南極にはいろいろなところの空気がやってきます。
この空気の中にふくまれるものが南極の氷に閉じこめられます。
南極の氷は長い時間がかかってできているので、氷に昔の空気がふくまれていることになります。日本の観測隊(かんそくたい)は、ドームふじ基地で深さ2,503mまで氷を掘って、その氷にふくまれる成分を分析し、過去32万年の間の空気の成分の変化を調べました。
さらに2007年1月には、3,033mの深さまで掘り進められました。

取り出された氷

氷床コアの掘削

- ドームふじ基地
- 標高 3,810m
- 氷厚 3,030m
- 年平均気温 -54.4度
- 最低気温 -79.7度
- 年平均降水量 2.5g/cm2
- 平均風速 5.4m/s
地球温暖化もみてね。