その他
環境省では、尾瀬国立公園での自然環境保全や適正利用の促進を目的とした取組みを行っており、その一環として、尾瀬国立公園の入山者数を把握するため、平成元年より入山口に登山者カウンターを設置して入山者数の自動計測を行っている。
平成21年度尾瀬国立公園への入山者数は約32万人(対前年度比84.6%)で、その内、尾瀬地域(*)への入山者数は約30万人である。
(※)旧日光国立公園尾瀬地域(他も同様)
最も入山者数が多かった入山口は、尾瀬ヶ原に入る鳩待口(鳩待峠)の約17万6千人で全体の54.6%を占め、次いで尾瀬沼に入る沼山口(大江湿原)の約7万3千人で22.6%となった。
平成20年度と比較すると、鳩待口で約3万人減り、その他の入山口でも同様に減少した。
7月のニッコウキスゲ時期が最も多く、次いで6月のミズバショウ時期、8月〜10月は均等な入山傾向となった。
入山者数のうち、土日に入山する割合は44.2%となり、前年度の43.2%と比較すると1%増加した。
最も入山者が多かった日は7月19日(日)で9,000人であった。次いで6月6日(土)6,800人、6月7日(日)6,300人と続き、ニッコウキスゲ・ミズバショウ時期に集中し、例年通りの傾向となった。また、シルバーウィークの9月21日(祝)は、5,900人と、前年度までにはない利用があった。
平成21年度尾瀬国立公園 入山者数調査[PDF 43KB]
登山者カウンター設置場所[PDF 375KB]