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| [８] 1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン他３物質 【平成15年度調査媒体：水質、底質】 |
| 1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン | （別名：2,5-ジクロロニトロベンゼン、ニトロ-p-ジクロロベンゼン、
CAS登録番号：89-61-2） |
| 1,3-ジクロロ-4-ニトロベンゼン | （別名：2,4-ジクロロニトロベンゼン、CAS登録番号：611-06-3） |
| 1-クロロ-3-ニトロベンゼン | （別名：m-クロロニトロベンゼン、3-ニトロクロロベンゼン、MNCB、
CAS登録番号：121-73-3） |
| 1,4-ジニトロベンゼン | （別名：p-ジニトロベンゼン、 CAS登録番号：100-25-4） |
|
| |
・ |
選定理由 |
|
1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼンは、化学物質審査規制法指定化学物質及び化学物質排出把握管理促進法第１種指定化学物質であり、染料・有機顔料原料等に使用され、平成14年度の出荷量が 1,331t 55)と多い。昭和 56年度の水質及び底質、平成６年度の水質、底質、水生生物及び大気の調査ではいずれも不検出であった。化学物質審査規制法第２種特定化学物質に該当するか否かの検討を優先的に行うため、水質及び底質における最新の実態把握が必要とされた。
調査に当たっては、同時分析可能な1,3-ジクロロ-4-ニトロベンゼン、1-クロロ-3-ニトロベンゼン、1,4-ジニトロベンゼンを併せて測定した。 |
| |
・ |
調査内容及び結果 |
|
1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン |
|
水質中の濃度把握を目的として、検出下限値 0.05 μg/L、25地点で調査を実施し、24地点全てで不検出であった（欠測扱い：１地点）。
底質中の濃度把握を目的として、検出下限値 2.5 ng/g-dry、24地点で調査を実施し、20地点全てで不検出であった（欠測扱い：４地点）。 |
|
1,3-ジクロロ-4-ニトロベンゼン |
|
水質中の濃度把握を目的として、検出下限値 0.06 μg/L、25地点で調査を実施し、24地点全てで不検出であった（欠測扱い：１地点）。
底質中の濃度把握を目的として、検出下限値 1.9 ng/g-dry、24地点で調査を実施し、21地点中１地点、61検体中1検体で検出され、検出値は 6.3 ng/g-dryであった（欠測扱い：３地点）。 |
|
1-クロロ-3-ニトロベンゼン |
|
水質中の濃度把握を目的として、検出下限値 0.05 μg/L、25地点で調査を実施し、24地点全てで不検出であった（欠測扱い：１地点）。
底質中の濃度把握を目的として、検出下限値 3.2 ng/g-dry、24地点で調査を実施し、20地点全てで不検出であった（欠測扱い：４地点）。 |
|
1,4-ジニトロベンゼン |
|
水質中の濃度把握を目的として、検出下限値 0.054 μg/L、25地点で調査を実施し、24地点全てで不検出であった（欠測扱い：１地点）。
底質中の濃度把握を目的として、検出下限値 3.1 ng/g-dry、24地点で調査を実施し、21地点全てで不検出であった（欠測扱い：３地点）。 |
| ▲ |
・ |
評価 |
|
1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン |
|
水質は、昭和56年度の調査では検出下限値 0.02 μg/Lにおいて７地点を調査し、不検出であった。平成６年度の調査では検出下限値 0.05 μg/Lにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 0.05 μg/Lにおいて調査が実施され、24地点全てで不検出であった。水質中の1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼンは過去の調査において不検出であり、今回調査した検出下限値においても検出されないことが確認された。
底質は、昭和56年度の調査では検出下限値 1 ng/g-dryにおいて７地点を調査し、不検出であった。平成６年度の調査では検出下限値 12 ng/g-dryにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 2.5 ng/g-dryにおいて調査が実施され、20地点全てで不検出であった。底質中の1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼンは過去の調査において不検出であり、今回調査した検出下限値においても検出されないことが確認された。 |
| |
| ○ 1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼンの検出状況 |
|
| 水質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
μg/L |
μg/L |
| 昭和56年度 |
0/21 |
0/7 |
不検出 |
0.02 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
0.05 |
| 平成15年度 |
0/72 |
0/24 |
不検出 |
0.05 |
| 底質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-dry |
ng/g-dry |
| 昭和56年度 |
0/21 |
0/7 |
不検出 |
1 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
12 |
| 平成15年度 |
0/60 |
0/20 |
不検出 |
2.5 |
| 水生生物 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-wet |
ng/g-wet |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
3 |
| 大気 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/m3 |
ng/m3 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
11 |
|
| |
| 1,3-ジクロロ-4-ニトロベンゼン |
|
水質は、昭和56年度の調査では検出下限値 0.02 μg/Lにおいて７地点を調査し、不検出であった。平成６年度の調査では検出下限値 0.06 μg/Lにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 0.06 μg/Lにおいて調査が実施され、24地点全てで不検出であった。水質中の1,3-ジクロロ-4-ニトロベンゼンは過去の調査において不検出であり、今回調査した検出下限値においても検出されないことが確認された。 |
|
底質は、昭和56年度の調査では検出下限値 1 ng/g-dryにおいて７地点を調査し、不検出であった。平成６年度の調査では検出下限値 8.5 ng/g-dryにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 1.9 ng/g-dryにおいて調査が実施され、21地点中１地点で検出があり、検出値は 6.3 ng/g-dryであった。今回の検出地点は平成６年度にも調査しており、平成６年度は不検出であった。過去の調査においては不検出であり、今回の検出は１地点のみのため、環境中濃度の傾向は判断できない。 |
| |
| ○ 1,3-ジクロロ-4-ニトロベンゼンの検出状況 |
|
| 水質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
μg/L |
μg/L |
| 昭和56年度 |
0/21 |
0/7 |
不検出 |
0.02 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
0.06 |
| 平成15年度 |
0/72 |
0/24 |
不検出 |
0.06 |
| 底質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-dry |
ng/g-dry |
| 昭和56年度 |
0/21 |
0/7 |
不検出 |
1 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
8.5 |
| 平成15年度 |
1/61 |
1/21 |
6.3 |
1.9 |
| 水生生物 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-wet |
ng/g-wet |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
3 |
| 大気 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/m3 |
ng/m3 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
14 |
|
| |
| 1-クロロ-3-ニトロベンゼン |
|
水質は、昭和50年度の調査では検出下限値 0.1 μg/Lにおいて19地点を調査し、不検出であった。平成６年度の調査では検出下限値 0.05 μg/Lにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 0.05 μg/Lにおいて調査が実施され、24地点全てで不検出であった。水質中の1-クロロ-3-ニトロベンゼンは過去の調査において不検出であり、今回調査した検出下限値においても検出されないことが確認された。 |
|
底質は、平成６年度の調査では検出下限値 15 ng/g-dryにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 3.2 ng/g-dryにおいて調査が実施され、20地点全てで不検出であった。底質中の1-クロロ-3-ニトロベンゼンは過去の調査において不検出であり、今回調査した検出下限値においても検出されないことが確認された。 |
| |
| ○ 1-クロロ-3-ニトロベンゼンの検出状況 |
|
| 水質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
μg/L |
μg/L |
| 昭和50年度 |
0/95 |
0/19 |
不検出 |
0.1 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
0.05 |
| 平成15年度 |
0/72 |
0/24 |
不検出 |
0.05 |
|
| |
|
| 底質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-dry |
ng/g-dry |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
15 |
| 平成15年度 |
0/60 |
0/20 |
不検出 |
3.2 |
| 水生生物 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-wet |
ng/g-wet |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
3 |
| 大気 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/m3 |
ng/m3 |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
5 |
|
| |
| 1,4-ジニトロベンゼン |
|
水質は、平成６年度の調査では検出下限値 0.054 μg/Lにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 0.054 μg/Lにおいて調査が実施され、24地点全てで不検出であった。水質中の1,4-ジニトロベンゼンは過去の調査において不検出であり、今回調査した検出下限値においても検出されないことが確認された。なお、設定した検出下限値以下のレベルながら検出を示唆する報告があった（ 0.016～0.039 μg/L）。 |
|
底質は、平成６年度の調査では検出下限値 14 ng/g-dryにおいて９地点を調査し、不検出であった。平成15年度は検出下限値 3.1 ng/g-dryにおいて調査が実施され、21地点全てで不検出であった。底質中の1,4-ジニトロベンゼンは過去の調査において不検出であり、今回調査した検出下限値においても検出されないことが確認された。 |
| |
| ○ 1,4-ジニトロベンゼンの検出状況 |
|
| 水質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
μg/L |
μg/L |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
0.054 |
| 平成15年度 |
0/72 |
0/24 |
不検出 |
0.054 |
| 底質 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-dry |
ng/g-dry |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
14 |
| 平成15年度 |
0/63 |
0/21 |
不検出 |
3.1 |
| 水生生物 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
ng/g-wet |
ng/g-wet |
| 平成６年度 |
0/27 |
0/9 |
不検出 |
3 |
|
| |
・ |
環境省内の他の調査結果 |
| 1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン |
| 要調査項目存在状況調査結果（水環境管理課） |
|
| 媒体 |
年度 |
検出頻度 |
検出範囲 |
検出下限値 |
| 検体 |
地点 |
μg/L |
μg/L |
| 水質（河川） |
平成 13年度 |
0/44 |
0/44 |
不検出 |
0.01 |
| 水質（湖沼） |
平成 13年度 |
0/3 |
0/3 |
不検出 |
0.01 |
| 水質（海域） |
平成 13年度 |
0/3 |
0/3 |
不検出 |
0.01 |
| 水質（河川） |
平成 14年度 |
0/50 |
0/50 |
不検出 |
0.01 |
| 水質（湖沼） |
平成 14年度 |
0/25 |
0/25 |
不検出 |
0.01 |
| 水質（海域） |
平成 14年度 |
0/5 |
0/5 |
不検出 |
0.01 |
|
| ▲ |
| 【参考：1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン】 文献一覧へ |
・ |
用途 ： 染料・有機顔料原料、紫外線吸収剤原料 71) |
・ |
生産量・輸入量 ： 平成８年度 1,266 t（製造1,139 t、輸入127 t）72) |
・ |
PRTR集計結果・排出量 （kg /年） ： |
|
| 年度 |
届出外 |
大気 |
公共用水域 |
排出量合計 |
| 平成13年度 |
0 |
200 |
2 |
202 |
| 平成14年度 |
0 |
2 |
0 |
2 |
|
| ※排出量合計＝届出外排出量＋大気排出量＋公共用水域排出量 |
・ |
分解性 ： 難分解（化審法） 18) |
・ |
濃縮性 ： 低濃縮（化審法） 18) |
・ |
媒体別分配予測 ：（フガシティーモデル等） |
|
| 媒体 |
大気 |
水質 |
土壌 |
底質 |
|
| 質量割合（%） |
67.98 |
11.74 |
18.74 |
1.55 |
（EUSESモデル） 98) |
|
・ |
反復投与毒性 ： |
|
経口投与（ラット） 50 mg/kg･d (28日間、肝臓、生殖器への影響）22)，23) |
・ |
発がん性、催腫瘍性 ： 不詳 |
・ |
生態影響 ： |
|
| 藻類（クロレラ） | 96h EC50= 2.1 mg/L （増殖阻害） 22)，23)，59)，75) |
| 甲殻類（オオミジンコ） | 48h EC50= 11 mg/L （遊泳阻害） 22)，23)，59) |
| 魚類（ウグイ） | 96h LC50= 6.3 mg/L 21)，22)，23) |
|
・ |
急性毒性等 ： 不詳 |
・ |
規制・基準 ： |
|
|
| ［化審］ | 第２種監視化学物質（4151,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン（含混合物）） 60) |
| ［PRTR］ | 第１種指定化学物質（1281,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン（1質量％以上を含有する製品）） 37) |
| ［労働安全］ | 第57条の５、労働基準局長通達、変異原性が認められた既存化学物質
（52 1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン）（1重量％以下を含有するものを除く）37) |
| ［バーゼル］ | 特定有害廃棄物等(法第２条第１項第１号イ / 三省告示（41イ有機ハロゲン化合物（他の号以外））
廃棄物、0.1 重量％以上）） 37) |
| ［外為］ | ［輸入令］第４条第１項第２号（２号承認）（有機ハロゲン化合物（他の号以外））
（0.1 重量％以上（廃棄物）） 37) |
| ［外為］ | ［輸出令］別表第２（輸出の承認）（35の２（1）[バーゼル]）37) |
|
| |
| 【参考：1,3-ジクロロ-4-ニトロベンゼン】 文献一覧へ |
・ |
用途 ： 主な用途として医薬品原料（鎮痛解熱剤）、その他の用途として除草剤原料、染料・顔料中間体及び写真薬原料76) |
・ |
生産量・輸入量 ： 平成8年度 1,678 t（製造 1,316 t、輸入 362 t）（ジクロロニトロベンゼンとして）
8.0pt;72) |
・ |
PRTR集計結果・排出量 （kg /年） ： 無し |
・ |
分解性 ： 難分解（化審法） 18) |
・ |
濃縮性 ： 低濃縮（化審法） 18) |
・ |
媒体別分配予測 ： 不詳 |
・ |
反復投与毒性 ： 不詳 |
・ |
発がん性、催腫瘍性 ： 不詳 |
・ |
生態影響 ： |
|
| PNEC(OECD HVC) = 0.56 μg/L 66) |
|
環境については、様々なNOECとLC50の値が試験結果から得られた。LC50=13～21 mg/L（急性、魚類）、EC50= 12 mg/L（急性、ミジンコ）、EC50= 2.0 mg/L（急性、藻類）、NOEC= 1.8 mg/L（急性、藻類）、NOEC= 0.056 mg/L（長期、ミジンコの生殖）。ミジンコの最小の慢性毒性データの中から、オオミジンコ(Daphnia magna)の生殖の21日間NOEC（ 0.056 mg/L）をPNEC（予測無影響濃度）の計算に採用した。PNECの決定には、OECDの水生生物の初期評価のための暫定手引きに従って評価係数100を急性ならびに慢性毒性に適用した。本物質のPNECはこの報告では 0.00056 mg/L（= 0.56μg/L）となる。66) |
| | |
| 魚類（メダカ） | 24h LC50 = 21 mg/L 66) |
| 魚類（メダカ） | 72hLC50 = 18 mg/L 66) |
| 魚類（メダカ） | 96hLC50 = 13 mg/L 66) |
| 甲殻類（ミジンコ類） | 24h EC50 = 12 mg/L（遊泳阻害）66) |
| 甲殻類（ミジンコ類） | 21d NOEC = 0.056 mg/L（生殖阻害）66) |
| 藻類（クロレラ類） | 72h NOEC = 1.8 mg/L（増殖阻害）66)
|
|
・ |
急性毒性等 ： 不詳 |
・ |
規制・基準 ： |
|
| ［化審］ | 第２種監視化学物質（7072,4-ジクロロ-1-ニトロベンゼン（含混合物）） 60) |
| ［労働安全］ | 法第57条の５、労働基準局長通達、変異原性が認められた既存化学物質
（532 2,4-ジクロロ-1-ニトロベンゼン）（1重量％以下を含有するものを除く）37) |
| ［バーゼル］ | 特定有害廃棄物等(法第２条第１項第１号イ / 三省告示（41イ
有機ハロゲン化合物（他の号以外））
（廃棄物、0.1重量％以上）） 37) |
| ［外為］ | ［輸入令］第４条第１項第２号（２号承認）（有機ハロゲン化合物（他の号以外））
（0.1重量％以上（廃棄物）） 37) |
| ［外為］ | ［輸出令］別表第２（輸出の承認）（35の２（1）[バーゼル]）37) |
|
| |
| 【参考：1-クロロ-3-ニトロベンゼン】 文献一覧へ |
・ |
用途 ： 染料の中間体77) |
・ |
生産量・輸入量 ： 不詳 |
・ |
PRTR集計結果・排出量 （kg /年） ： 無し |
・ |
分解性 ： 不詳 |
・ |
濃縮性 ： 不詳 |
・ |
媒体別分配予測 ： 不詳 |
・ |
反復投与毒性 ： 不詳 |
・ |
発がん性、催腫瘍性 ： IARC(1995年)グループ3 40) |
・ |
生態影響 ： |
|
| 甲殻類（オオミジンコ（Daphnia mmagna）） | 24h EC50 = 37 mg/L（遊泳阻害）78) |
| 甲殻類（オオミジンコ（Daphnia magna）） | 21d NOEC = 0.13 mg/L（生殖阻害）78) |
| 藻類（クロレラ（Scenedesmus subspicatus）） | 48h EC10 = 10 mg/L（生長阻害）78) |
| 魚類（ファットヘッドミノー（Pimephales promelas）） | 96h LC50 = 10 mg/L 78) |
| 魚類（トウゴロウイワシ（Menidia beryllina）） | 96h LC50 = 0.5 mg/L 78) |
| 魚類（ゼブラフィッシュ（Danio rerio）） | 48h LC50 = 30 mg/L 78) |
|
・ |
急性毒性等 ： 不詳 |
・ |
規制・基準 ： |
・ |
| ［バーゼル］ | 特定有害廃棄物等(法第２条第１項第１号イ / 三省告示（41イ有機ハロゲン化合物（他の号以外））
（廃棄物、0.1 重量％以上）） 37) |
| ［航空］ | 施行規則第194条危険物告示別表第１毒物類・毒物（６.１クロロニトロベンゼン）（液体、固体）37) |
| ［船舶］ | ［危規則］第２,３条危険物告示別表第１毒物類（【国連番号】1578
クロロニトロベンゼン）
（液体、固体）37) |
| ［外為］ | ［輸出令］別表第２（輸出の承認）（35の２（1）[バーゼル]）8.0pt;37) |
| （国連勧告） | 毒物類（【国連番号】1578【国連分類】クラス６.１ クロロニトロベンゼン）
（液体、固体）37) |
|
| |
| 【参考：1,4-ジニトロベンゼン】 文献一覧へ |
・ |
用途 ： 有機合成および染料（m-ニトロアニリン、m-フェニレンジアミンの原料）34) |
・ |
生産量・輸入量 ： 不詳 |
・ |
PRTR集計結果・排出量 （kg /年） ： 無し |
・ |
分解性 ： 不詳 |
・ |
濃縮性 ： 不詳 |
・ |
媒体別分配予測 ： 不詳 |
・ |
反復投与毒性 ： 不詳 |
・ |
発がん性、催腫瘍性 ： 不詳 |
・ |
生態影響 ： |
|
| 魚類（ファットヘッドミノー（Pimephales promelas）） |
96h LC50= 0.66 mg/L79) |
| 魚類（ナマズ（Ictalurus punctatus）） |
96h LC50= 0.67 mg/L79) |
| EU ： R50/53（水生生物に対して非常に有毒であり、水性環境に長期的破壊効果をもたらすおそれがある）80) |
|
・ |
急性毒性等 ： 不詳 |
・ |
規制・基準 ： |
|
| ［労働安全］ | 対象物質（273 ジニトロベンゼン）（1重量％を超える製剤その他のもの）37) |
| ［消防］ | 危険物別表第５類自己反応性物質、ニトロ化合物（３ニトロ化合物）
（ニトロ化合物を含有する固体又は液体であって、政令で定める試験法で爆発の危険性又は加熱分解の激しい性状を有するもの）37) |
| ［航空］ | 施行規則第194条危険物告示別表第１毒物類・毒物（６.１ジニトロベンゼン）37) |
| ［船舶］ | ［危規則］第２,３条危険物告示別表第１毒物類（【国連番号】1597
ジニトロベンゼン）（液体、固体）37) |
| （国連勧告） | 毒物類（【国連番号】1597【国連分類】クラス６.１ ジニトロベンゼン）
（液体、固体）37) |
許容濃度（作業環境）
ACGIH TLV-TWA ： 0.15 ppm （= 1 mg/m3） 70)
日本産業衛生学会 ： 0.15 ppm （= 1 mg/m 3） 81) |
|
| |
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