コラム
C-1.レジ袋に係る調査(平成24年度)

3.政令市・中核市・特別区の取組状況

以下の調査項目4については、調査対象83件(政令市・中核市・特別区)のうち、レジ袋削減に対して何らかの取組を行っていると回答のあった68件を対象に集計した。

4.政令市・特別区・中核市の取組方針

[政令市・特別区・中核市の取組方針の要旨]

  • 基本的な取組方針として「有料化・非有料化を問わず、レジ袋削減の取組そのものを推進する」が最多となっている。
  • 条例の制定については1件が実施済みで、1件が「未実施たが将来は検討の予定」となっている。他の自治体では実施検討の予定も無い。
  • 協定の締結によるレジ袋有料化ついては、3割程度で実施済みとなっている。二者協定と三者協定の別では、三者協定を締結する自治体が多い。一方で、5割の自治体では検討予定もなしとなっている。
  • 他の具体的な取組としては、「事業者への協力要請」、「事業者の活動支援」、「組織体制の整備」及び「優れた事業者への認定制度」も5から6割程度の実施・継続率となっている。「近隣市町村・特別区との連携」は2割弱と、他の取組に比べて低い実施・継続率となっている。
  • 関連調査については「消費者の認知度・意向調査」「レジ袋削減効果調査」が4割弱、「事業者への影響調査」の1割台の実施・継続率となっている。
  • PR・普及活動については、「チラシ、ポスター、リーフレット等の作成・配布」及び「環境学習、環境教育を通じたPR」「テレビ、ラジオ、新聞、広報紙等への取組掲載」が7割強、「マイバッグの無料配布、コンテストの開催と展示」及び「市民独自の普及啓発活動の支援」が5割程度と、いずれも高い実施・継続率となっている。
(1)

基本的な取組方針について

■今年度の特徴
「政令市・中核市・特別区独自の施策により有料化・非有料化を問わず、レジ袋削減の取組そのものを推進する」が最多となっている。

■トレンド
全体的に、大きな変化はない。

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(2)

条例の制定について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」「未実施だが、将来は検討の予定」がそれぞれ1件となっており、他の自治体では「未実施で、将来も実施検討の予定なし」となっている。

■トレンド
実施済みが1件のみで推移しており、他は未実施の状況で変化はない。

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(3)

協定の締結によるレジ袋の有料化について

■今年度の特徴
協定の締結によるレジ袋の有料化については「実施済みで、将来も実施の見込み」が二者協定(4件)と三者協定(22件)をあわせて約3割となっている。

■トレンド
 約4割程度の実施率で、ほぼ横ばいに推移している。

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(4)

事業者への協力要請について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が6割となっている。

■トレンド
約6割の実施率で、ほぼ横ばいに推移している。

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(5)

優れた事業者への認定制度について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が5割となっている。一方、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が4割強となっている。

■トレンド
約4割強の実施率で、やや増加傾向にある。

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(6)

組織体制の整備について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が5割強となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が4割弱となっている。

■トレンド
5割程度の実施率を保っているものの、やや減少傾向にある。

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(7)

事業者の活動支援について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が5割強となっている。

■トレンド
一貫して5割程度の実施率を保ち、ほぼ横ばい、やや減少傾向にある。

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(8)

近隣市町村・特別区との連携等について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が2割弱となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が7割強となっている。

■トレンド
約2割程度の実施率で、ほぼ横ばいで推移している。

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(9)

消費者の認知度・意向調査について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が3割強となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が6割弱となっている。

■トレンド
約4割程度の実施率で、ほぼ横ばいに推移している。

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(10)

レジ袋削減効果調査について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が4割弱となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が5割強となっている。

■トレンド
「実施済みで、将来も実施の見込み」は平成22年度に大きく減少したが、その後増加傾向にある。

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(11)

レジ袋有料化による事業者への影響調査について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が1割台となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が8割弱となっている。

■トレンド
2割弱の実施率で、ほぼ横ばいに推移している。

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(12)

マイバッグの無料配布、コンテストの開催と展示について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が5割弱となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が3割強となっている。

■トレンド
実施済みの合計は6割強を維持している、ものの「実施済みだが、将来は縮小・中止の見込み」増加傾向にある。

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(13)

テレビ、ラジオ、新聞、広報紙等への取組掲載について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が7割強を占めている。

■トレンド
実施済みが7割強と高い水準にあり、ほぼ横ばい、やや減少傾向にある。

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(14)

チラシ、ポスター、リーフレット等の作成・配布について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が7割強となっている。

■トレンド
実施済みの合計が8割前後と高い水準で、ほぼ横ばいに推移している。

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(15)

市民独自の普及啓発活動の支援について

■今年度の特徴
「実施済で継続実施」が5割弱となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が4割強となっている。

■トレンド
ほぼ半数が実施する状況で、ほぼ横ばいに推移している。

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(16)

環境学習、環境教育を通じたPRについて

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が8割強となっている。

■トレンド
8割強が実施する高い水準で、ほぼ横ばいに推移している。

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(17)

レジ袋の全廃、有料化の実施に係る間接的関与について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が1割弱となっている。一方、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が8割弱を占めている。

■トレンド
1割前後の低い水準で推移している。

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(18)

その他の取組について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が1割弱にとどまっている。一方、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が5割強となっている。

■トレンド
ほぼ横ばいに推移している。

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