環境省_やんばる国立公園

辺戸岬

沖縄本島最北端の岬で、園路が整備されています。石灰岩特有のカルスト地形を示し、海食崖が発達しています。眺望が良く、海岸景観や辺戸岳、鹿児島県最南端の与論島を望むことができます。

与那覇岳

沖縄本島最高峰の山（標高503m）で、やんばる地域の核心部にあたります。山頂は木々に覆われていますが、登山道はゆるやかで森の美しさや固有の動植物が魅力のフィールドです。ガイド同行利用がおすすめです。

比地大滝

約26mの落差がある滝で、滝まで約1.5kmの遊歩道やキャンプ場が整備されています。ヒカゲヘゴやイルカンダなど亜熱帯特有の植物を見ながら歩き、運が良ければノグチゲラやホントウアカヒゲなどを観察することができます。

国頭村森林公園

約3kmの整備されたコースがあり、鳥のさえずりや季節の花や木を楽しめます。バンガローやキャンプ場も整備されています。

国頭村環境教育センター「やんばる学びの森」

照葉樹林に囲まれ野生動植物を観察することができ、やんばるの森の豊かさを感じられる場所です。ネイチャートレイルでのガイドウォークや、カヌーツアー、バードウォッチングツアーなどが提供されています。

大石林山

石灰岩から成る辺戸御嶽一帯の地域で、トレッキングコースが整備されています。カルスト地形の雄大な景観が見られ、石灰岩地特有の植物が生育しています。

茅打バンタ

石灰岩から成る断崖と海がおりなす風景を眺望する展望台が整備されています。

塩屋湾

沖縄八景のひとつにも選定されている景勝地です。豊年祈願行事である塩屋湾のウンガミ（海神祭）は国指定無形民俗文化財に指定されています。

ネクマチヂ岳　塩屋富士周辺

ネクマチヂ岳　塩屋富士周辺

石灰岩地特有の植生が見られます。約4kmの散策ルートが整備され、猪垣（いのがき、やまししがき。かつて、山に開墾した畑の作物をリュウキュウイノシシから守るために築いたもの。）も途中で見られます。

ター滝

平南川の上流にある落差10m程度の滝です。シダ植物など亜熱帯特有の植物が見られ、リュウキュウハグロトンボやテナガエビなど多くの生き物たちを観察することができます。

慶佐次湾のヒルギ林

慶佐次川河口約10haに広がる、沖縄本島最大のヒルギ林（マングローブ）です。オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの３種のヒルギが自生し、ヤエヤマヒルギの分布の北限地となっています。木道が整備されている他カヌーツアーも行われており、ヒルギ林や干潟の生物観察を行うことができます。

見どころガイド