認定鳥獣捕獲等事業者制度の概要
2申請準備
申請をしようとする場合には、フロー図の要件①から⑤(夜間銃猟を実施する場合は⑥まで)について、組織、安全管理体制、捕獲従事者の技能及び知識等の基準をすべて満たすよう準備します。
安全管理規程の作成
要件
④
安全管理規程は、事業者の安全管理に関する体制や取り決めを定めた文書であり、安全管理の根幹を担保するものです。一方、捕獲現場で未然に事故を防止するためには、安全管理規程だけではなく、より様々な場面での具体的な対応等を定めた安全管理マニュアルの整備と運用が望まれます。
【安全管理規程に含まなければならない項目】
- 鳥獣捕獲等事業の実施時の連絡体制図
緊急時の連絡方法を含めて、鳥獣捕獲等事業を安全にかつ適切に遂行する上で指揮命令系統及び関係機関等への報告・協議の経路を明らかにするもの - 鳥獣捕獲等事業を実施する際の安全の確保のための配慮事項
作業手順や人員配置等に関する考え方を記載するとともに、鳥獣捕獲等事業を実施する際、現場に救急救命に関する知識を有する事業従事者を配置する方針を記載 - 猟具の定期的な点検計画及び安全な取扱いに関する事項
定期的な点検に関する計画、猟具の取り扱いについて捕獲従事者に遵守させる事項、銃器使用においては射撃練習の頻度及び内容、銃器の保管及び仕様について記載 - 事業従事者の心身の健康状態の把握に関する事項
事業従事者の心身の健康状態について、健康診断等により定期的に把握することとし、その頻度及び方法について記載 - その他必要な事項
捕獲等事業を実施するにあたり、必要なことを記載
※安全管理規程の作成例をワードファイルでダウンロード[PDF 40KB]