お知らせ
2008年07月23日
【開催予定】 みんなで守ろう日本の野生ラン ~絶滅に瀕した日本の野生ラン展~
日本に生育している野生ランの紹介と、その保護活動している個人や団体の取り組みについて、シンポジウムを開催し、併せて写真展を実施します。
シンポジウム
- 日時:
- 平成20年8月9日(土) 12:45~16:00
- 場所:
- インフォメーションセンター2階レクチャールーム
- 参加費:
- 無料
- 内容:
- 「だれもが参加・実践できる野生ランの保護活動の事例報告」
- 山形県におけるクマガイソウの保護活動(山形県立村山農業高校)
- 高速道路計画地のヒトツボクロの移植活動(保護活動家 遠藤篤子)
- 東京の野生ランを守ろう、だれでもできる野生ランの保護活動(写真家 中山博史)
- 意見交換会
写真展
- 日時:
- 平成20年8月5日(火)~8月24日(日)
- 場所:
- インフォメーションセンターアートギャラリー
- 入場料:
- 無料
- 展示:
- 8月5日(火)~8月10日(日)
「東京の野生ラン」
中山博史氏撮影の写真と野生ラン保護活動資料を展示
8月12日(火)~8月24日(日)
「みんなで守ろう日本の野生ラン~絶滅に瀕した野生ランの写真と保護活動」
神園英彦氏の全国各地の野生ランの写真と保護活動資料を展示
企画の意図
日本に生育している野生ランは、現在305種知られています。そのうち4種は既に絶滅、210種は絶滅の危機に瀕しています。つまり野生ランの約70%が絶滅の危機に瀕しているのです。今までに例のないほど、日本の野生ランは厳しい状況にあり、このままでは日本からほとんどの野生ランが消滅しかねません。
このシンポジウム及び写真展では、そういった状況を広く皆さんに知って頂くことで、絶滅の危機に瀕するランの保全につとめるものです。
クマガイソウ
ヒトツボクロ
実施主体
- 主催
- IUCNラン専門家部会日本支部、環境省新宿御苑管理事務所
- 協力
- 独立行政法人国立科学博物館筑波実験植物園、(財)国民公園協会新宿御苑
- 後援
- (社)日本植物園協会、ラン関係団体情報連絡会、ラン懇話会
お問い合わせ
IUCNラン専門家部会日本支部事務局 齊藤亀三
〒182-0016 東京都調布市佐須町1-25-3(斉藤倉庫内)
TEL 042-488-2100
FAX 042-481-3044