家庭部門のCO2排出実態統計調査
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エアコンの使い方について

エアコンは最も一般的な冷暖房機器として、多くの家庭で広く使用されています。環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すために、室温を夏季28℃、冬季20℃とすることを推奨しています(設定温度ではありません)。また、エアコン設定温度を1℃緩和した場合の消費電力量は、冷房時約13%、暖房時約10%削減されると見込まれています※。

ここでは、エアコンの使われ方について見てみます。

※出典:財団法人省エネルギーセンター「「省エネライフスタイルチェック25」の各種行動と省エネ効果に関する調査報告書」(平成17年3月)

最もよく使う暖房機器(エアコン(電気))の設定温度
(令和3年度)

暖房機器の中でエアコンを最もよく使っている世帯について見てみると、そのうち半数以上の世帯は暖房時の設定温度を23℃以下としており、約2割の世帯では設定温度を20℃以下としています。

最もよく使う暖房機器(エアコン(電気))の設定温度(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-68(p.80)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第3-2表

エアコン(1台目)の冷房時の設定温度
(令和3年度)

冷房時のエアコンの設定温度を27℃としている世帯が最も多く、全体の約3割を占めており、27℃以上では約6割を占めています。

エアコン(1台目)の冷房時の設定温度(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-56(p.72)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第3-3表

(注)1台目とは、複数台使用している世帯の場合は、夏に最もよく使うエアコンをいう(夏に使用しない場合は、夏以外で最もよく使うものをいう)。

暑い時期の平日のエアコン使用時間(1台目)
(令和3年度)

住宅内にあるエアコンのうち夏に最もよく使うエアコンについて、暑い時期の平日の使用時間が4~8時間未満の割合が最も高く、全体の3割弱を占めています。

暑い時期の平日のエアコン使用時間(1台目)(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-50(p.68)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第3-3表

(注)1台目とは、複数台使用している世帯の場合は、夏に最もよく使うエアコンをいう(夏に使用しない場合は、夏以外で最もよく使うものをいう)。