2009年07月07日

【園内の見ごろ情報】

ピンのアイコン新宿御苑 カテゴリのアイコンみどころ
7月に入り蒸し暑くなってきました。
苑内では、涼しく清々しい風が吹き渡っています。





薄いピンク色のムクゲの花が咲き始めました。
韓国の国花にもなっており、馴染みの深い夏の花です。





新宿門近くの花壇にキキョウが咲き始めました。
秋の七草のひとつでもあるキキョウは、秋の代表の花として昔から親しまれてきました。しかし最近では絶滅危惧植物に指定され、貴重な植物になっています。
花は7月から9月にかけて見ごろを迎えます。





管理事務所前、中の池近辺のギボウシが長くのびた花茎の先に多数の花をつけています。日本では、江戸時代より鑑賞用に植えられました。もともと山間部の湿地で自生しているギボウシは、花が美しく日陰でもよく育つため、洋風和風問わず、ガーデニングによく利用されています。





中の池近くのモッコクが咲き始めました。
岩に着生するラン、セッコク(石斛)の淡い芳香に似ていることから、モッコク(木斛)と名がつきました。
葉が美しく樹形が整うため、庭園樹として利用されます。




新宿門、千駄ヶ谷休憩所近くのヤエクチナシが花数を増やしています。
クチナシは咲き終わりましたが、ヤエクチナシは場所により見ごろすぎの木もあるものの、まだ楽しめます。



盛夏に向け、気温・湿度が高くなってきました。
高温・多湿の環境と同時に熱中症の発症も増えてきます。
炎天下に園内を回る際には必ず帽子をかぶり、こまめな水分補給で熱中症を予防しましょう。


みなさまのご来園をお待ちしています。