
【特徴・習性】
岩礁帯に生息し、殻は6~7cm、とげの長さは20cmにもなる大型のウニです。全体が濃紫色で、鮮やかな青点や白点があるものもあります。また、一部のとげが白色のものや縞模様の入ったものなど個体により様々です。
とげは折れやすく、刺さると体内で折れるため、抜くのは容易ではありません。とげの先端には毒腺があり、長時間痛みが持続します。
【対処法】
遊泳中に岩場などに足をつく場合はウニを踏まないよう注意することが大切です。
刺さってしまった場合はまずとげを抜き、火傷しない程度のお湯に浸けます。とげの刺さり方が浅い場合には自然に抜けることもありますが、化膿など二次感染の原因にもなるため病院でレントゲン検査を受け、体内のとげを取り除くことが大切です。