2008年07月16日

夏の花みごろ情報

ピンのアイコン新宿御苑 カテゴリのアイコン日記
 気がつけば7月も中盤。関東の梅雨明けはまだですが、雲の間から太陽が顔を出し、じりじりとした夏の日射しを注いでいます。





 管理事務所近くのアガパンサス。咲き始めです。
南アフリカ原産のユリ科の花です。紫色の花色から、ムラサキクンシラン(紫君子蘭)の別名があります。


 大木戸門近くのアベリア。みごろです。
ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)とも呼ばれ、その名は、花のあと果実の先に残る5枚のがく片が、お正月あそびのはねつきの「衝羽根」に似ていることから付いたものです。
大正末期に渡来し、公園などに広く植えられています。


 アベリアの横の、丸い実をたくさん付けた木はハクウンボク(白雲木)。まん丸の実が連なって付いている様子はかわいらしく、まるでブドウのようにも見えます。




 芝生広場のキョウチクトウ(夾竹桃)。みごろです。
赤花と白花が並んできれいに咲いています。




 千駄ヶ谷休憩所近くのムクゲ(木槿)。みごろです。
ムクゲの花は一日花で、朝開いた花びらも、夜にはしぼんでしまいます。


*現在見ごろの花*
・サンゴシトウ(中の池)
・キョウチクトウ(芝生広場)
・タイサンボク(レストハウス近く、温室前など)
・バラ(フランス庭園)
・ヤブミョウガ(日本庭園)
・アベリア(大木戸門近く、千駄ヶ谷門近く)
・アガパンサス(管理事務所近く)
・ムクゲ(千駄ヶ谷休憩所近く、フランス式整形庭園近く)
・リョウブ(ツツジ山)


 高温・多湿の環境で長時間過ごすことで、「熱中症」になる危険性があります。園内を歩く際は水やスポーツドリンクを持ち歩き、適度な休息を取るように心がけましょう。

みなさまのご来園をお待ちしております。