平成23年度中間・事後評価の結果について
1.経過と評価方法
現在、環境問題対応型研究領域(研究期間は3年間を基本)における中間・事後評価時期は次のとおり。
・中間評価:研究開始後2年目
・事後評価:研究終了の翌年度(4年目)
(戦略的研究開発領域については、研究開始後3年目に中間評価、研究終了の翌年度に事後評価を実施。)
本年度の評価の方法と評価者は次のとおり。

本年度の中間・事後評価の対象課題は、以下のとおり、81課題+戦略2プロジェクト(昨年度は84課題+戦略1プロジェクト)。

第6、7研究分科会では、評価対象課題はなく、次年度以降に評価を行う。
評価手順と評価基準は、評価の際に評価者へ通知した。
●中間・事後評価における評価項目・評価区分 [189KB]
●中間・事後評価における評価手順と評価基準 [244KB]
書面評価、ヒアリング評価とも、評価シートに特定の項目に対する段階的評価とコメントを記述する形で行った。
なお、ヒアリング評価時の段階的評価の結果については、ヒアリング終了時にその場で集計し、評価者(研究分科会委員)へ提示して結果に関する議論を行った。
評価シートの段階では、総合評価、その他の評価項目とも5段階でランク付けを行った。
2.評価結果の算定方法
評価ランクを点数化し(S:5点、A:4点…D:1点)、
[1]委員による書面評価、
[2]委員によるヒアリング評価
について研究課題個別に平均点を算出し、その点数により5段階のランク付けを行った。
3.総合評価結果について
中間・事後評価の総合評価結果一覧(評価総括表)を示す。
研究課題別の詳細な評価結果(評価詳細表)を示す。
また、中間評価及び事後評価の総合評価結果のランク分布を表-1及び表-2に示す。
(1)中間評価課題
中間評価課題については、「D:配分された研究費規模に照らして、研究継続の意義は低い。」を受けた研究課題はなかったため、基本的に全ての研究課題について3年度目も研究を継続することとする。
ただし、評価結果に応じ研究費の増減を行うほか、評価コメントに記された研究計画の見直し等の指摘に対する対応を徹底したい。
また、今回の中間評価でSの評価を受けた課題がなかったため、来年度、2年間の研究期間延長の検討対象とする研究課題は該当なしとなる。
表−1.中間評価の評点分布

(2)事後評価課題
事後評価課題についても、SランクまたはCランク以下の評価を受けた課題は無く、全課題がA〜Bの範囲に収まり、最頻値・中央値はともにBであった 。表−2.事後評価の評点分布

平成22年度に実施した中間・事後評価の結果
平成22年度中間・事後評価の結果について [175KB]
中間・事後評価における評価項目・評価区分一覧 [150KB]