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中間・事後評価の結果について
環境研究総合推進費で実施している研究課題については、環境研究企画委員会、5研究部会及び戦略プロジェクト専門部会において、研究の進捗度、環境保全への寄与度、 成果の科学的・社会経済的価値等の観点から評価を行っています。
評価結果は、研究課題毎の計画の見直しや研究予算の配分に活用されています。
平成28年度中間・事後評価の結果について
1.経過と評価方法
中間・事後評価の実施時期・実施方法は次のとおり。
○中間評価:研究期間3カ年以上の研究課題の中間年に、ヒアリングにより実施。
・環境問題対応型研究領域等:研究期間3年間の研究課題の2年目
・戦略的研究開発領域:研究期間5年間の戦略研究プロジェクトの3年目
研究期間3年間の戦略研究プロジェクトの2年目
○事後評価:研究終了の翌年度に、書面評価により実施。
本年度の中間・事後評価の対象課題は以下のとおり。
表1 平成28年度の評価対象課題/プロジェクト数

評価手順と評価基準は、以下のとおり。
●平成28年度中間・事後評価における評価項目・評価区分 [304KB]
●平成28年度中間・事後評価における評価手順と評価基準 [256KB]
2.評価結果の算定方法
評価ランクを点数化し(S:5点、A:4点…D:1点)、その平均点により次項に示す5段階のランク付けを行った。
3.評価結果について
中間評価及び事後評価の評価結果を示す。
(1)中間評価課題
中間評価の結果、「D:配分された研究費規模に照らして、研究継続の意義は低い。」を受けた研究課題はなかったため、基本的に全ての研究課題について次年度も研究を継続することとしたい。
ただし、評価結果に応じ研究費の増減を行うほか、評価コメントに記された研究計画の見直し等の指摘に対する対応を徹底したい。
表2 平成28年度中間評価結果の評点分布

(2)事後評価課題
事後評価の結果、すべての課題が「A」〜「B」となった。
5段階評価(S/A/B/C/D)で上位2段階(「S」〜「A」)の比率は、64%(事後評価対象42件中27件)となり、昨年の比率を上回った。
※平成23年以降の事後評価結果における上位2段階の比率
[H23]39%→[H24]50%→[H25]57%→[H26]52%→[H27]53%
※毎年度行われる行政事業レビューにおいて、定量的な成果実績の提示を求められており、環境研究総合推進費では、成果指標を「事後評価(5段階)で上位2段階を獲得した課題数の比率」、成果目標を「60%」としている。
表3 平成28年度事後評価結果(平成27年度終了課題対象)の評点分布
