国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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2008年5月22日

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2008年05月22日今春の庭園管理

京都御苑庭園管理

◇閑院宮邸跡庭園植栽◇
閑院宮邸跡庭園池周辺に、尼崎博正京都造形芸術大学教授 日本庭園研究センター所長の指導の下、アラカシ・イロハモミジ・ツバキなど約7種35本の樹木、シャガやヤブランといった草花の植栽を行いました。
4月の作業当初から約一ヶ月がたち、緑もふえてきたので、今の様子をご紹介します。
数年後には、丸太町通から見える外観を遮り、騒音を押さえ、より庭園らしい景観を醸すことでしょう。
この池は、平成15年度からの改修・整備に当たっての事前試掘調査で、新旧の池底や州浜状の石敷きが確認され、18世紀中頃に作庭されたことがわかっています。現在は、出てきた旧状を保存するために、一回り小さく浅い形で復元してあります。


設立当初からの場所に遺る閑院宮邸跡。月曜・年末年始を除く公開中


尼崎所長の植栽指導の様子

4月当初

5月 一ヶ月でも変化が見られます。今後の変化が楽しみです

◇グリーンライティング設置◇
『京都御苑庭園基幹施設再整備基本計画』事業のうち「外灯遮光板取付工事」を行いました。
これは、生物への配慮・光害対策として、外灯内部に遮光板を設置して、水平方向以上への直接光の放出による光害を軽減、利用者の防眩対策を行う工事で、現在の光源について、老朽化時等に取替えて、よりCO2発生の少ない光源に変更が可能となりました。外観は今までと変わりません。苑内182基の外灯のうち、全84基について施工しました。

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