TEMM12 開催報告
第12回日中韓三ヵ国環境大臣会合(TEMM12)が5月22~23日、北海道千歳市及び苫小牧市にて開催され、我が国からは小沢鋭仁環境大臣が出席しました。会合の結果、[1]日中韓サミットに報告する、今後5カ年の3ヵ国の環境協力について10の分野毎に目的と行動を示した「三ヵ国共同行動計画」及び[2]「共同コミュニケ」が採択されました。
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開催日程/開催地
平成22年5月22日(土) 北海道 千歳市 (日中・日韓・中韓環境大臣バイ会談)
平成22年5月23日(日) 北海道 苫小牧市 (三ヵ国環境大臣会合)
主な出席者
韓国 李 萬儀(イ・マニ) 環境部長官
日本 小沢 鋭仁 環境大臣
中国 周 生賢(しゅう・せいけん) 環境保護部長
(写真:左から順に)
総論
日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)は、様々な分野で北東アジア地域の環境協力を強化してきました。この結果、私たちは、三カ国が北東アジアで大気圏、水圏、生物圏を共有する環境共同体であることの認識を深め、また各国の取り組みの相互理解を増進し、協働する機会を拡大してきました。とりわけ、TEMMプロジェクトを通じ、三カ国で、国、地方政府、研究者、若者のネットワークが構築されたことは特筆に値します。これらを礎として、TEMM12で「環境協力に係る三カ国共同行動計画」が採択され、気候変動や生物多様性など重要分野における日中韓の協力活動の方向性を定めたことは大きな成果です。
また、東アジア共同体に向けて、アジアで低炭素、低公害、循環型社会を実現すべく、環境分野で日中韓の三カ国が中核となって、さらなる協力を進めていくことを望んでいます。
報道発表・配布資料
TEMMに関する報道発表・配布資料は、こちらからダウンロードして頂けます。また、今までに開催した TEMMに関する資料 やTEMMプロジェクトに関する資料は、関連資料でご紹介しています。