2008年02月20日

香り漂う新宿御苑

ピンのアイコン新宿御苑 カテゴリのアイコン日記
 今日はぽかぽか陽気。芝生の上に寝ころんでのんびりされている方も多いです。昨日、今日と暖かかったせいか、梅の花も全体で4~5分くらいまで先進みました。「香り」の正体は梅の花です。園内を歩いているととても良い香りがします。




 玉藻池。ここが園内で一番咲き進んでいます。


 白い花の梅も咲き揃ってきました。


 こちらは日本庭園の楽羽亭前。少しずつですが花数が増えてきました。


 楽羽亭の隣では「フクジュソウ」が満開でした。茎が伸びてきましたので、ご覧になりたい方はお早めにどうぞ。


 フクジュソウの後ろでは「ハクモクレン」のつぼみがふくらんできました。このハクモクレンは樹齢130年を超え、江戸時代末期に植えられたと言われています。


 フランス庭園の「アセビ」。ドウダンツツジによく似ています。こちらは有毒植物で、漢字で「馬酔木」と書きます。馬が葉を食べると酔ったように歩くということからその名が付いたそうです。


 中ノ池の「サンシュユ」。つぼみから花を覗かせ始めました。サンシュユは江戸時代に朝鮮から入ってきたと言われています。


 同じく中ノ池の「マンサク」。わずかに開花しました。


 レストラン裏の「クリスマスローズ」。花数が増えてきました。


 旧洋館御休所前の「ツバキ」。数輪開花していました。ツバキの見頃は例年3月に入ってからです。


 御休所前の「ミツマタ」。わずかに開花しました。ミツマタは江戸時代中期より和紙の原料として使用されています。


 管理事務所前の「カンザクラ」。5分咲き程度まで進みました。カンザクラが咲き進むと「ワカケホンセイインコ」や「メジロ」などの鳥たちが甘い蜜を求めて訪れます。

 ポカポカ陽気に恵まれて、早春の花がだいぶ咲き進んできました。梅の香りの漂う新宿御苑にぜひお越し下さい。みなさまのご来園をお待ちしております。