報道発表資料

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2018年12月04日

サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020中間評価会議及び国際サンゴ礁年2018クロージングイベント等の開催について

 環境省では、地域社会と結びついたサンゴ礁生態系保全の基盤構築を目指し、平成28年3月に「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」を策定しました。今年度は計画期間の中間年にあたることから、その達成状況の評価及び今後の方向性を検討するため、中間評価会議を開催いたします。
 また、国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)が、2018年を3回目の「国際サンゴ礁年」に指定したことを受け、国内でも「つながる、広がる、支えあう」をキャッチフレーズに様々な主体が多様なイベントを企画・開催してきました。この一年間の活動の締めくくりとして、石垣島においてクロージングイベントを開催いたします。
 さらに、一年を通して毎月開催してきた東京サンゴカフェも、いよいよ12月で最終回となりますので、多くの皆様の御参加をお待ちしています。

1.サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020中間評価会議

 平成28年3月に策定した「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」(以下、「行動計画」という。)は、今年度(平成30年)が中間年にあたることから、その達成状況の評価及び今後の方向性を検討するため、下記のとおり中間評価会議を開催いたします。また、同会議では、各現場で進められている今年度の各種取組のフォローアップのための情報共有等も行います。

  1. 日時:  平成30年12月15日(土)13:30~17:30

  2. 場所:  沖縄県八重山合同庁舎 大会議室(沖縄県石垣市真栄里438-1)

  3. 主催:  環境省、石垣市

  4. 共催:  沖縄県(協力 WWFジャパン) 

  5. 議題:  行動計画の中間評価、今年度のサンゴ礁生態系保全の取組状況の共有、意見交換等

  6. 参加者: 関係各県、自治体、有識者、関係団体

  7. 傍聴申込:

     中間評価会議は公開で行います。傍聴を御希望の方は、平成30年12月11日(火)までに下記申込先へE-mailでお申し込みください。申込みの際には、タイトルに「サンゴ礁行動計画中間評価会議傍聴希望」と明記し、傍聴者の所属、氏名及び撮影を希望される場合にはその旨を御記載ください。撮影は会議の冒頭のみとさせていただきます。なお、会場の都合上、申込者数が多い場合には先着順とさせていただきますので、御了承ください。

【傍聴申込先】公益財団法人 日本生態系協会 生態系研究センター 安東 正行

          E-mail: m_ando@ecosys.or.jp  Tel: 048-649-3860

2.国際サンゴ礁年2018 クロージングイベント ~サンゴの海 つなぐ未来へ~

 国際サンゴ礁年2018を終結するにあたり、石垣市の児童生徒によるサンゴ礁保全に関する取組の発表及びオフィシャルサポーター企業等による取組の結果発表の場として、国際サンゴ礁年2018クロージングイベントを下記のとおり開催します。本イベントでは、サンゴ礁の恵みや保全、地球温暖化対策(COOL CHOICE)について広く一般の方に周知することで、2019年以降のサンゴ礁保全の取組につなげることを目的としています。

  1. 日時:  平成30年12月16日(日)9:00~13:00

  2. 場所:  石垣市立新川小学校 体育館(沖縄県石垣市新栄町74)

  3. 主催:  環境省、石垣市

  4. 共催:  沖縄県(協力 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン) 

  5. 対象:  一般200名程度(事前申込み 不要)

  6. 参加費: 無料

  7. ステージプログラム(9:30~12:00)

    09:30~09:35 開会挨拶(石垣市長)

    09:35~09:55 国際サンゴ礁年2018の取組の振り返り

    09:55~10:55 石垣市内の小学校における取組の報告

    10:55~11:50 トークショー「サンゴ礁の恵みと保全、わたしたちにできること」

            ・琉球大学名誉教授 土屋 誠 氏

            ・気象キャスター、気象予報士 井田 寛子 氏

    11:50~11:55 メッセージビデオ上映(アンバサダー さかなクン)

    11:55~12:00 国際サンゴ礁年2018クローズ宣言(自然環境計画課長)

  8.ブース及びクイズラリー(9:00~13:00)

 国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーター企業等の取組紹介ブースを回るクイズラリーを実施しま  す。全問正解者には豪華景品のプレゼントがありますので、奮って御参加ください!

【ブース出展企業・団体】アジア航測株式会社、株式会社オーシャナ、ジーエルイー合同会社、株式会社水中造形センター、株式会社タバタ、株式会社ナウイエンタープライズ、株式会社パディ・アジア・パシフィック・ジャパン、株式会社BSAC、Head Japan株式会社SSI事業部、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン、沖縄県サンゴ礁保全推進協議会、サンゴマップ実行委員会、石西礁湖自然再生協議会、国際サンゴ礁年2018@八重山実行委員会、コーラル・ネットワーク、関東学生潜水連盟 等

  9.ゆるキャラ撮影会(09:10~09:30、12:00~12:20)

 伝えよう、支えよう森里川海アンバサダーのアヒル隊長、WWFのコパンダ、石垣市のぱいーぐるが登場します。

3.東京サンゴカフェ

 国際サンゴ礁年2018を盛り上げる有志の企画により、気軽にサンゴ礁の魅力に触れ、学び、語り合う場として、東京サンゴカフェを毎月1回程度開催してきました。最終回となる12月は下記のとおり開催しますので、ぜひお気軽にお立寄りください。

第12回東京サンゴカフェ

【テーマ】「美ら海を大切にする心」~チーム美らサンゴ・恩納村の紹介~

【内容】 チームの活動紹介と「サンゴの村」を宣言した恩納村の特産品の試食・試飲会

      チーム美らサンゴのロゴ入り防水タフネスウオッチが当たる抽選会もあります

【日時】 平成30年12月20日(木)18:30~20:00

【会場】 MC FOREST 1階(東京都千代田区丸の内2-3-1、三菱商事本館1階)

【主催】 国際サンゴ礁年2018サンゴカフェ実行委員会

【共催】 三菱商事株式会社

【講師】 チーム美らサンゴのメンバー

【申込】 12/17までに国際サンゴ礁年2018サンゴカフェ実行委員会(team4sangocafe@gmail.com) 宛てに  お名前のみお知らせください。定員は40名です。

<参考1>国際サンゴ礁年

 国際サンゴ礁年2018は、サンゴ礁生態系保全の国際協力の枠組みである国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)※1が、2018年を3回目※2の「国際サンゴ礁年」に指定すると宣言したことに基づき、サンゴ礁生態系の価値やそれを取り巻く脅威について普及啓発し、一人一人の行動を促すための世界規模のキャンペーンであり、各国において、政府・民間・学術団体・市民社会のパートナーシップの向上、効果的な管理戦略の実施、持続可能な管理に関する情報共有等を推進することを奨励していくものです。

 国内でも、幅広く多様な主体とのパートナーシップにより、上記の普及啓発や一人一人の行動を促すため、各種取組を展開します。

※1 日米コモンアジェンダを契機として、1994年に日本を含む8ヶ国が、本イニシアティブを開始。現在、38ヶ国・40機関・団体等が参加。事務局は持ち回りで、日本は2014-2016年にタイと共同で事務局を務めました。詳細は以下のウエブサイトで紹介しています。

https://www.env.go.jp/nature/biodic/coralreefs/international/icri.html

※2 1回目は1997年、2回目は2008年。2008年時は、国内でも多様な主体の参画を得て推進委員会を設置し、多数のシンポジウムやイベントの開催、イメージキャラクターの選定等、普及啓発活動を実施しました。

<参考2>国際サンゴ礁年2018の活動情報共有のFacebook

 国際サンゴ礁年2018に係る活動は、以下のFacebookを通じ情報共有されています。

https://www.facebook.com/IYOR2018JP/

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8274
課長   植田 明浩 (内線6430)
課長補佐 宮澤 泰子 (内線6435)
担当   古田 さゆり(内線6494)

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