家庭部門のCO2排出実態統計調査
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窓について

熱は多くが窓から出入りするため、窓の断熱効果を高めることは、暖房・冷房のエネルギー消費の削減に効果的です。二重サッシや複層ガラスを用いると、窓の間に空気層ができるため高い断熱効果が得られます。

ここでは二重サッシまたは複層ガラスの普及状況を見てみます。

二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無
(令和3年度)

二重サッシまたは複層ガラスを使用している世帯は全国平均で約4割であり、全ての窓にある世帯は2割強となっています。

二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-144(p.118)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第1表

地方別二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無
(令和3年度)

地方別に見てみると、寒冷地である北海道、東北、北陸での使用率が高くなっており、特に北海道では、全ての窓で使用している割合が約8割となっています。

地方別二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-145(p.118)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第1表

建て方別二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無
(令和3年度)

住宅の建て方別にみると、戸建住宅に住む世帯では約5割が二重サッシまたは複層ガラスを使用している一方、集合住宅に住む世帯での使用率は3割弱の水準となっています。

建て方別二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-146(p.119)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第1表

建築時期別二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無
(令和3年度)

住宅が建てられた時期別に見てみると、新しい住宅であるほど二重サッシまたは複層ガラスの使用率が高くなっており、2016年以降に建てられた住宅に住む世帯では全ての窓にある割合が約5割となっています。

建築時期別二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-149(p.121)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第1表