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大山隠岐国立公園の取組み

鏡ヶ成の自然環境保全活動

鏡ヶ成の自然環境保全活動の写真
鏡ヶ成の北側に位置する象山の山麓には、放牧地や採草地であったススキ草原と山地湿原が広がっています。
これらを保全するため、学識経験者や関係機関で構成する検討会、市町村、地元団体の協力を得ながら保全作業や調査などを行っています。

ウスイロヒョウモンモドキの保護活動

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ウスイロヒョウモンモドキは草原地帯に生息するチョウで、環境省レッドリストにおいて「絶滅危惧ⅠA類」に指定されており、絶滅の可能性が高いチョウの一種です。
ウスイロヒョウモンモドキの保護を図るため毛無山、三瓶山周辺において、生息環境である草原を維持するための草刈りなどの取り組みを地元の方々の協力の下、行っています。

隠岐ユネスコ世界ジオパークとの連携

隠岐ユネスコ世界ジオパークロゴ
隠岐では、地域住民が主体となったジオパークの取り組みが進められており、環境省では、自然とのふれあいイベントや講演会の開催、外来植物の駆除、環境教育プログラムの作成、案内標識の設置など、様々な面でジオパークと連携しながら、隠岐の優れた自然や文化を保全し、持続的に活用していくための取り組みを進めています。