環境省総合環境政策環境省の競争的資金制度

環境研究・技術開発推進費の概要

環境省総合環境政策局総務課環境研究技術室


1.制度の目的

 持続可能な21世紀社会の構築、環境と経済の好循環に向けて、環境分野の研究・技術開発は重要な要素のひとつである。
 このため、広く産学官などの英知を活用した研究開発の提案を募り、優秀な提案に対して研究開発を支援することにより、環境研究・技術開発の推進を図るものである。

2.研究開発の対象分野

 本研究資金で実施する研究開発領域及び対象分野は以下の表のとおりとする。また、それぞれの具体的な研究課題については、毎年度、行政ニーズに応じたテーマを設定することとしており、公募要領をよく確認すること。

[1]戦略一般研究
 基礎から実用化までの様々な段階にある研究開発について、行政ニーズに即した課題を環境省が提示し、公募するボトムアップ型研究。

[2]戦略指定研究
 環境省が主体的・戦略的に行う行政主導の研究開発を行うため、予め研究課題を指定して公募するトップダウン型研究。

表 研究開発領域と研究分野
  研究開発領域 対象分野(注1)
1 戦略一般研究
  • 大気・都市環境
  • 水・土壌環境
  • 自然環境(注2)
  • リスク管理
  • 健康リスク評価
2 戦略一般研究のうち「地域枠」
3 戦略一般研究のうち「若手研究枠」
4 戦略一般研究のうち「統合的・総合的研究枠」
5 戦略一般研究のうち「環境ナノテクノロジー研究枠」
戦略指定研究

(注1)地球環境研究総合推進費廃棄物処理等科学研究費補助金及び地球温暖化対策技術開発事業における対象技術分野に該当する研究開発課題は、公募の対象としない。
(注2)自然環境分野については、国内を対象とした都市・流域圏の自然共生化技術に係るものであり、国際的な生物多様性の保全等、地球環境問題の解決に係る技術開発を主目的とした研究は対象としない。

3.公募について

4.実施課題について

平成20年度新規課題についてはこちら [PDF 184KB]

過去の実施課題については以下のとおり
(1)基礎研究開発課題
(2)実用化研究開発課題
(3)自然共生型流域圏・都市再生技術研究課題
(4)統合型研究開発課題
(5)フィージビリティスタディ研究課題
(6)アスベスト飛散抑制対策に資する技術開発
(7)戦略的研究開発領域

5.実施課題の評価について

(1)基礎研究開発課題
 (平成13年度中間評価[PDF 13KB]、平成15年度事後評価[PDF 17KB]、平成16年度事後評価[PDF 26KB]、平成17年度中間評価[PDF 54KB]、平成18年度事後評価[PDF 64KB]、平成19年度中間評価[PDF 196KB]、平成19年度事後評価[PDF 332KB])
(2)実用化研究開発課題
 (中間評価、平成15年度事後評価[PDF 55KB]、平成16年度事後評価[PDF 47KB]、平成17年度事後評価[PDF 170KB]、平成18年度事後評価[PDF 100KB]、平成19年度事後評価[PDF 318KB])
(3)自然共生型流域圏・都市再生技術研究課題(中間評価[PDF 24KB]、事後評価[PDF 323KB])
(4)フィージビリティスタディ研究課題(平成18年度事後評価[PDF 52KB]、平成19年度事後評価[PDF 305KB])

6.基本スキーム