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もっと多くの事業者や個人が、環境情報を利用するにはどうしたら良いだろうか?

環境報告 要約版 ワークショップ

平成25年3月1日 第一回 環境報告(要約版)ワークショップを開催しました。

場所 JAビルカンファレンス 301A
時間 17:30~18:30
参加人数 約20名程度

概要

環境報告(要約版)に関するワークショップでは、平成25年1月8日付けにて協力企業を公募した環境報告(要約版)及びアンケート結果を元に、ICT(XBRL)による開示の有効性について、話し合いました。

議事

17:40~ 環境省 挨拶及び試行的作成の結果について
(参考)環境報告(要約版)の試行的作成に関する協力企業について
    → 各企業の環境報告(要約版)及びアンケート結果はこちらをご覧ください。

17:50~一般社団法人XBRL Japan 「環境報告(要約版)タクソノミの作成及びサンプルインスタンスの作成」
→ 協力企業からサンプルにてXBRLを用いた開示を説明しました。

18:10~ディスカッション
企業、投資家、有識者、行政、証券取引所など、様々な方にご参加頂き、XBRL Japanのプレゼンテーションに対する質疑応答や環境報告(要約版)に対する意見交換が行われました。

ディスカッションでの主な意見等は、以下の通りです。

  • ・XBRLでは色々なステークホルダーにとって、使いたい人が使いたい情報を取り出せ、財務と非財務の情報が串刺しもでき、自由度がある点が評価できる。
  • ・外国人投資家比率が増加しているなか、英語の表記も併用すれば外国人投資家にとっても有益な情報となる。
  • ・環境報告(要約版)では自由記入欄があり、各社の個性が出せる。 書き方については各社それぞれあっても良いのではないか。
  • ・XBRLに入力する際の、コストが発生する。しかし、要約版なので入力する項目は最小限となっている。
  • ・XBRLは投資家向けなので、情報の串刺しの方法についても研究する必要がある。
  • ・サプライチェーンを考えた場合、温対法の入力をそのまま環境報告(要約版)の入力となれば便利である。また、その他の報告制度(CDP等への報告等)との整合性があれば良い。
  • ・決算短信と同様に早いタイミングでの公表が必要である。 有価証券報告書のタイミングでは遅いと思われる。 投資家は早い情報を望んでいる。
  • ・消費者にとっても読みやすいものとなるのではと、期待できる。