令和3年度受賞者紹介
応募状況
応募件数の推移
令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰の応募件数は133件となり、過去5年間で最も少ない件数となった。
今年度より、新たな部門として連携することとなった「イノベーション発掘・社会実装加速化枠」については、6件の応募があった。
普及・促進部門の応募が減少した一方で開発・製品化部門は過去5年の平均を上回った。
年度 | 開発・製品化部門 | 先進導入・積極実践部門 | 普及・促進部門 | イノベーション発掘・社会実装加速化枠 | 計 |
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平成28 | 30 | 58 | 89 | 177 | |
平成29 | 24 | 47.5 | 72.5 | 144 | |
平成30 | 28 | 47.5 | 63.5 | 139 | |
令和元 | 30 | 43.5 | 86.5 | 160 | |
令和2 | 41 | 27 | 96 | 164 | |
過去5年間平均 | 31 | 45 | 82 | 157 | |
令和3 | 35 | 24 | 68 | 6 | 133 |
部門別応募件数
全体の約8割が自薦での応募であった。今年度は昨年度と比較して、自薦での割合が増加した。また、「開発・製品化部門」「先進導入・積極実践部門」の技術関連部門に関しては自薦が多く、「普及・促進部門」については、他薦が多いという傾向があった。
開発・製品化部門 | 先進導入・積極実践部門 | 普及・促進部門 | イノベーション発掘・社会実装加速化枠 | 計 | |||||||
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緩和分野 | 適応分野 | 緩和・適応分野 | 緩和分野 | 適応分野 | 緩和・適応分野 | 緩和分野 | 適応分野 | 緩和・適応分野 | |||
計 | 26 | 5 | 4 | 17 | 0 | 7 | 42 | 6 | 20 | 6 | 133 |
自薦 | 23 | 5 | 4 | 14 | 0 | 4 | 29 | 6 | 14 | 6 | 105 |
他薦 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 13 | 0 | 6 | 28 |
審査方法及び受賞者の決定
133件の応募について、令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰選考委員会(委員長:槌屋治紀・株式会社 システム技術研究所所長)で審査を行い、受賞候補者を選定した。この選定結果を基に、山口壯環境大臣が計31件(開発・商品化部門7件、先進導入・積極実践部門6件、普及・促進部門16件、イノベーション発掘・社会実装加速化枠2件)を受賞者として決定した。
年度 | 開発・製品化部門 | 先進導入・積極実践部門 | 普及・促進部門 | イノベーション発掘・社会実装加速化枠 | 計 | 応募数 | 倍率 |
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平成28 | 10 | 14.5 | 12.5 | 37 | 177 | 4.78 | |
平成29 | 8 | 15.5 | 13.5 | 37 | 144 | 3.89 | |
平成30 | 6 | 17 | 14 | 37 | 139 | 3.76 | |
令和元 | 6 | 12.5 | 16.5 | 35 | 160 | 4.57 | |
令和2 | 11 | 3 | 27 | 41 | 164 | 4 | |
過去 5年間 平均 |
8 | 13 | 17 | 37 | 157 | 4.16 | |
令和3 | 7 | 6 | 16 | 2 | 31 | 133 | 4.29 |
受賞功績紹介動画
令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰、気候変動アクションユース・アワード受賞者の受賞功績紹介動画をご覧いただけます。(1団体約2分前後)
受賞者一覧
令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰パンフレット(PDF:4.63MB)
◎:活動主体が複数の場合の代表者
開発・製品化部門
緩和分野
メトロ電気工業株式会社 | 「オレンジヒート®」の開発による加熱方法の革新と大幅な環境負荷低減(PDF:236KB) |
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株式会社環境経営総合研究所 | プラ使用量とCO2排出量を削減する紙パウダー入複合素材の開発(PDF:619KB) |
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大東建託株式会社 | 国内初のLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)賃貸集合住宅の開発(PDF:540KB) |
ピットデザイン株式会社 | 環境負荷を減らす駐車場管理システム『スマートパーク』の開発(PDF:451KB) |
◎三菱重工サーマルシステムズ株式会社、中部電力株式会社 | 低GWP冷媒を用いた空気熱源循環加温ヒートポンプの開発と普及(PDF:407KB) |
適応分野
<w天敵>コンソーシアム(代表機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構) | 気候変動による害虫増殖から果樹を守る<w天>防除体系の開発(PDF:188KB) |
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該当なし | - |
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緩和・適応分野
該当なし | - |
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◎日産自動車株式会社、フォーアールエナジー株式会社 | 電気自動車普及によるCO2削減及び日本電動化アクション 『ブルー・スイッチ』活動(PDF:638KB) |
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先進導入・積極実践部門
緩和分野
開成町 | 日本初のZEB認証庁舎(PDF:189KB) |
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NPO法人市民省エネ・節電所ネットワーク | 市民と脱炭素社会を実現する「市民省エネ・節電所」の確立(PDF:548KB) |
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大和ハウス工業株式会社 | 再エネの自給自足によるRE100への挑戦(PDF:569KB) |
合同会社ファンタイム | 行き場を失った廃棄予定食品の再流通を通じた食品ロスと温室効果ガスの削減(PDF:817KB) |
適応分野
該当なし | - |
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該当なし | - |
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緩和・適応分野
市民エネルギーちば株式会社 | 環境負荷最小の再エネ【ソーラーシェアリング】と有機農業の融合による地域再生(PDF:197KB) |
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気仙沼地域エネルギー開発株式会社 | 漁業のまち気仙沼での木質バイオマスを活用した地域内循環の取組(PDF:564KB) |
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普及・促進部門
緩和分野
特定非営利活動法人PVネット兵庫グローバルサービス | 自然と共生する都市型小水力発電による脱炭素社会の学び場づくり(PDF:203KB) |
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NGP日本自動車リサイクル事業協同組合 | 自動車リサイクル部品のCO2削減効果の研究を活用したカーボンニュートラルに向けた普及・啓発(PDF:591KB) |
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大阪府立堺工科高等学校 定時制の課程 | 環境保全プロジェクト~捨てればゴミ、活かせば資源~(PDF:604KB) |
特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン | 脱炭素社会の実現を目指す「気候非常事態ネットワーク」の推進(PDF:597KB) |
一般社団法人全国清涼飲料連合会 | サーキュラー(循環)&エコロジカル(地球との共生)・エコノミーのトップランナーに向けた挑戦~CO2排出量削減への取組み~(PDF:440KB) |
特定非営利活動法人ソフトエネルギープロジェクト | 自然エネルギー・省エネルギーの普及促進及び環境教育(PDF:718KB) |
株式会社タニハタ | 伝統木工技術「組子」で取り組む気候変動対策(PDF:656KB) |
東京農業大学農学部・エリアンサスグループ | エネルギー作物に関する研究と教育に基づく脱炭素社会構築の試み(PDF:759KB) |
なにわエコ会議 | 中小事業所向けCO2削減コンペの実施(PDF:692KB) |
広島市立広島工業高等学校 | 地球環境の「見える化」、未来に継ぐ環境の樹形図プロジェクト(PDF:552KB) |
適応分野
株式会社LIXIL | 室内熱中症予防啓発活動「クールdeピースPROJECT」(PDF:182KB) |
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該当なし | - |
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緩和・適応分野
学校法人誠心学園浜松開誠館中学校高等学校 | 地球と未来を守れ!気候マーチで脱炭素社会を訴えよう!(PDF:192KB) |
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一般社団法人あきた地球環境会議 | 「気候変動対策×主権者教育」プロジェクト みんなで描く にじいろ未来(PDF:577KB) |
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野村不動産投資顧問株式会社 | 運用不動産における気候変動の「緩和」と「適応」がSDGs達成に紡がれる(PDF:501KB) |
藤当 満 | 地域FM局を通じた地球温暖化防止啓発活動(PDF:656KB) |
一般社団法人やちよ未来エネルギー | コドモミライプロジェクト(PDF:754KB) |
イノベーション発掘・社会実装加速化枠
アルハイテック株式会社 | アルミ水素で脱炭素社会に挑戦!!(PDF:746KB) |
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株式会社Looop | 脱炭素循環型コミュニティ普及モデルの構築 [スマートシティさいたまモデル](PDF:521KB) |
ユース・アワード
京都府立桂高等学校 循環型農業を目指す研究班 | 循環型農業で低炭素の社会を目指す(PDF:579KB) |
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聖心女子大学 Earth in Mind | 聖心女子大学におけるフードロス削減に向けたアクション(PDF:617KB) |
富士宮高校会議所 | SDGs実践「マスマス元肥(ゲンピ)を使って、富士宮をマスマス元気に!!」(PDF:687KB) |