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日光国立公園の見どころ
鬼怒沼
鬼怒沼
鬼怒川の源流域の標高約2,030mに位置する、日本一標高の高い高層湿原です。大小40以上の池塘により構成され、夏の高山植物と秋の紅葉が楽しめます。
日光白根山
日光白根山
日光白根山は、栃木県と群馬県の境界にある標高2,578mの山であり、関東地方の最高峰です。日光湯元温泉、丸沼などから登ることができます。
奥日光の湿原
奥日光の湿原
湯ノ湖、湯川、戦場ヶ原、小田代原は、「奥日光の湿原」としてラムサール条約湿地に登録されています。これらは木道などで探勝することができます。
日光湯元温泉
日光湯元温泉
日光湯元温泉は、湯ノ湖の北岸に立地する古い歴史を持つ温泉であり、周辺の登山、ハイキング、スキーなどの拠点となっています。
中禅寺湖と華厳滝
中禅寺湖と華厳滝
中禅寺湖は、男体山の溶岩による堰止湖であり、その流出口に華厳滝（落差97ｍ）があります。中禅寺湖畔の中宮祠地域は観光などの拠点として賑わっています。
瀬戸合峡
瀬戸合峡
鬼怒川の上流に位置する瀬戸合峡は、深度100mにも及ぶ切り立った岸壁が約2kmにわたり広がっています。また、秋の紅葉の名所としても知られています。
霧降高原
霧降高原
日光市街地の北側に広がる高原。ニッコウキスゲの群生地や霧降ノ滝などがあり、ハイキング、キャンプを楽しむことができます。
日光の社寺
日光の社寺
国立公園の入口には日光東照宮や二荒山神社、輪王寺など、世界文化遺産に登録された社寺が建ち並び、周囲を取り巻く豊かな森林などとともに、自然環境と歴史文化が融合した独特の景観が形成されています。
鬼怒川流域
鬼怒川流域
鬼怒川流域の渓谷美は非常に有名であり、陸上から雄大な眺めを味わえることに加え、ライン下りやラフティングなどを楽しむこともできます。
八方ヶ原
提供: 矢板市
八方ヶ原
八方ヶ原は高原山の東麓に広がる高原です。20万株のレンゲツツジが群生し、初夏には一面が赤く染まります。
塩原渓谷遊歩道
塩原渓谷遊歩道
塩原渓谷付近に3つのコースがあり、体力や興味に応じて選べます。滝や吊り橋、湿地などを眺めつつ、豊かな緑（秋は紅葉）に覆われた渓谷沿いの道を歩けます。
沼原湿原
提供: 那須塩原市
沼原湿原
標高1,230mの湿原であり、四季折々の植物を楽しめます。特に、7月上旬～中旬に一面に咲き乱れるニッコウキスゲが見事です。
那須岳（茶臼岳、三本槍岳、朝日岳など）
那須岳（茶臼岳、三本槍岳、朝日岳など）
栃木・福島県境の複数の火山の総称。現在も噴気を上げる茶臼岳、切り立った岩壁状の朝日岳、那須岳の最高峰で緑に包まれた三本槍岳などがあります。
那須自然研究路
那須自然研究路
八幡温泉と弁天温泉、大丸温泉を結ぶ遊歩道です。八幡園地のツツジのトンネルや、茶臼岳の眺望などの見所があります。
那須平成の森
那須平成の森
那須御用邸用地の一部であった約560haの敷地を、環境省が譲り受けて一般開放したエリア。ブナの自然林などが広がり、様々な自然体験・学習プログラムが実施されています。
生きもの
シラネアオイ
シラネアオイ
日本固有種。名の「シラネ」は日光白根山から付けられています。日光白根山には、かつて大群落が見られましたが、シカの食害や盗掘で激減、保護のための取組が続けられています。
シロヤシオ
シロヤシオ
葉が5枚あることから「五葉ツツジ」とも呼ばれます。春に白い花を咲かせます。
紅葉
紅葉
日光・鬼怒川・栗山地域の山麓部は、ブナ、ミズナラを主として、カエデ等が混じる落葉広葉樹林帯であり、秋の紅葉が見事です。
ニホンザル
ニホンザル
山岳部を除く日光全域に生息。過去に観光客のバッグを奪うなどの事故が増えたため、日光市は全国で初めて「サルの餌付け禁止条例」を制定して普及啓発を進め、近年被害は大幅に減少しています。
ニホンジカ
ニホンジカ
大型の草食性哺乳類で、オスは立派な角を持っています。奥日光でしばしば目にすることができますが、個体数が増えすぎて湿原や森林の植生に深刻な被害を与えています。
ツキノワグマ
ツキノワグマ
本州最大の陸棲ほ乳類です。胸に三日月型やＶ字状の白い斑紋が入っていることから「ツキノワグマ」と呼ばれます。樹林帯に生息しており、ハイキング中に遭遇することもありますが、生態を正しく知って、不意の遭遇を避けるように注意しましょう。
