2008年07月04日

初夏の花みごろ情報

ピンのアイコン新宿御苑 カテゴリのアイコン日記
 昨夜から降り続いた雨もあがり、夏本番を思わせる暑さです。蝉の鳴き声も聞こえてきます。




 中の池のアメリカデイゴ(アメリカ梯梧)とサンゴシトウ(珊瑚刺桐)。鮮やかな赤い花が夏の雰囲気によく似合います。


 ギボウシ(擬宝珠)。つぼみの形が橋の欄干などの柱頭につける飾り「擬宝珠」に似ていることから付けられた名前です。葉の模様も美しく、ガーデニングにも用いられます。
 写真は日本庭園のものですが、管理事務所近くと中の池にもあります。


 日本庭園のヤブミョウガ(藪茗荷)。林の中などに生える多年草。
「ミョウガ」と名がついていますが、ヤブミョウガはツユクサ科で、ショウガ科で天ぷらなどにして食べる「ミョウガ」とは別物です。


 フランス庭園近くのムクゲ(木槿)。咲き始めです。花がハスに似ていることから、ハスの古名である「ハチス」とも呼ばれています。


 場所によりアジサイがまだきれいに咲いています(写真は新宿門付近)。

*現在見ごろの花*
・アメリカデイゴ(中の池)
・サンゴシトウ(中の池、管理事務所近く)
・アジサイ(母と子の森、新宿門近く、モミジ山外周など各所)
・キョウチクトウ(芝生広場)
・タイサンボク(レストハウス近く、温室前など)
・バラ(フランス庭園)
・ギボウシ(管理事務所近く)
・ヤブミョウガ(日本庭園)
・ヤエクチナシ(千駄ヶ谷休憩所近く)


 高温・多湿の環境で長時間過ごすことで、「熱中症」になる危険性があります。園内を歩く際は水やスポーツドリンクを持ち歩き、適度な休息を取るように心がけましょう。

みなさまのご来園をお待ちしております。