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知床国立公園の見どころ

知床岬
知床岬の写真
知床岬
知床半島先端に位置し、広大な草原がオホーツク海に面しています。観光遊覧船などで海上から望むことができます。
フレペの滝
フレペの滝の写真
フレペの滝
別名「乙女の涙」と呼ばれ、断崖の途中から伏流水が噴き出す滝です。冬にはスノーシューを使って、凍った滝の姿を見に行くことができます。
知床五湖
知床五湖の写真
知床五湖
原生林の中に点在する幻想的な五つの湖沼をめぐります。周囲の深い森や知床連山を投影する姿は、知床を代表する景観です。
熊越の滝
熊越の滝の写真
熊越の滝
羅臼川にある高さ約15mの滝です。知床横断道路から入る遊歩道は、バイカモが繁茂する清流に沿った道です。
知床峠
知床峠の写真
知床峠
斜里町と羅臼町を結ぶ知床横断道路の最高地点にある標高738mの峠です。満天の星空や、国後島から昇る朝日を望むことができます。※冬期通行止
羅臼湖
羅臼湖の写真
羅臼湖
大小4つの沼をめぐり、羅臼湖に到る羅臼湖歩道は、沼と植物と山を一度に楽しむことができます。登山と同様の装備が必要となります。
羅臼岳
羅臼岳の写真
羅臼岳
山頂からは、東西の海からそそり立つ半島の絶景が望めます。登山には往復8時間以上かかり、7月下旬までは雪渓が残るため、十分な準備と計画が必要です。特に羅臼からのルートは上級者向けです。

生きもの

シレトコスミレ
シレトコスミレの写真
シレトコスミレ
知床と択捉島、国後島だけに分布する、知床のシンボルといえる高山植物です。6月の知床連山では、砂礫の間から白い花が顔を覗かせている姿を見ることができます。
トドマツ等からなる針広混交林
トドマツ等からなる針広混交林の写真
トドマツ等からなる針広混交林
知床ではトドマツ、エゾマツ、ミズナラ等からなる針広混交林が分布しています。
オオワシ
オオワシの写真
オオワシ
絶滅のおそれのある大型の猛禽類で、カムチャッカ半島などで繁殖し、越冬のため流氷と共に知床半島に南下します。2月にはスケトウダラ漁でこぼれ落ちる魚を狙って、羅臼町側の海岸に多く集まります。
オジロワシ
オジロワシの写真
オジロワシ
白いくさび形の尾が特徴の、絶滅のおそれのある大型の猛禽類です。冬鳥として11~3月頃飛来するものと、1年中知床に留まり繁殖するものがいます。知床半島の海岸部で見ることができます。
ゴマフアザラシ
ゴマフアザラシの写真
ゴマフアザラシ
冬に北海道沿岸に繁殖のためやってくる、アザラシの仲間です。ゴマのように身体の表面に黒いまだら模様があることから、この名で呼ばれます。港や流氷の上にその姿を見ることがあります。
シャチ
シャチの写真
シャチ
イルカの仲間で、知床の沖で見ることができます。羅臼ビジターセンターではシャチの骨格標本を見ることができます。
ヒグマ
ヒグマの写真
ヒグマ
国内では北海道にのみ生息する日本最大の陸棲ほ乳類です。知床の生息密度は世界有数。知床を訪れる際にはヒグマの生態を正しく知って、危険な遭遇をしないように気を付けましょう。

アクティビティ

流氷ウォーク
流氷ウォークの写真
流氷ウォーク
専用のドライスーツを着用して、ガイドとともに流氷の上を歩いたり氷の割れ目に浮かぶことができる、知床ならではの自然体験ツアーです。
観光船
観光船の写真
観光船
ウトロから出航する観光船からは、断崖や滝の雄大な景観とともに、ヒグマやケイマフリなどを観察することができます。
流氷クルーズ
流氷クルーズの写真
流氷クルーズ
羅臼の海では、2~4月にかけて、流氷とともにオオワシ、オジロワシ、ゴマフアザラシなどを間近に観察することができます。
ホエールウォッチング
ホエールウォッチングの写真
ホエールウォッチング
羅臼周辺の根室海峡は日本屈指のホエールウォッチングポイントとして注目されています。季節とともに見ることができるクジラ類の種類が変わることも魅力です。