石綿(アスベスト)問題への取組 | 建物を壊すときにはどうしたら良いの?
建物を壊すときにはどうしたら良いの?
(1)建築物又は工作物の解体等の作業を行うときは、あらかじめ石綿(アスベスト)の使用の有無を調査する必要があります。石綿等の使用の有無を目視、設計図書等により調査し、それでは明らかとならなかったときには、石綿の使用の有無を分析しなければなりません。
- 現場におけるアスベスト建材の識別資料「目で見るアスベスト建材」(国土交通省HP)
- 石綿(アスベスト)含有建材データベースについて(財団法人建材試験センターHP)
- 建材中の石綿含有率の分析関係情報(厚生労働省HP)
(2)アスベストが使用されている建築物又は工作物の解体等の作業を行うときは、大気汚染防止法に基づき、アスベストの除去等に係る一連の作業を開始する14日前までに、都道府県等に届出を行い、アスベスト飛散防止のための作業基準を遵守しなければなりません。なお労働安全衛生法や廃棄物処理法等の遵守も必要です。
アスベストの飛散防止対策
- 大気環境中へのアスベスト飛散防止対策について(大気汚染防止法関連)
大気汚染防止法に基づく届出や作業基準について解説します。 - 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル2014.6
アスベストに関する基礎知識のほか、法の解説、適正な飛散防止対策について解説します。 - 解体等工事を始める前に(啓発用パンフレット) [PDF 439KB]
- 一般向け建築物のアスベスト対策パンフレット「建築物のアスベスト対策」(国土交通省HP)
アスベスト飛散防止対策についての概要がわかるパンフレットです。 - 災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル (改訂版)(平成29年9月)[KB]
- 災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル 概要版 (平成29年9月)[KB]
- 建築物等の解体等工事における石綿飛散防止対策に係るリスクコミュニケーションガイドライン(平成29年4月)
令和2年大気汚染防止法改正関係情報
- 石綿飛散防止小委員会
- 中央環境審議会「今後の石綿飛散防止の在り方について(答申)」について
- 大気汚染防止法の一部を改正する法律案の閣議決定について
- 石綿飛散防止に係る技術的事項検討会(第1回)の開催について
- 大気汚染防止法の一部を改正する法律案の成立について
- 改正大気汚染防止法について
関係法令・資料
- 労働安全衛生法・石綿障害予防規則関係(厚生労働省HP)
- アスベスト廃棄物の処理等について(廃棄物処理法関係)
- 建築基準法による石綿規制の概要(国土交通省HP 建築基準法関係)
- アスベストをはじめとする建築物の解体等に伴う有害物質等の適切な取扱い [PDF 2,730KB]
(国土交通省HP 建設リサイクル法関係) - 「石綿(アスベスト)の除去に関する費用について」の公表(国土交通省HP)
また地域によって独自の規制がある場合がありますので、都道府県等の窓口に相談してください。
大気汚染防止法に関する届出窓口、問い合わせ先