂、酸性雨等の北東アジア地域の環境問題に関する意見交換を行うとともに、TEMMの将来のあり方について議論を行った。
第9回
(2007年)
富山 三大臣は、日本の「21世紀環境立国戦略」、韓国の「持続可能な開発国家戦略」、中国の「環境友好社会の構築のための科学的発展観」について、明確に環境保護を経済と社会の発展に統合していくものとして歓迎した。
各国の環境政策の進展の紹介、気候変動問題等の地球環境問題や、黄砂・光化学スモッグ等の北東アジア地域の環境問題に関する意見交換を行うとともに、TEMMプロジェクトのレビュー、TEMMの将来のあり方について議論を行った。
第10回
(2008年)
済州島 三大臣は、韓国の「グリーン成長とより質の高い生活のための環境政策の方向性及びその任務」、中国の「発展における科学的展望」による「汚染削減」と「生態系が脆弱な河川及び湖沼の回復」への努力、日本が推進する「クリーンアジア・イニシアティブ」と「低炭素社会に向けた行動計画」について、いずれも明確に環境保護を経済と社会の発展に統合していくものとして歓迎した。
三カ国の最新の環境政策についての情報交換、北東アジア地域の環境問題への対応と今後の協力の方向性についての議論、及び特別セッションで低炭素社会の構築に向けての討議を行った。
第11回
(2009年)
北京 三大臣は、本地域の環境協力の推進及び持続可能な開発の達成においてTEMMが極めて重要であるという合意に達し、過去10年間の優先分野における成果に対して感謝の意を表明した。
世界的な金融危機に直面する中での環境政策の方向性や、今後の日中韓三カ国の環境協力の優先分野、大臣会合の将来の役割等について討議を行った。
第12回
(2010年)
北海道
(千歳、苫小牧)
三大臣は、TEMMが北東アジア地域の域内環境協力の促進及び持続可能な開発の実現に向けて重要な役割を果たすことを再確認した。
「環境協力に関する三カ国共同行動計画(Tripartite Joint Action Plan on Environmental Cooperation)」をとりまとめ、10の優先分野を決定し、今後5年間の優先協力分野として承認した。
第13回
(2011年)
釜山 三カ国の国内環境政策を紹介し、地球規模及び地域環境課題に関する主要政策についての議論を行い、共同行動計画の進捗の評価を行った。
TEMM13に併せて開催された産業フォーラム、学生フォーラムの結果について、意見交換を行った。
第14回
(2012年)
北京 三カ国の国内環境政策の進捗状況を紹介し、気候変動対策、黄砂等の越境汚染対策、東日本大震災の教訓も踏まえた災害による環境影響防止、TEMMフォーラム結果等について議論を行った。
震災に伴う環境対策の経験などを共有する自然災害対応セミナーを日本が開催すること及び日中韓環境協力功労者への表彰をTEMMの際に実施することを合意した。
第15回
(2013年)
北九州 大気汚染については、新たに三カ国による政策対話を設置することに合意した。また、三カ国は、日中韓のみならずアジア全体の持続的発展に対する大気汚染問題の重要性にかんがみ、既存の地域的取組を更に活用するべく協力を進めることにも合意した。
「環境市場の拡大とグリーン経済の促進に向けた国際協力」、「私たちの環境的に持続可能な都市」について活発な議論が行われ、日中韓環境協力功労者として、日本からは日本環境衛生センターの秋元肇氏が受賞した。
第16回
(2014年)
大邱 2015〜2019年に三カ国で優先的に取り組んでいく9分野に合意した。また、大気汚染問題が最も重要な議題であるとして、協力を発展させていくことに合意した。
「北東アジア地域での環境協力における環境産業の活躍」、「持続可能性への若者の抱負−実行の率先」について活発な議論が行われた。また、日中韓の環境協力に係る功労者の表彰が行われ、日本からは東京理科大学環境安全センター長西川雅高氏が受賞した。
第17回
(2015年)
上海 今後5年間(2015年-2019年)の「環境協力に係る日中韓三カ国共同行動計画」が採択され、それぞれの分野で活動を強化していくことに合意した。
「自然との関係の樹立」、「環境技術・産業に関する交流・協力の強化、地域のグリーン経済の推進・発展」について活発な議論が行われた。また、日中韓の環境協力に係る功労者の表彰が行われ、日本からは立教大学社会学部・大学院異文化コミュニケーション研究科教授阿部治氏が受賞した。
第18回
(2016年)
静岡 「持続可能な2030アジェンダ」及び「パリ合意」について、対策を実施すること及びパリ協定の早期の発効の重要性、大地震等災害時の廃棄物対策等における経験や政策の共有を図ることに合意した。
日中韓の環境協力に係る功労者の表彰が行われ、日本からは独立行政法人国立環境研究所・菅谷芳雄氏が受賞した。