家庭部門のCO2排出実態統計調査
家庭からのCO2排出量を知る

〜家庭の中からのCO2排出量〜

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住宅の建て方別にみると

建て方別世帯当たり年間エネルギー種別CO2排出量
(令和3年度)

住宅の建て方別にCO2排出量を見てみると、戸建住宅に住む世帯のCO2排出量は3.47トンとなっており、集合住宅に住む世帯のCO2排出量(1.89トン)の約1.8倍となっています。戸建住宅の世帯では集合住宅に比べて1世帯あたりの人数が多く、住宅が広いことなどが影響していると考えられます。また、戸建住宅の世帯では灯油の割合が集合住宅の世帯に比べ高くなっています。

建て方別世帯当たり年間エネルギー種別CO2排出量(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-6(p.4)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-4-1表

建て方別世帯当たり年間エネルギー種別CO2排出構成比
(令和3年度)

建て方別世帯当たり年間エネルギー種別CO2排出構成比(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-7(p.4)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-4-1表

建て方別世帯当たり年間用途別CO2排出量
(令和3年度)

エネルギーの使用用途別にCO2排出量を見てみると、戸建住宅の世帯では集合住宅の世帯に対し、暖房が約3倍、給湯が約1.7倍多くなっています。また、戸建住宅の世帯は暖房の割合が24%を占めるのに対して、集合住宅の世帯では15%となっており、9ポイントの差があります。一般に集合住宅は壁が他の住戸に接していますが、戸建住宅は外気に接する表面積が大きいため、暖房に必要なエネルギーが大きくなっていることなどが影響していると考えられます。

建て方別世帯当たり年間用途別CO2排出量(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」参考図2-6(p.194)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第7-2-1表

建て方別世帯当たり年間用途別CO2排出構成比
(令和3年度)

建て方別世帯当たり年間用途別CO2排出構成比(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」参考図2-7(p.194)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第7-2-1表

建て方別世帯当たり年間CO2排出量(電気・ガス・灯油の合計)の世帯分布
(令和3年度)

集合住宅に住む世帯では1年間のCO2排出量が2トン未満の世帯が約6割となっており、戸建住宅に住む世帯と大きな差が見られます。

建て方別世帯当たり年間CO2排出量(電気・ガス・灯油の合計)の世帯分布(令和3年度)のグラフ
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-43(p.26)
/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-4-1表