コラム
C-1.レジ袋に係る調査(平成25年度)

2.都道府県の取組状況

4.都道府県の取組方針

[都道府県の取組方針の要旨]

  • 基本的な取組方針としては「都道府県独自の施策により有料化・非有料化を問わず、レジ袋削減の取組そのものを推進する」が最も多く、次いで「市町村・特別区の独自性を尊重する」が続いている。
  • 都道府県自身の取組について、約4割が十分又は平均以上に取組を行っていると評価している。
  • 条例の制定については実施している自治体はみられない。今後についても実施・検討予定は無い。
  • 協定の締結によるレジ袋の有料化については「実施済みで、将来も実施の見込み」の割合(実施・継続率)が約4割となっている。二者協定と三者協定の別については、三者協定を締結している自治体が多い。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」は、二者協定で7割強、三者協定で4割となっている。
  • 他の具体的な取組で「実施済みで、将来も実施の見込み」の割合は、「事業者への協力要請」が8割強、「組織体制の整備」、「事業者の活動支援」が6割強となっている。
  • 関連調査についての実施・継続率は、「レジ袋削減効果調査」が4割、「事業者への影響調査」が約15%となっている。
  • PR・普及活動について「実施済みで、将来も実施の見込み」の割合は、「テレビ、ラジオ、新聞、広報紙等への取組掲載」が7割、「チラシ、ポスター、リーフレット等の作成・配布」が8割強、「環境学習、環境教育を通じたPR」は7割強、「市民独自の普及啓発活動の支援」が約5割となっている。また、「マイバッグの無料配布、コンテストの開催と展示」は3割強となっている。
(1)

基本的な取組方針

■今年度の特徴
「都道府県独自の施策により有料化・非有料化を問わず、レジ袋削減の取組そのものを推進する」が最も多く、次いで「市町村・特別区の独自性を尊重する方針」が続いている。

■トレンド
「都道府県独自の施策により有料化・非有料化を問わず、レジ袋削減の取組そのものを推進する」は、変わらず高い水準である。
「都道府県が先導的役割を果たして推進する(直接的関与)」は、増加傾向にある。

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(2)

都道府県自身の取組に係る評価

■今年度の特徴
「都道府県として、取組は十分に行っていると感じている」と「都道府県として、取組は平均以上に行っていると感じている」が合わせて4割程度となっている。

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(3)

条例の制定について

■今年度の特徴
全ての都道府県で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」となっている。

■トレンド
全ての都道府県において、条例制定の動きが見られない。

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(4)

協定の締結によるレジ袋の有料化ついて

■今年度の特徴
協定の締結によるレジ袋の有料化ついては「実施済みで、将来も実施の見込み」が二者協定では2%、三者協定では4割程度となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が二者協定で7割強、三者協定で約4割となっている。
二者協定と三者協定では、三者協定の締結自治体が多い。

■トレンド
約4割が実施している状況で、ほぼ横ばいで推移している。

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(5)

事業者への協力要請について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が8割強を占めている。

■トレンド
高い水準で安定的に推移している。

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(6)

優れた事業者への認定制度について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が3割となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が6割となっている。

■トレンド
直近の2年間において、「実施済みで、将来も実施の見込み」に変化はないが、「実施済みだが、将来は縮小・中止の見込み」が増え、今後の実施や検討を予定する自治体も減少している。

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(7)

組織体制の整備について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が6割強となっている。

■トレンド
実施済みは、近年減少傾向にある。

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(8)

事業者の活動支援について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が6割強となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が2割強となっている。

■トレンド
実施済みはの割合は高い水準にあるものの、調査当初より減少傾向にある。

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(9)

市町村・特別区との連携等について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が5割強となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約4割となっている。

■トレンド
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が増加傾向にあり、実施済みの割合は年々減少傾向にある。

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(10)

消費者の認知度・意向調査について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が4割弱となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が5割程度となっている。

■トレンド
「実施済み・将来も実施」は約4割で推移していたが今年度は2件減少し、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」は徐々に増加している。

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(11)

レジ袋削減効果調査について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が4割となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約5割となっている。

■トレンド
「実施済みで、将来も実施の見込み」は平成22年度をピークに減少傾向にある。「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」は平成22年度以降増加傾向にある。

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(12)

レジ袋有料化による事業者への影響調査について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が約15%となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が7割強となっている。

■トレンド
実施済みの割合は全体的に低い水準にある。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」は、増加傾向にある。

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(13)

マイバッグの無料配布、コンテストの開催と展示について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が4割弱となっている。一方で、「実施済みだが、将来は縮小・中止の見込み」と「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」を合わせると半数以上が実施しない見込みとなる。

■トレンド
約半数が実施する状況であり、横ばいで推移している。

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(14)

テレビ、ラジオ、新聞、広報紙等への取組掲載について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が約7割を占めている。

■トレンド
全体に高い水準で推移しているが、平成22年度以降「実施済みで、将来も実施の見込み」が減少し、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が増加傾向にある。

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(15)

チラシ、ポスター、リーフレット等の作成・配布について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が8割強を占めている。

■トレンド
実施済みの割合は、全体に高い水準で推移している。

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(16)

市民独自の普及啓発活動の支援について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が約5割となっている。一方で「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約4割となっている。

■トレンド
半数強が実施している状況が続いているが、やや減少傾向にある。

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(17)

環境学習、環境教育を通じたPRについて

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が7割強となっている。

■トレンド
実施済みは、全体的に高い水準で、ほぼ横ばいで推移している。

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(18)

レジ袋の全廃、有料化の実施に係る間接的関与について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が約3割となっている。一方、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約7割を占めている。

■トレンド
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」は、引き続き増加傾向にある。

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(19)

その他の取組について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が1割強にとどまっている。一方、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約6割となっている。

■トレンド
「実施済みで、将来も実施の見込み」は初年度と同じ水準であるが、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が増加傾向にある。

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