南極で発見された隕石は、数千年前に宇宙から落ちてきて氷に閉じこめられたものです。南極で発見される隕石(南極隕石)は種類が多く、世界ではじめて発見された月や火星からの隕石が南極で見つかっています。
関連ワード
南極隕石の特徴

- 数が多い
- 種類が多い
- 風化がすすみにくい
- ほとんど汚染されていない
なぜ南極でたくさんの隕石が発見されるの?
南極には、隕石がたくさん見つかる場所があります。
南極の氷の上に落ちた隕石は氷に閉じ込められ、氷とともに海岸に向かって移動して海岸近くにある山脈にぶつかります。山脈にせきとめられた氷は次第にとけ、隕石が残されます。このように、南極には隕石をあつめるしくみがあるのです。
出典:国立極地研究所HP
昭和基地から南に300キロメートルはなれた「やまと山脈」で見つかった隕石を「やまと隕石」と呼んでいます。