南極キッズ

白い砂漠

南極はとても寒いので、雨ではなく雪がふります。そのため、南極の降水量は1年間にたまった雪の量をはかって調べています。 南極では、海の近くでは雪がたくさんふりますが、内陸ではほとんど雪がふりません。なぜかというと、内陸は海から離(はな)れているので、雪のもととなる雲や水蒸気(すいじょうき)がほとんどないからです。南極の内陸の降水量は砂漠と同じで、1年間に50mmぐらい。このため、南極は「白い砂漠」ともいわれています。なお、日本の1年間の降水量は1,700mmぐらいです。

南極内陸部
エジプトの砂漠

南極内陸部(写真左)と砂漠(写真右:エジプト)の降水量はほとんど同じです。

日本一雨が多い屋久島の年間降水量は約4500mmで、山岳部では8,000〜10,000mmに達します。

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