大気環境・自動車対策
日本に飛来した過去の黄砂の状況(黄砂飛来状況調査報告書、黄砂実態解明調査)
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黄砂実態解明調査
近年、北東アジア地域(モンゴル、中国、韓国、日本等)では黄砂現象が頻発しており、その影響等に対する関心が高まっています。 黄砂は従来から黄河流域や既存の砂漠等から発生する自然現象としてとらえられてきましたが、近年急速に拡大しつつある 過放牧や農地転換などによる耕地の拡大も原因とされ、人為的影響により、その規模が拡大している環境問題として再認識されつつあります。 黄砂は、植物や交通機関に影響を与えるほか、呼吸器系疾患等の健康影響の可能性が指摘されていますが、飛来した黄砂の物理的、化学的な実態については 必ずしも解明されていません。また、黄砂の飛来と同時に、中国大陸における産業活動に伴う人的発生源からの影響も懸念されます。
そこで、わが国における黄砂エアロゾルの飛来状況を科学的に把握するとともに、わが国に飛来した黄砂の実態解明に資することを目的として、 黄砂化学成分の調査を行い、「黄砂実態解明調査」としてまとめました。
また、平成25年度以降に飛来した黄砂については、「黄砂飛来状況調査報告書」として、その状況をとりまとめています。(令和3年度に飛来した黄砂の解析事例はこちら)
調査の概要
環境省では、平成14年度より黄砂飛来シーズンの間、日本に飛来する黄砂の実態解明のため、目視による黄砂観測結果、黄砂のレーザー光を用いたレーダーで上空を通過する黄砂を地上で計測できるリモートセンシング機器の一種であるライダーによる黄砂測定結果、天気図、中国大陸における砂塵嵐の発生状況、黄砂観測地点からの後方流跡線、SPM/PM2.5濃度、科学天気シミュレーションモデルの一種であるCFORSによる予測結果等のデータを用いて、日本に飛来する黄砂の特徴や経年変化を解析しています。

図1 黄砂観測地点
図2 天気図

図3 SPMの1時間値の分布図
図4 PM2.5の日平均値の分布図

図5 後方流跡線図
図6 砂塵嵐発生分布図

図7 CFORS(dust)
図8 CFORS(sulfate)

図9 ライダー黄砂消散係数の経時変化
調査結果(平成14年度~平成19年度)
調査結果中間報告書(平成19年3月)
黄砂実態解明調査報告書(平成21年3月)
調査結果(平成20年度以降)
黄砂実態解明調査中間報告書(平成20~22年度)
黄砂実態解明調査中間報告書(平成24年3月)
黄砂実態解明調査中間報告書(平成15~24年度)
黄砂実態解明調査中間報告書(平成26年3月)
平成25年度黄砂飛来状況調査報告書
平成26年度黄砂飛来状況調査報告書
平成27年度黄砂飛来状況調査報告書
平成28年度黄砂飛来状況調査報告書
平成29年度黄砂飛来状況調査報告書
平成30年度黄砂飛来状況調査報告書
令和元年度黄砂飛来状況調査報告書
令和2年度黄砂飛来状況調査報告書
令和3年度黄砂飛来状況調査報告書
令和4・5年度黄砂飛来状況調査報告書