「資料集・リンク」


「専門家向けデータベース」
- 米国環境保護庁(USEPA)の取組 トップページ
- 1.内分泌かく乱化学物質スクリーニング計画(EDSP)の主な活動
- 2.EDSPの実施スケジュール
- 3.試験法の開発と妥当性検証について
- 4.優先順位の設定について
- 5.試験の実施
- 6.今後の予定
- 7.参考資料
内分泌かく乱化学物質スクリーニング及び試験法諮問委員会(EDSTAC)1)、パブリックコメント及び米国環境保護庁(EPA)の科学諮問委員会と殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA)科学諮問委員会の勧告を受け、1999年に策定された内分泌かく乱化学物質スクリーニング計画(EDSP)(外部サイト)が取り組みの中核である2)。
1.内分泌かく乱化学物質スクリーニング計画(EDSP)の主な活動
EPAは「特定の物質が天然のエストロゲンと同じような作用、またはその他EPA長官が指定する内分泌作用を人体に及ぼすかどうかを判定するため、妥当性検証済みの適切な試験系及びその他の科学的関連情報を用いて、スクリーニングプログラムを策定すること」が求められ(食品品質保護法、1996)、また「EPA長官は、飲料水源で検出されるその他の物質に対して人口の相当数がばく露する可能性があると判断する場合には、当該スクリーニングプログラムの下でその物質の試験を実施することができる」とされた(飲料水安全法、1996)。EPAは「内分泌かく乱化学物質スクリーニング及び試験法諮問委員会」の勧告(EDSTAC、1998)に基づくとともにEPA長官の上記裁量権に従い、スクリーニングと試験に関する2段階式のスクリーニングプログラム(EDSP)を採用した。
(1) 試験法の開発と開発した試験法の妥当性検証
第1段階(Tier1スクリーニング)及び第2段階(Tier2テスト)を開発し、その妥当性を検証する3)。
(2) 優先順位の設定
優先順位設定手法を開発し、膨大な種類・数の化学物質からTier1スクリーニングの対象とするためのリストに収載する化学物質を選抜する。
(3) 国際的協調を図る。
(4) 専門家による助言及びパブリックコメントを募る。
(5) 施行に向けた法規制上の選択肢について検討する。