2008年12月15日

【開催報告】落ち葉で遊ぼう! 母と子の森自然教室

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12月14日(日)、母と子の森で自然教室「落ち葉で遊ぼう!」を開催し、この季節でしか楽しめない“落ち葉”を素材に自然と親しんでもらいました。

当日は雨のため外で体を大きく使うことができないので、母と子の森の小屋で、落ち葉クラフトとクラフトの発表会を行いました。



クラフトに使う落ち葉は自給自足です。傘を持ち雨の匂いをかぎながら、母と子の森で気に入った色や形をした落ち葉を集めました。



この秋に成った森の木の実も使って工作開始。ダンボール、毛糸に画用紙・・・どれを使うかはもちろん自分次第。いろんな作品が生まれるのではないでしょうか。




お父さんと相談しながらつくる子ども。子どもと一緒の“手づくり”は、お父さんにも、子どもの成長の発見があって面白かったのではないでしょうか。




雨で気温5℃でも服を暖かく着込んで、“手づくり”に熱中しています。アイデアが浮かんだり、ちょっと良くできと思った時は、思わずにっこり笑顔がこぼれるコミュニケーションがありました。








「楽しかった」「持って帰ってお母さんに見せてあげたい」といううれしい感想をいただきました。




参加者から写真を送っていただきました。手づくりの暖簾(のれん)が、部屋の入口の温かなアクセントとなっています。
    

母と子の森自然教室では、身近なことから創意工夫で自然と遊ぶことの楽しさを感じてもらい、自然を大事に思える気持ちを育みたいと考えています。
次回の自然教室は、「虫のすみか作り」です。今年の夏の調査では、新宿御苑に337種の陸上昆虫類が生息していることを確認しています。すみかを作る楽しみだけでなく、どんなところが虫のすみかになるのか、昆虫の視点を学べるプログラムにする予定です。みなさまのご参加をお待ちしております。


おことわり:今回の自然教室は、新宿御苑の行事として落ち葉や木の実の採取を行いました。通常は、新宿御苑では植物の花や枝を採ることは禁止しています。